虎斑竹専門店 竹虎


焼坂への道
その一


安和天満宮西辺守護と書かれたお札を竹にはさんで立ててます。

要するに此のあたりは安和でも西の端という事です。


愛犬のゴン(♂)。


紹介が遅くなりましたが、虎竹林に行くときは何時も一緒です。

焼坂の頂上まで登ると往復十数キロの道のりですが元気に走り回ってます。

夏の暑い日でも途中3カ所に水飲み場があり快適。


たまにイノシシの子供やタヌキを追いかけて行方不明になること有り。

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「どうです、気持ちええでしょう」

おもむろに竹林に分け入り深呼吸する四代目。



ヤマモモの大木が3本ならんで風にゆられています。


「今思うたら子供の頃は山の幸をいっぱい受けちょったですね。

こんな木に登ってヤマモモを嫌というばあ食べよったです。

あと、アケビとかビワ。
ビワいうても野生の実が丸いビワ。

服がびしょびしょになるばあ食べました。

焼坂の峠にも野生のミカンの木があります。」


因みに四代目、山鳥を捕って食べたり、山芋掘ったり、昔は結構野生児だったとの事。


特に小学4年生の冬は朝から晩まで山の中で過ごしたそうで刃物の使い方はこの頃教わったそうです。


「左手には、その頃の傷跡が数カ所残っちゅうですよ僕も体で覚えた方やき。

そうですね、前は近くにアーチェリー場があってそれに触発されて、小さい頃の夢は自分くの工場でもろうて来た竹で作った弓矢でイノシシを倒す事やったですき。」


「………………。」


途中の脇道には遍路道の標識があります。

かっては獣道の様な細い道しかなかったかと思うと交通の難所と言われていたのが納得できます。

しかし、こんな人の往来の難儀な土地ゆえに安和の虎竹は広く知られる事なく結果的に日全国唯一の産地としての今日がある訳です。


≪焼坂への道≫

虎竹の里
竹虎本社にて
焼坂に向け出発!
ちょっと寄り道
○焼坂への道 その一
焼坂への道 その二
竹職人にご挨拶
しばし休憩
もうちょっと休憩
いよいよ頂上へ
焼坂からの帰り道


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