創業明治27年日本唯一、虎斑竹専門店 竹 虎  [ 最終更新日: ]     

竹の性質と加工

竹の性質と加工
変幻自在の竹
竹は草でもなく、木でもなく独自の性質を持つ「竹」そのものです。変幻自在の顔を持つ無限の可能性を秘めた竹。たった一本の真っ直ぐな竹を、割る・剥ぐ・曲げる・編むなど職人の手を経て様々に形を変えて、衣食住を問わず私達の暮らしに寄り添ってくれています。

また竹の空洞で節がある構造を利用したり、竹根、葉、枝など余すところない竹を活用することで可能性は無限に広がるのです。今回は、そんな竹ならではの性質と加工についてご紹介します。



割



竹割り 竹割り
竹を割った性格と言われるように、竹は割り目を入れると繊維に沿って勢いよく割れます。竹割りは、竹細工に加工する上で基本の工程です。竹の種類によって割りやすさが大きく異なります。虎竹のような淡竹(はちく)は比較的固く粘りがなく肉厚も薄いので割りやすいですが、真竹は粘りがあるため少し割りにくいのです。



剥



竹を剥ぐ 竹を剥ぐ
竹ざるや竹籠を編むために必要な竹ヒゴを作るには、割竹から更に竹を剥ぐ作業が求められます。竹はただ剥いだだけでは厚みも均等にはなりません。「裏すき」「薄剥ぎ」をしながらヒゴの厚みをそろえていきます。

熟練の職人さんになると、手の感覚だけで剥いだ竹の厚みがどれくらいか分かるようになるのです。剥ぎだけでいかに出来るだけ希望の厚みに揃えられるかが職人の腕の差です。



竹の剥ぎ方 竹の剥ぎ方
竹の剥ぎ方は、竹割り包丁の刃の部分で割り込みを入れ、根元部分のとがった金具部分で剥いで行く方法があります。刃物部分で剥ぐと、刃の部分が竹の身の部分に食い込んだり、ひっかかったりして剥ぎにくいためです。しかしこの方法は主に九州地方でやられている手法で、産地によってナイフで剥いだり、根元部分の金具のついていないナタでそのまま剥いでいる職人さんもおられるのです。



曲



しなやかで折れない竹 しなやかで折れない竹
破竹の勢いと言うように最初の一節を割ると竹は一気に割れていきますが、一方で簡単には折れないしなやかさを持つ剛柔合わせた植物です。強風や雪にも折れることなく、一年中青々としていることから竹は生命力を象徴する縁起の良いともされているのです。



竹の矯め直し 竹の矯め直し
伐採された竹は実は1本として真っ直ぐなものはありません。油抜き後の熱を利用して竹の曲がりを一本一本矯正していきます。この「矯め直し」 という竹の矯正作業がないと、真っ直ぐな竹を利用した竹細工はできないのです。



熱を加えて矯める
竹は熱を加えると繊維が柔らかくなります。この状態の時を利用して矯め直し作業は行われます。矯め木と呼ばれる穴の開いた木に竹を差し込み、曲がりのある部分を一節ずつ押し曲げながら、竹を真っ直ぐにする作業です。


動画で詳しく見る。




熱を加えて曲げる
竹ヒゴや割り竹などの竹を曲げる場合にも、熱を加えて繊維を柔らかくてから曲げていきます。
丸竹の場合には火を入れをしてもあまり急な曲がりは付けられません、しかし、割り竹なら折れにくいので、曲げ角度を大きくすることができます。



角物と呼ばれる竹籠
ただ単純に曲げるだけなら比較的簡単ではありますが角物と呼ばれるランチボックスや豆腐籠のような、上下の枠や蓋などの大きさやアールを正確にあうよう、キッチリと揃えなければならない場合は非常に難しいのです。四角い形の野菜籠も、元々は底編みだけが四角形で、立ち上がりは丸みを帯びた楕円形の作りです。
直角に曲がった四角い竹枠をはめて形を整えています。



 
曲げ加工を加えることで竹細工の印象はガラッと変わるぞね♪緩やかなカーブなら柔らかで優しい雰囲気に、カチッとした角物ならシャープな雰囲気に。皆様は、剛柔どちらの表情をした竹雑貨がお好みですろうか~?

 
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編



ヒゴ取りから竹編みまで
竹を割って剥いだ後、ヒゴ取りと竹編みを経てようやく竹細工ができあがります。竹ヒゴと言っても、ヒゴの用途によって過程は様々です。必要な幅に均等に揃える「竹割り」、厚みを整える「剥ぎ」、ヒゴ幅をあわせる「幅引き」、触りを滑らかにする「面取り」など、細やかな作業があります。
動画で詳しく見る。




竹を編む
竹籠や竹ざるには昔から多くの竹編みが使われてきました。ゴザ目編みや四ツ目編み、亀甲編みなど竹の編み方は数えきれないほどです。竹の編み方ひとつで竹細工の機能性や表情は大きく変わってきます。



職人の早業
竹細工の歴史は長く、竹編みを、いつの時代に誰が始めたかは明確にはなっていません。職人のセンスや遊び心からふと生まれた竹の編み方もあるかもしれません。しかし、竹細工を生業とする職人にとって竹籠作りはスピード勝負の世界でもありました。手の早さを競いあいながら、竹は無駄がはぶかれ、磨かれてきたのです。


動画で詳しく見る。



 
割りから剥ぎに竹編みを通して、ようやっと竹細工が出来上がるがぞね。ちょっと工夫するだけで竹ざるに高足をつけれたり、深さや丸みをもたせたり...竹ざるひとつをとっても、生活スタイルやニーズにあわせてデザインもどんどん変化しよります~!

 
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竹の空洞と節



竹の空洞と節
竹がしなやかで折れない理由のひとつに空洞と竹節の関係が挙げられます。棹が空洞ゆえに軽くしなりを保ち、節があることで強度と粘りが備わるのです。地面に近い元の部分ほど節が多く節間は短くなり、先に行くにしたがって節間は長くなっています。竹の縁起の良さとあわせて節があることで、大切な方の節目に贈るギフトとしても重宝されています。



天然竹そのままの形
竹の形は丸いものばかりではありません。円形に近い物もありますが、楕円形になったものもあります。自然そのままの竹は、ひとつひとつ太さや形、厚みが異なるため、商品の仕上がりも個性豊かなのです。



 
節と空洞は竹ならではの特徴ちや!真っ直ぐでシンプルに見える竹も、この節が良いアクセントになってインテリアにピッタリ♪ビアグラスはもちろん、そばちょこやぐい呑みなど竹節を活かした竹商品も意外と多いがです。

 
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  竹の清々しさ、そのまま。口当たりの良さや優しい感触は他では味わえません♪   極太の孟宗竹を厳選した、肉厚感と存在感たっぷりのワインクーラーです。   竹節盛皿は天然竹の節部分だけを切り出しました!お茶の時間を盛り上げます。   竹の節の曲がりや割れもそのまま、一味違う竹炭オブジェです。
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根、枝葉



地震の時には竹藪に逃げろ
竹根は地下茎と呼び、根っこ同士で繋がっています。天然の鉄筋コンクリートと言われるように縦横無尽に根が地下を張り巡っているため昔から「地震の時には竹藪に逃げろ」と言われる程
です。

太い部分から細くヒゲのように根が沢山伸びているのがお分かりいただけるでしょうか。根だけでも竹の強い生命力を感じるのです。



竹根の杖
竹根で有名なのはブランドバックの持ち手ですが、昔は杖として多用されていました。チョビ髭がトレードマークの喜劇俳優で有名なチャップリンが持っていたのも日本製の竹根の杖でした。竹根の元の太い部分は茶碗などの工芸品に使われる事もあります。

竹枝や竹穂 竹枝や竹穂
竹の棹から打ち落とした竹枝や竹穂は垣の飾りなどに活用されています。 竹虎の竹垣では主に黒竹の竹穂を用いています。

香り豊かな竹葉
サラサラと音をたてる竹の葉は沢山あるように見えますが、いざ集めようとすると1本の竹では驚くほど少量しか集められません。

摘みたての生葉はすぐに乾燥してしまい干からびたようになります。生しい竹葉は、香り豊かですが湿気から黒ずみやすいため瑞々しい状態のまま保つのは苦労します。



虎竹ゴールド
葉は煮出して染料にします。新鮮な竹葉であればあるほど美しく発色するのです。日本唯一の虎竹葉の染料はキラキラ日の光に輝く黄金色「虎竹ゴールド」などと呼ばれる事もあります。
焙煎と蒸らしで茶葉に
竹虎では虎竹葉を100パーセント使った茶葉をお届けしています。焙煎加工で甘く透き通るような香りを、蒸らし加工で虎竹葉の豊かな風味と旨味をギュッと引き出しました。竹ならではの風味を一杯に楽しめる一杯です。
棹に根っこ、枝葉と竹は捨てるところが全くない、環境にも人の暮らしにも優しい資源ながです♪暮らしの生活用品だけでなく食品や衣料品など、竹の性質と加工を利用すれば竹の可能性が無限に広がっていきますき~!

 
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竹の集成材とは? 竹の集成材とは?
竹の集成材は、竹材を無駄なく有効利用するために生まれました。竹の比重はあのナラの木よりも重く、頑丈。更に弾力性があるので曲げ、圧縮強度に優れています。

竹のものさしとして使われているように、竹の繊維は一定で、長さに対しての狂いがほとんどないのも特徴です。竹が非常に硬いことから以前は加工の難しい素材とされていましたが、近年では工業技術の進歩によって竹にも集成材としての加工技術を応用することが可能になったのです。



注目の竹集成材
竹集成材は竹材を一定サイズに切断し、割竹にしたあと炭化加工します。それらの竹を何本も機械で固定させ圧着させれば集成材の完成です。竹ならではの自然な色目の違いや節の部分がそのまま表情として浮き上がります。
ユニークながらもどこか温かみを感じさせる竹集成材を使用した商品は、虎竹スマホスタンドや竹キューブ時計、竹の家具など色々です。



 
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  初めての方限定で、竹集成材のサンプルを無料でお届けします♪   竹集成材と虎竹の豊かな表情が楽しいスマートフォンの指定席。   お洒落でシンプルなデザインは、和洋を問わずお使い頂けます!   卓上にも寝室にも置ける可愛い手のひらサイズ。竹の市松模様が美しいのです。
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竹は捨てる所のない天然資源。
竹は3ヶ月程で親竹と同じ大きさに成長し、3~4年で製品へ加工する事のできる生命力の力強い植物です。永続利用が可能な唯一の天然資源と言われる竹は、環境問題が問われる現代では切っても切り離せない新素材だと竹虎は考えています。

何より竹は棹、根、枝葉と先端から根っこまで無駄になるところが一切ありません。竹は驚異的な成長スピードだけなく、素材そのものが持つ力も本当に素晴らしいのです。

多様化する人々のライフスタイルや価値観ですが竹の無限の可能性は、きっとこれから100年後の人々暮らしにも寄り添っていけるのではないでしょうか。だからこそ昔懐かしく、けれど新しい...そんな竹のある暮らしを皆様に提案していきたいのです。



竹について(竹の種類) 竹編みの種類 竹の用語辞典 虎斑竹とは?
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虎竹の油抜き(矯め直し) 虎竹の伐採方法(竹の切り方)
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