インターンシップ高知 2016夏


	竹虎（株）山岸竹材店は、創業明治27年（1894年）の竹の老舗。122年の長い歴史があります。高知県須崎市の安和でしか取れない希少な虎斑竹を取り扱う日本で唯一の総合的な竹屋です。


孟宗竹を半割にしただけのシンプルな作りながら昔からいつでも、どこでもできるお手軽健康法として愛されてきた国産（日本製）の青竹踏みです。

日本唯一の虎竹の里の竹林は、虎斑竹とそうでない竹の両方が生えているんです！虎竹の里では昔から虎竹ばかり増やしてきた事もあって、竹があったと思えば虎竹ですが、ごくわずかな一部分だけ、孟宗竹の林となっている山があります。

上の写真は道を挟んだ右側が孟宗竹の林、左が虎竹の林、なんとも珍しい場所なんです。


	竹の根の特性を知った！竹根は地下茎と呼び、根っこ同士で繋がっているんだって。根っこを引っ張ってもびくともしないし、保水効果もあるんだって！竹ってすごいです！！


竹林は間伐されていて、程よく日差しが当たり竹が成長しやすい環境にしているんです。風とおりも良く気持ち良い～！！


	山の斜面がとても急だった！職人さんや自然の動物が歩いてきた道。竹虎一代目が通り、二代目が通り、三代目が通ってきた道が残っていることに驚いた！さすが「奇跡の道」！


	700度にもなるガスバーナーの中に竹を入れます。ガスバーナーの中はまさに灼熱！！傍にいるだけで汗が吹き出ます。


高温のバーナーで炙り、竹の表面の油と竹の内部の油を出します。作業が始まると甘い香りが工場一杯に広がりました。


	炙って出した油と竹の汚れを一緒に拭いていくことで、表面のツヤを出しているのです。


	竹の先端部分には枝が付いています。これを切り取る作業が「枝うち」です。切り取った枝は竹垣の装飾など別の商品に使われるそうです！


切り取った枝の根元をキレイに取り除く作業が「目打ち」です。専用の台とノコギリを遣って1つ1つ手作業で取り除きます。竹に切り込みを入れる深さや力の入れ加減が難しかったです。


	想像以上に難しい花籠づくり。竹虎工場長が作り方を解説してくれるDVDを見ながらつくります。水にぬらす前と後の竹ひごの柔らかさなど竹を扱う工夫なども知ることができました！


DVDの解説どおり進めていくと作り上げることができるのですが、思った以上に難しい！お互いわかる人が分からない人に教えて花かごを完成させました。


詰め物に使う新聞記事の内容はお客様のことを考えて選ぶ徹底振り。地元の新聞を使用しているのも、県外のお客様に高知のことが知れると好評だからなんです！


	商品を梱包した担当者の顔いりカードを同封。誰が担当したかわかる仕様になっています。商品の梱包作業に自身のあるからこそできる技です！


また、お客様がダンボールをあけやすいようにガムテープの端を折っています。お客様が商品を受け取った後のことまで考える細やかな心遣いです！


	嬉しいがですよ！こんだけ丁寧に包んであったら、お客様も喜んでくれる。それで喜んでくれたお客様が手紙を書いて、梱包したスタッフ宛に送ってくれるがです。自分のした仕事に対して直接お礼の言葉が届くがやき、こんなに嬉しい仕事はないですよ！

私は、相手のことを意識して作業する大切さを学びました。自分の作ったものが相手に渡った時、どう感じるのか。「素晴らしい」と感じてもらうものを作るには細部にいたるまで意識をめぐらせなければならないことを学びました。「よりよいものを作る」ということを意識すれば自分が何を考えて作業すべきか見えてきます。この経験はすべての仕事において使えると思います。

十河翔

この2週間竹虎さんのインターンシップに参加させていただいて沢山のことを学ばせていただきました。本社での研修ではお店の裏側が沢山見れて面白かったです。ひとつの商品が届くのにも沢山の人がかかわって色んな工夫がされていることを知りました。初めてだらけのインターンシップでとても貴重な体験ができたと思います。この経験をこれからの人生で活かしていきたいと思います。

金枝洸樹

今回のインターンシップで私は「変わり続ける」ということを学びました。常に変化している時代の中で自分自身も変わっていかなければ前に進めないし、成長もできません。いきなりじゃなくてもいい、小さな変化を積み重ねて大きな変化に結びつけることが大切なんだと知ることができました。私は自分の意見を伝えることが苦手なのですが2週間を通して少しずつですが伝えられるようになりました。その経験を糧にこれからも自分を成長させていきたいと思います。

丸本礼

多くのことを学び、多くの経験を得ました。知らなかった虎斑竹のこと、商品になるまでの数々の工程、従業員の方の思い。このインターンシップに参加しなければ知らなかったことばかりです。初めて顔を合わせた人たちと協力して作業する上でコミュニケーションを取ることの大切さを学び、積極的に行動していれば自然とコミュニケーションをとることができると感じました。
この2週間で学んだことを今後の
生活に活かしたいと思います。

上森美沙希

今回、インターンシップで10日間お世話になり様々なことを学ぶことができました。朝礼のときに感想を発表したり、どうすればお客様に喜んでいただけるか工夫したりと沢山考えることがあり、考える力が身に付きました。そして一番は、感想を文章にして書き出す力が身に付きました。特に何かしたわけではなく、毎日日報やレポートを書き、私が苦手とすることを毎日やる事によってインターンシップ前の私より文章にして書き出す量が増えたことを実感しております。自分を変えることができ本当に素晴らしい思い出となりました。これからも変わり続けることを忘れずにインターンシップで学んだことを生かしていきたいと思います。

山田和希

今回のインターンシップでは貴重な体験やお話が聞けるとともに、学べることも多くとても充実した時間でした。竹や竹虎の良いところを知れたり、仕事をする上で大切なことが知れてとても良かったです。ECでのグループでのホームページ案を出し合うのも楽しく、社長のお話もすごく興味深かったです。社長のお言葉はどれも今後の人生に役に立つことがいくつもあったので、できることからはじめたいと思います。そしていつしか自分にしかできない仕事をしたいなと思います。

鈴木智哉

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