虎竹のある暮らし
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インターンシップ 高知 2026夏

竹虎インターンシップ

竹虎インターンシップ2026

虎斑竹専門店 竹虎では2001年より毎年インターンシップを開催しています。2026年度は学生だけでなく一般の方も含めた4名が参加。本社のある「虎竹の里」で5日間を過ごしました。厳しい暑さの中での5日間となりましたが、4名の皆さんは竹や手仕事に真剣に向き合ってくださいました。同じ竹を手にしても、感じることや興味を持つところは一人ひとり違います。だからこそ、新しい視点を持つ方々に当社の仕事を見てもらい、言葉を交わす時間は、毎年多くの気づきをいただける貴重な機会となっています。

竹虎インターンシップ日報 竹虎インターンシップの参加者

花かご作りに感動

8月24日(月)

戌子や20日の山の神様の日など、古くから伝わることを大切にしていると知り、インターネットで販売する等、新しい技術を取り入れる一方で伝統工芸という自然に触れる仕事をする意識にひかれました。また、放置竹林の竹を切って商品にすればいいなどと言うのは、短絡的な考えだったと反省しました。竹は暑すぎても寒すぎても切りすぎてもいけないから、難しい植物で、それを相手に商売をするのは短期的な利益だけをおい求めるだけではいけないと感じました。

就職活動でいろいろな会社の説明を聞くと、「SDGsの対策をしています」などと話している所が多いけれど、新しく何かを作り出している以上環境の負荷はかかるから、廃棄するか修理して再び使えるようにするまで責任をもっているのはすごいと思いました。また、海外の人向けにオブジェのような単価の高いものを販売するのではなく、日常の中にとけ込むような実用品を作るという考えは、山を守って何年も竹をとれるようにするという価値観を守るから、矛盾がなくて納得できました。

花かご作りでは、接着剤やひもなどを使わずに1つの作品を作れることに感動しました。編み方次第でいろいろな用途に使えるものが作れるし、日本人が昔から竹を日用品として扱っていたことが垣間見えて、面白かったです。1つのものを作るのに何時間もかかり、自分で作ったからか愛着がわきました。配送業務の手伝いでは青竹踏みを積む作業をしました。竹の重みがずっしりと伝わってきて、何mもある植物を支える重みを実感しました。

楽しさや達成感を見つける

8月25日(火)

竹細工と聞くと編む作業を思い浮かべがちでしたが、竹を取ってきて編める状態の"ひご"にするまでとても大変な道すじがあることが分かって、竹細工の職人さんは細かい作業だけをしているという思い込みに気がつけました。正直に書くと、暑いし、汗をたくさんかいて終わりがないように思える作業だったので、精神的にも身体的にも疲れました。普段の運動不足を実感しました。でも、たまに涼しい海風がきたり、竹の匂いを感じたり光沢が出た竹を見ると、この作業も悪くないと感じてきました。ずっとこの作業をくり返して、楽しさや達成感を見つける感覚は、他の仕事にも当てはまると感じました。

もし、今後違う仕事に就くことになっても、自分が納得することができたらいいな、と感じます。最後の方で油抜きをやり直すときにこの作業の意味などを聞き、もっと丁寧に色合いや汚れ、太さ、重さなどを感じながらできればよかったと、今までの作業をやり直したくなりました。お話を聞いてからは、お客様がこの竹を受け取ったときにどう感じるか考えながら作業することができたと思います。

一緒に作業したインターン生が、油抜きが終わった竹を見て「きれい!」と言っているのを横で聞きながら作業すると、竹が一段ときれいに見えてきて、一緒にできてよかったと感じました。

インターンが終わっても竹と関わりたい

8月26日(水)

工場の朝礼の際の専務のお話から、職人でも竹細工だけをやっていればいいのではなく、人間的に成長することがどの仕事をする上でも大切だと感じました。基本的な挨拶や、文字を読み書きすることはもちろん、できない事を認めて成長しようとすることも大切だと感じました。

竹林見学ではたくさん竹が生えているけれど、使いたくなるような竹はごく僅かだと聞き、虎斑竹さえあればなんでも作れると思っていたので、難しい世界だと感じました。竹林を見学に行くまでも険しい坂道でツルツル滑るから、ここでどうやって竹を運んでいるのか、説明をしていただいても想像するのが難しかったです。

目打ちでは、切るところがいろいろな形に見えて、少し楽しみながら作業ができました。ハートとかネッシーやハサミに見えることが多々ありました。この作業も、竹細工を作る上では欠かせないことだと思うけれど、何本もやっているうちに手が痺れてきて、編む作業が竹細工ではないし、体力がないと務まらない仕事だと体感できました。また、自分が将来、どのような形で竹細工と関わりを持ちながら生活するのか、想像しながら作業することができました。竹細工を仕事か趣味で作ったり、作品を買って使ったり、インターンが終わっても竹と関わりたいと感じました。

「ありがとう」に感じたやりがい

8月27日(木)

今朝、「新しく何かを作るよりもインフラ系の企業で社会基盤を支える仕事がしたい」とお話ししましたが、新しく機械や化学製品を作り、物質的に豊かな社会にする企業よりも、現状を維持する仕事がしたいという意味でした。なので、山の自然と向き合いながら、循環する素材である竹を扱う竹細工は魅力的だな、と感じています。今日少し思いついたことなのですが、一般企業で働いて営業や経理などを学び、お金をためてから竹細工をやるのもいいな、と感じています。

今日、梱包作業を体験して皆さんの仕事と休憩の切り替えがすごいと感じました。休憩や朝礼の時は和気あいあいとしていて、雑談や笑い声が絶えないのに、仕事中は真剣にプロの表情で作業していてかっこよかったです。教え方も、言葉だけでなく実践しながら教えて下さったので、より早く理解できました。分からないことを聞くと、嫌な顔ひとつせずに優しく教えて下さったので、私もこのような先輩あるいは上司になれたらいいな、という目標ができました。作業中は昨日と同じように同じ作業を繰り返していましたが、より速く綺麗に梱包できるように自分の中で試すのが楽しかったです。

あと、いつか職場の教養で読んだ、心を込めてあいさつやお礼をすることの重要性にもあらためて気が付けました。私が作業が終わったことを報告すると、必ず笑顔で「ありがとうございます」と言って下さり、この言葉だけで、この作業をした甲斐があると感じられました。

すべてが虎斑竹を守る上で必要不可欠

8月28日(金)

今日も昨日に引き続き梱包作業をしていました。工場での作業とは異なり、住所や名前の正確さ、梱包の仕方のルールなど、たくさんの決まりの中、作業しているのが印象的でした。和やかな雰囲気ですが、間違いが起こらないように自分には厳しく、個人々々でやっているので、このような雰囲気が仕事をする上で一番適していると感じました。

一週間を通して、竹を編んだり油抜きをしたり、職人さんの仕事をしてから事務の仕事をしてみて、全部の仕事が会社を維持し、虎斑竹を守る上で必要不可欠だと感じました。よく発送していたのは青竹踏みや竹酢液、竹炭、石鹸、竹炭の洗い水など、竹細工よりも日用品が主だし、事務の方々の細やかな気づかいでリピーターが増えていると思いました。職人さんは竹細工だけでなく朝礼での挨拶実習も、職場の教養朗読と感想を発表するのも、コストの意識を心がけるのも奥が深いな、と感じました。やはり、職人さんの人柄や習慣が作品に表れることがあるから、日々の心がけも大切なのかな、と感じました。

今回のインターンシップでは、他の企業では学べない自然との共存や職場の環境をよくすることなどのこだわりを見出すことができました。5日間だけでしたが、とても貴重な体験を本当にありがとうございました。

竹虎インターンシップの参加者

作業場の大きさと竹材の量に圧倒

8月24日(月)

竹材を保管する作業場のでかさと竹材の量に圧倒されました。土地が広いのもありながら、京都でもここまで広い保管場所はあまりありません。山を見ないとどの竹が良い竹か理解できない。でも、切った竹の用途も工程も使い道(方)も知らなければ、どのための良い竹かもわからないと聞き改めて竹に対する接し方、自然に対しての接し方を知りました。年間で戌の時期は竹を取らないなど、昔をしていた事を変えてみたりして結果がどう変わった、良かった悪かった・減少したなど、良し悪しを研究しながら現代に合わせたニーズや「お客様の欲しいものを作り、虎斑竹を残していくには」

思い入れのある竹製品などの修理をしている会社や事業が珍しいことにも驚きましたが、お客様の注文がないと会社はなり立たないし、欲しいものを作らないと売れないし、日本で竹をとだえることをなくしていきたい思いを知り、とても理解しました。

今までも人にかご作りを教えたことがありましたが、同じものは作れないし、一人一人の個性があって教えるごとに教わっています。

よく考えて、理解に変えていく

8月25日(火)

職場の教養で小さな気づきを整理・整頓・清掃に変え、気になる箇所は綺麗にする、直すなど品質管理や心の持ちようにする意識の姿勢になるほどと思いました。自分が作業する時に使ったものが次使う時にどこに行ったかわからなくなることがよくあり、作業効率やコストなど全ての工程に影響を受ける可能性があることに今回気付くことができました。時間は有限で、一定の時間でどれだけ短縮して綺麗にできるか改めて、職人のすごさを感じました。

添付ファイルを見るためにパソコンがあることに驚きましたが、理由である被害があった時のための保険としてあると聞き、腑に落ちました。始業前に機械を見せていただいて、同じ作業でも違ったり、完成品が綺麗に見えるやり方を工夫し、より見ためも使いやすさを兼ね備えた商品が出来上がっていることを理解しました。

慣れの中にも必ず気付けなかった所や忘れてしまっていた所、失敗したとこがあり、気の緩みや見落としなどで出来ているのに少しでも残念な箇所があるとより残念に思う心掛けを持とうと思いました。油抜きの作業で短い竹を2人でやっている間に、他2人は縛って運び、次やるものを運んでくるようにしましたが、両側から4人でやると2人の時より効率が倍になると説明を聞き、何事も人数分だけ作業効率が良くなる発見がありました。

拭く作業では油分の浮き上がる速度が竹によって全く違うし、拭いている間に次のエリアを熱し、いかに少ない工程ですばやく丁寧にできるか方法を模索できました。竹の厚み・硬さ・円周・重みで熱する時間を考えながら作業できて、頭も体も良い疲れができました。

4年間学んできても、知らない事はまだまだたくさんあるし、聞かれて答えられなかった事などもあり、悔しく恥ずかしく思いました。色々なやり方がある中で知らなかった事や知ってても忘れた事など、質問できることは質問し、疑問に思えなかった所をよく考えて、理解に変えていこうと思います。

挑戦しないのはもったい

8月26日(水)

分からないことを分からないままにすることは結局自分が成長出来る機会をみすみす逃していて、商品を作る中で1つでもなんとなく作業すると良い物は出来ないので、出来ない事・分からない事を自身が認めて吸収して成長に変えていけるといいなと思います。やろうとすればできることややれることをしないのはただの慢心で、失敗すること間違えることを恥ずかしい事だと思って挑戦しないのはもったいないなと思いました。知らないことを知ろうと思うこと、何かを始めるためにはチャレンジできる機会を逃さないように心掛けようと思います。思い出せたことを後回しにして結局忘れてしまうことがよくあるので、気づけたことをすぐ行動に移せるようにしています。

先日の油抜き作業で色が出ていない(青みが多めの)部分は、真竹とかと同じで日当たりが多いからなのかと思っていましたが、金明竹のような縞模様に近いことに驚きました。虎斑竹の模様は生えてきてから2、3年後に出てくることが不思議です。他の地域に植えても虎模様が発現しないとあってまだまだ分からないことが沢山です。考えるきっかけは仕事で貰うと自分の甘さや慢心に気づける機会で続けていくことの大切さも理解しました。

目打ち作業でノコギリの使い方に慣れていると言っていただけたことが、今まで学んできたことが意識せずとも体に染み込んでいて嬉しく思いました。1本目と20本目ではスピードも丁寧さも少しずつ違いが見られ、頭で理解し行動にできていると実感しました。一つ一つの竹でも枝の高さや角度、大きさなど個体差があって、それによって刃の入れ具合も変化するので個性を見て変えていく意識を持ちながら作業できたことが今回の発見でした。

試行錯誤を重ね、より良いやり方を模索する

8月27日(木)

確認を怠れば失敗も手間も増えて無駄な時間ができるので、自分が分かっていない・理解できていないことは確認する、詳細まで伝える意識を持っていこうと思います。

配送・受注作業は、お客様にお届けする商品の確認をしながら丁寧に袋詰めにあたる業務で、お客様の思いの詰まったものを扱うとあって、傷や汚れがないか最終確認とも言える工程で、昨日とはまた違った緊張感を持って取り組んでいました。細長い竹炭を梱包する作業を行いました。最初はもたつきがあって、丁寧さに重きを置いて、間違いがないようにしていました。少しやってくると動きに無駄が出ないよう配置を考え、そのあと三袋分の炭を用意し2本ずつ入れられることが分かったので効率が倍くらいでできていたと感じます。欠け、傷、短い・曲がりなど商品として入れられるかを判断し、綺麗な梱包が出来たと思っています。試行錯誤を重ねより効率の良いやり方を模索する意識が大切だと感じました。

工場で大崎さんに話を伺いました。この道具は何に使うものなのか労力に見合う商品を作るために省ける作業を抜いて工夫していたり、枠の藤巻きがシンプルで簡単なものや針金で固定することが多いと聞き不思議に思いました。手作業で行っていた工程でへぐ作業や丸枠のつくり方まで機械でできることに驚きました。値段や型崩れがしやすいかごなどで判断し短縮で数を作っていてすごいと思いました。九州地方で使用されている道具が多くて興味深く面白かったです。

虎斑竹で経営する意味と竹の繋がり

8月28日(金)

梱包作業をしました。購入する店舗によって入れる用紙が違ったり、5回・10回記念でプレゼントがあったりと間違いが起こりそうな荷作りを経験しました。その間違いを無くすためにチェックを入れたり指差し確認をしたりと工夫して漏れが無いよう意識してできたと思います。お手本を見せていただく時、手元の動きを注視していて、それをすると素早く丁寧な作業の動き方がよく分かるので、ガムテープの貼り切り、白い紙の包み方など動き方がわからないや早くできる方法が見つからないといった自分の中での疑問が解けていくのを感じました。数をこなしていく内に「こうすればいいのか」という発見が多くありました。梱包作業はお客様の思いの詰まった商品をお送りするための重要な役割で、品物の破損がないかをしっかり最終確認する大事さを知りました。

一週間を過ごす中で、その地方の中での工夫や試行錯誤してきたやり方が表に出ていて驚きがありました。同じ商品の数を量産するのと一点物を作るのでは作業の仕方に違いが大きくあって、虎斑竹で経営する意味と竹の繋がりが消えていってしまわないようにできることをやるという考えにもそれぞれの考え方を持っているんだなと思いました。 高知で経験してきた工夫してきた話を聞けてとても面白く不思議に思ったことの理由を知り納得したりしました。

竹虎インターンシップの参加者

初めての朝礼に圧倒

8月24日(月)

人生で初めて朝礼に参加し、その雰囲気に圧倒されて1日が始まりました。朝礼の中で3日坊主で終わらないために、何に時間を使うか取捨選択する事の重要性を感じました。また、社員皆さんが大きな声で「おはようございます」「いらっしゃいませ」と声出しされていて、社会に出るという事はこういう事なのかなと知る事が出来ました。

次に、工房見学をさせて頂きました。工房入った瞬間竹のにおいが鼻に香り良い匂いだと感じました。「20日は森に入らない」「女性の生理のように竹にも波がある」知らない事が沢山あるなと感じました。また、日本の伝統的なルールを守られているんだなと感じました。工房見学でお話しされていた「竹の良さを知って欲しい」「竹細工を浸透させたい」とお話しされていたのが印象的でした。最近の人は、デザインや技に足りすぎる部分がある。竹虎さんとしては、「ざる」などといったオーソドックスな物を作りたい。昔から使われている日本の伝統品の良さを本当に広めていかれているんだなと心から感じました。

そして、お金を儲ける事とやりたい事の両立の難しさ、利益を出し続ける大変さを感じました。虎斑竹という森の中でも2,3割程度しかない貴重な竹かつ自然な物を扱う難しさ。日本のマーケットではなく海外から注目されていてもお金を生み出す事の難しさ。日本人が持っているニーズを満たしつつも、竹虎さんとして守りたいビジョンや大切にしている理念をどう守るかが大変難しそうだと感じました。そんな中でも「本物の生産を作り、市場で1番であり続ける」事が大切だと知りました。

話は変わりますが、花かご作り体験でも学べた事が沢山ありました。初めてかご作りをしたので、自分で作れるのか不安な部分もありました。1つ1つの作業が繊細で不器用な私には少しと大変でした。しかし、自分で1つのカゴを作れる事が出来嬉しかったです。

今日を通して、竹虎さんが大切にされている行動指針を少し知る事が出来たと感じます。明日は、さらに積極的に質問し、色々な事を吸収していきたいと思います。

仕事は信頼の積み重ね

8月25日(火)

今日の油抜き作業を通して、1番印象に残った事は、油抜きがお客様に届ける商品の中で1番大切な作業をしているという事です。やっている事はとてもシンプルで、竹を熱し、油をタオルで拭く作業です。しかし、これがただの単純作業ではありませんでした。なぜなら、この竹がどんな竹でどんな特徴を持っているか目で確認し、熱を通しながらまた目で見て、油を拭く感覚を覚えること。そして1つ1つの作業を丁寧かつ素早く行う事が求められていると感じました。

また、仕事は信頼の積み重ねであると思いました。人との繋がりで仕事を頂く事があるとよく聞きます。それは、その人のスキルや技術に絶対的な信頼があるからこそ任せて頂けると思います。今日のような単純作業でも、信頼を得る人が行っている仕事を、自分もするべきだったと感じました。

最後に、コストと効率性を考える重要性を感じました。ビジネスである以上、利益をより多く生み出すために効率作業を重要視する必要性があります。竹を1時間で何本油抜きしたら良いのか考えること。どうしたら今の作業の効率が上がるのか考えること。今やってしまったミスはなぜ起きたのか言語化すること。こういった現状把握し、改善を繰り返すことが1番大事だと感じました。

まとめとしては、普段の作業が最終的に何に繋がっているのか想いを馳せることが大事。目の前の作業に追われ視野が狭まることもあると思うが、ゴールを意識するスキルを身をもって知れました。

お客様の顔を思い浮かべる

8月26日(水)

今日の学びは3つある。1つ目は、しんどい作業や単純作業を通して何を見出すかは人それぞれであること。仕事効率を上げることなのか、気づきを得ることなのか。仕事効率とは文字通りスピードを上げる事。1時間に行える仕事量を増やしていくこと。気づきとは、昨年度と違う竹林の景色に気づくことや竹1つ1つの違いを肌で感じること。

2つ目は、仕事は嫌な事をするから成長できること。仕事を通してしか得られない学びや経験があると感じました。また、「職務範囲が広がっていくと見晴らしが変ってくる」と専務がおっしゃっていました。自分も将来、自分が出来る仕事の幅を広げ、そこでしか見れない景色を見てみたいと思いました。だからこそ、変なプライドを捨て、わからない事は素直に聞く事を意識します。

3つ目は、心を込めること。朝礼の挨拶でもお客様が目の前にいると思い挨拶するのか?それとも適当に声出しだけするのか?この2つには大きな差があると私は感じた。お客様が目の前にいると思い挨拶する人でいる。

そして、私は今日の目打ち作業を通して、この竹がお客様に届いたらお客様はどんな顔をして下さるのか?ずーっと考えて作業しました。作業は丁寧にゆっくりと良い物を積み重ねる事を意識した。目打ちを通して、私はお客様の笑顔が見える仕事が好きだと改めて知る事が出来た。

最後に、短い間でしたが大変ありがとうございました。経験した事がない作業やとても為になるお話をお聞きする事が出来、「どんな思いで仕事と向き合うべきか」少し知る事が出来ました。大変貴重なお時間をインターンシップに使って頂きありがとうございました。

竹虎インターンシップの参加者

竹のビジネスや取り巻く環境

8月24日(月)

竹のビジネスや取り巻く環境、様々考えさせられた。専務からは、4割が関東の購入者であることを伺い、都市部の声を聞かせてほしいと言われた。私が今日参加した目的でもあるが、竹細工に興味があり、竹に触れたい、自分で作ってみたいという思いがある。都市部で竹のワークショップを探しても本当にみつけることができなかった。

今日、花かご作りを体験し、本当に楽しかった。都市の人たちは体験を欲していると思う。竹のキット(様々なものがあるとうれしい)と、竹虎さんできちんと研修を受けた講師が都市部でワークショップをする。キットの購入、竹虎さん認定の講師の方によるワークショップ、ワークショップをした講師から竹虎さんにバックが入る。竹虎さんにより興味をもってくれた人には、直接、ここの本社に来てもらい体験ができる(竹の話、山を守っていくことなど話もできれば)機会があったらうれしいなと思いました。浮かんだイメージをもっと詳しくお話ししたいです。

それから、竹という素材のすばらしさを、普段使いの物で伝えていくことも大切なテーマだな、と思いました。まだ、何も浮かびませんが、このインターンシップ期間を通じて、考えたいと思います。

型・構え・意図

8月25日(火)

今日の油抜き作業での気づき、感想を書きます。まず、最初に。昨日も感じたことですが、事務所に入った時、朝礼に参加した時、社員の方々の和気あいあいとした雰囲気に、とても気持ちの良い会社だな、との印象を受けました。書き忘れていたので、記しておきます。今日の感想・気づきは3点です。

・最初の説明の中で、「さし」について話されたことです。カゴを作る際、竹の節が曲がり部分に当たらない様に竹材を選ぶ。自然の素材を活用するために、どれだけ意識が向けられているのかと思いました。

・竹の油抜きをしている時、出したり引っ込めたり作業をしていたら、専務から「せっかく温めたのに温度が下がって油がまた固まる。手前で拭いてそのまま抜く」とのご指摘をいただきました。そして、油拭きを炉の近くでやったところ、きれいに拭き取れて、とてもつやつやピカピカ光沢が出る様になりました。さらに、作業効率も上がり、無駄な動きがなくなりました。「型・構え・意図」この3点が重要だと思いました。

・最後は、私たちが拭き取ったと思っていた竹がまだ油が残っているとの指摘を受けたところです。コスト意識、作業への向き合い方、竹への敬意と扱い方、です。暑くてしんどい作業、重労働だな、という表面的な「油抜き」作業への考えから、この作業をどれほど深く学びにつなげられるか、考えさせられました。

最後に。山岸専務の竹への敬意と慈しむ心を受けとりました。どれほどの解像度で竹を見ているのか。昨日も感じましたが、今日もその思いをたくさん受けとりました。

山を大切にする姿勢を体感

8月26日(水)

今日の気づき感想は3点です。

・今日、はじめて工場の朝礼に参加しました。朝礼での読み合わせは、仕事に向き合う姿勢、作業に向き合う意識に働きかけている、という意図を理解しました。これまで3つの会社を経験しましたが、業種がら、フレックス・裁量労働制だったため、朝礼ははじめての体験でした。全員で朝礼を行うことで"これから仕事が始まる"という意識が醸成されると実感しました。

・次に、山で感じたのは、実際に竹が生えているところを見て、斜面に生えていること、年数の若い竹は青いこと、かなり道が狭いことなど、山での作業環境を体感しました。竹を扱うのは、山を大切に、自然に寄り添い、敬意を払い、作業されていることがわかりました。それから、宮司さんが結界をはって下さっていたことも印象に残っています。

・目打ち作業の最初の説明で、本当にたくさんの評価指標、品質、基準があることがわかりました。きれい、作業効率、コスト意識、さらにはお客様へ届ける真心。今日は指標の多さと意識を何に集中するか(きれいに仕上げる、スピード、竹の違い)など考えながら作業しました。作業中一番感じたのは個体差です。

今日の作業を総括すると、イマジネーションをどれだけ働かせて仕事に向き合うか、です。専務がおっしゃる仕事の話は、全ての仕事、どんな業種にも通じる話と思いました。

仲間を送り出す温かさ

8月27日(木)

最初に。今朝の朝礼で明日から産休に入られるかたにみなさんからのメッセージがありました。とても感動しました。ひとり抜けることは大きな影響がある中で、全員の方が応援の気持ちで送り出す姿、本当に温かく、素晴らしい関係性だなと思いました。

今日は、配送業務での作業を行いました。具体的には、竹炭を緩衝材で包む作業、調湿竹炭をビニール袋に詰める作業、石けんを包装紙で包む作業、竹炭塩枕をビニール袋に詰める作業を行いました。一見、単純作業に思える業務ですが、間違いなく効率よくきれいに仕上げる工夫は様々あると思いました。梱包材の向きを揃える、チラシの向きを揃える、セロハンテープの角度を切りやすい配置にするなど、様々なやり易さを工夫して行いました。個人作業は雑になったり、非効率になることがあるので、仕組み化(システム化)とするのが有効と思いました。仕組み化することで、効率化や品質が保たれると思います。

1点、気になったのは、今日扱った商品だけでも多種多様な商品がありました。商品開発はどの様に行っているのか、質問してみたいと思いました。それから、商品を梱包した人の写真とメッセージを同封されている話はとても感動しました。

竹の奥深さと職場の温かさ

8月28日(金)

今日で5日間のインターンシップが終りました。最初は竹かごを編む印象しかありませんでしたが、実際には竹の生えている山(現場)から、油抜き、目打ち、お客様にお届けする配送業務のお手伝いまで、一連の業務に携わらせていただきました。

とても驚いたのは、全ての工程において、制作する製品、商品を意識した竹の採取、加工、素材作りが行われていた点です。そして竹は本当に自然のものなので、色、太さ、長さ、節と節の長さ、様々な特徴がありこれ程違う個体差から一つの製品、商品に仕上げていくことの難しさを知りました。山を守るとの想いから、ネット販売にし、SNSで発信され、それによってお客様と視聴者のみな様が竹への関心、自然への意識が醸成されてきてるのではないかと感じております。私もそのひとりです!

それから、職場の方々の雰囲気も本当に素晴らしかったです。昨今は職場の心理的安全性がさけばれており、ハラスメントに過剰に反応する傾向があります。しかし、ここ、竹虎さんの職場ではそのような感じは全くなく、一人ひとりがそれぞれの方々を尊重しあい仲間として仕事されている姿に感銘を受けました。

5日間という短い間ではありますが、大変貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。

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