日本唯一虎竹自動車300キロの旅!チャンレジラン山口

高知県虎竹の里から山口県宇部空港へ
これまでもチャレンジランを行ってきた竹トラッカーが、今度は2022年9月28日から30日まで3日間かけて高知県須崎安和の虎竹の里から山口県宇部市の宇部空港まで、フェリー航路含め約300kmの道のりを走りました。その旅の様子をたくさんの写真とともに振り返ります。

世界竹の日
そもそもなぜ走ることになったかというと、毎年9月18日にやってくる世界竹の日に合わせて何かできないかということが始まりでした。この竹の日はあまり知られていませんが、世界竹会議(World Bamboo Congress)という団体が制定したものです。(※日本の竹の日は7月7日)竹は熱帯性の植物で東南アジアだけでなく南アメリカやアフリカにもあって、その成長力の早さや資源量の多さから様々な活用が進められており、そんな世界的な竹に注目していただきたいという思いが記念日に込められています。

そんなときに山口県で開催されるバンブーフェスタの一環で、日本唯一の虎竹電気自動車「竹トラッカー」を宇部空港に展示いただけるとのお話しをエシカルバンブー株式会社の田澤さんからいただきました。沢山の方にご覧いただけるのは嬉しいので、二つ返事で快諾させてもらい、せっかくならと実際に竹トラッカーに乗って山口まで向かうことにしたのです。

竹トラッカーとは?
光岡自動車のLike-T3をベースに、日本唯一の虎竹で仕上げた竹製自動車。成長が早く継続利用可能な唯一の天然資源と言われる竹で製作する車は、環境に優しい電気自動車だとずっと考えていました。


世界竹の日の竹プレート
日本唯一の虎竹電気自動車「竹トラッカー」は、クラウドファンディングを活用して製作させてもらったので、ご協力いただいた皆様の社名やお名前を竹プレートに刻印して、レーシングステッカーのように車体に取り付けています。今回は世界竹の日(World Bamboo Day)を広く知っていただくための記念ランとしているので、同じように竹プレートにロゴマークを入れて両サイドと車体後部に取り付けました。
虎竹アーマー
竹トラッカーは屋根こそあるものの横の扉などはなくバイクのように風を受けてしまうので、万全を期して戦国武将として活躍した山内一豊の兜をモチーフにした虎竹兜、虎竹アーマーで走ります!山内一豊は、虎竹を年貢の代わりとして納めさせてもらっていた土佐二十四万石の初代藩主です。


※山口県光市の光市農業振興拠点施設「里の厨」さん、山口県周南市の沖石油プライム 沖石油SSさんでは急遽充電させていただき、たいへんお世話になりました。
地点 | 日程 | 時間 | 移動予定地 |
---|---|---|---|
1 | 9/28 (水) |
5:00発 | 竹虎(高知県須崎市安和913-1) |
2 | 6:00着 | 高知県高岡郡越知町 ローソン 高知越知町店 >>> |
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3 | 7:40着 | 仁淀川町 | |
4 | 12:45着 | 愛媛県上浮穴郡久万高原町 うまいもん屋土居 >>> |
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5 | 13:50着 | 愛媛県上浮穴郡久万高原町 道の駅 みかわ >>> |
|
5 | 15:40着 | 愛媛県上浮穴郡久万高原町 道の駅 天空の郷さんさん >>> |
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6 | 22:00着 | 愛媛県松山市 東京第一ホテル松山 >>> |
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7 | 9/30 (木) |
4:30着 | 愛媛県松山市 セブンイレブン松山三津浜港前店 |
8 | 6:40着 | 愛媛県松山市 三津浜港(防予フェリー) |
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9 | 10:00着 | 山口県柳井市 柳井港(柳井港フェリーターミナル) |
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10 | 10:45着 | 山口県光市 光市農業振興拠点施設「里の厨」 >>> |
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11 | 14:15着 | 山口県周南市 ローソン 周南周陽一丁目店 >>> |
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12 | 16:30着 | 山口県周南市 沖石油プライム 沖石油SS |
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13 | 18:30着 | 山口県防府市 防府グランドホテル >>> |
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14 | 9/30 (金) |
10:00着 | 山口県山口市 道の駅 きららあじす >>> |
15 | 17:00着 | 山口県宇部市 山口宇部空港 |
1日目(高知~愛媛)

真っ暗な早朝に出発
初日はまだ夜も明けきらない朝5時に竹虎本社を出発します。竹虎工場長(専務)に見送られながら山口県宇部市までの長い道のりへと走り出しました。

斗賀野峠
須崎市から佐川町に抜ける斗賀野峠は、竹虎四代目にとっては意外と良く通る道。細い曲がりくねった登り坂ですが、最近かなり整備されて走りやすくなっているのでそこまで心配はありません。斗賀野峠を下りたふもとには、巨大なタコの滑り台が象徴的なことからタコ公園とも呼ばれている龍王公園があります。

ローソン 高知越知町店さん
チャレンジラン最初の充電ポイントは、高知県高岡郡越知町にあるローソン 高知越知町店さん。店長さんは気さくな方で、一緒に写真を撮りました。


仁淀川町で充電の間に休憩
2つ目の充電ポイントは仁淀川町にあり、充電をさせていただいている間に近くの池川茶園さんでプリンをいただきました。お店から少し下りたところには清流・仁淀川があります。


仁淀川沿いを走る
仁淀川の上流へ向かって竹トラッカーを走らせます。見事な赤い橋は高知県吾川郡仁淀川町の大渡(おおど)橋です。

うまいもん屋土居さん
愛媛県に入りました。久万高原町にあるうまいもん屋土居さんは、国道33号線沿いにあるお店。こちらで充電をさせていただいている間に、お店に食事に来られていたお客様とお話をしました。

道の駅 みかわさん
道の駅 みかわさんではスタッフさんが竹トラッカーに興味津々。竹トラッカーを実際に道で運転してみたいとおっしゃっていました。

道の駅 天空の郷さんさん さん
久万高原町の道の駅 天空の郷さんさん さんについたのは夕方に差し掛かるころ。ここでも竹トラッカーは大人気で、着くなり人が集まってきました。

難所に備えて充電
天空の郷さんさん さんで充電させていただいている間に、すっかり夜になりました。この後には難所の坂道が控えているので、満タンまで充電させてもらいます。

最大の難関・三坂峠
充電が終わると、今回のチャレンジランで最も過酷な三坂峠へと走り出します。標高720メートルの三坂峠は古くから交通の難所とされた道で、整備はされている現在もヘアピンカーブの連続した坂道が続く急峻な山道です。登り切った後には720mのダウンヒルが続くとあって、緊張感が漂います。

下見で濃霧に驚き
三坂峠を事前に下見に行った時には濃霧がたちこめ昼間なのに薄暗く、霧で道路の先が全く見えないほどでした。ここを竹トラッカーで夜に越えるのは危険なので、後ろからスタッフの車で伴走してもらいます。

蛍ライトと誘導灯を装備
霧の濃いポイントへと差し掛かり、いったん停車して背面の蛍ライトを点灯します。これに加えて赤い誘導灯も取り付け、こわごわと走り出します。

街の灯り
標高720mから下る中で、徐々に松山市の灯が見えてきました。山道を下りたふもとにあるコンビニまで辿り着いて、やっと一息です。電気自動車は登りでは電力を大きく消費しますが、下り道では同時に充電もされるため充電の減りはさほど大きくありませんでした。ここから宿泊先である東京第一ホテル松山へと向かい、チャレンジラン1日目が終わりました。
2日目(愛媛~山口)

セブンイレブン松山三津浜港前店
早朝4時すぎにホテルを発ち、山口県へのフェリーに乗る三津浜港近くのセブンイレブン松山三津浜港前店さんで充電をさせてもらいます。ここにはお客様が応援に駆けつけてくれ、記念撮影をしました。

フェリーで山口へ
美しく穏やかな瀬戸内海を渡り、愛媛県から山口県へと向かいます。竹虎四代目も虎竹アーマーを脱いで休みます。

お客様からの花束
山口県柳井市の柳井港へとフェリーで渡ると、嬉しいサプライズが!いつも竹虎四代目のブログなどを見てくださっているというお客様が、花束を持って待っていてくれました。もともと柳井港では地元新聞の取材を受ける予定になっており、気づけば記者の方が横に来てやりとりをノートに走り書きしてくれていました。記者の方には更に記念撮影までしていただいて、この日は車に乗せた花束から元気をもらいながら山口の道を走っていきました。

防府グランドホテル
光市農業振興拠点施設「里の厨」さん、ローソン 周南周陽一丁目店さん、沖石油プライム 沖石油SSさんでの充電を経て、18:30頃2日目の宿泊先である防府グランドホテルさんに到着しました。
3日目(山口県防府市~宇部市 宇部空港)

道の駅 きららあじす
10時にホテルを出発し、道の駅 きららあじすさんへ。海も近い道の駅で、とてもきれいなところです。こちらでもたくさんのお客様にお声がけいただき、見送られながらゴールの宇部空港へと向かいます。


残り数キロ
山口県の道は広く走りやすく、地方にしては二車線も多いのではないかと思います。「高知→山口宇部空港 お先にどうぞ」とプラカードを後部に取り付けていますが、追い越し車線があるので後続車に迷惑をかけずに済む事が多かったと思われます。


山口宇部空港
本州最西端の空港である山口宇部空港についに到着!今回山口まで竹トラッカーを呼んでくださったエシカルバンブー株式会社の田澤恵津子さんはじめ、多くの方が出迎えてくれました。田澤さんと挨拶を交わし、地元テレビ局などからの取材も受けます。


空港の中へ
竹トラッカーを展示する空港ビルへと、竹虎四代目自らの運転で入っていきます。竹トラッカーは小型の車のため通常の入口から入ることができました。宇部空港へと降り立ったお客様が階段を下りて一番に見える位置に展示していただいたので、多くの方を驚かせること間違いなしです。

エヴァだらけの空港
竹トラッカーの展示期間には「山口宇部空港×EVANGELION」企画が開催されており、初号機立像やスタンドパネルが展示されていました。

竹トラッカーが伝える魅力
竹の魅力を発信する一大イベントであるバンブーフェスタは、宇部市内の数カ所で2ヶ月近くにわたって開催されます。その中でも空の玄関口である宇部空港に展示させていただけたのはとても光栄で、飛行機で降り立った皆様の目にとまって立ち止まっていただき、虎竹の魅力や竹の可能性が伝われば幸いです。
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