虎竹のある暮らし
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インターンシップ 高知 2023夏

竹虎インターンシップでの竹林見学

竹虎インターンシップ2023

虎斑竹専門店 竹虎では2001年より毎年インターンシップを開催しています。学生さんのインターンシップは、在学中に自分が進みたい進路や希望する職種を体験するためのものと、自身の就職する仕事とは全く異なる世界を体感するための二種類があると思っています。竹虎のインターンシップは多くの場合、後者です、地元の人さえ特産の虎竹の事を知るようになったのは、そんなに昔ではありません。そもそも市場が県外にあったからなのですが、それが若い方なら尚更、竹の事は全く未知との遭遇ではないだろうかと思います。

竹虎インターンシップでの説明と虎竹トラッカー

盛りだくさんの5日間

日本唯一の竹林見学や、本店・本社工場の見学、虎竹花籠製作、検品、梱包作業、竹トラッカーなど様々な体験を通して、竹についての知識や竹虎スタッフの仕事への取り組み方、お客様の立場に立った対応から考え、学ぶことが沢山あったようです。毎日の日報で報告してくれています!

竹虎インターンシップに参加いただいた中学生

将来の竹とんぼ職人!?中学生の男の子も参加

虎竹で竹とんぼを作ってみたい!という熱意ある中学生の男の子がはるばる県外から参加してくれました。普段は孟宗竹や真竹を使ってスーパー竹とんぼを製作し、コンテストにも参加するほど。日本中のスーパー竹とんぼのお歴々が知らない人がいないという期待の星だそう。確かに、竹を見る目が普通ではなく、竹に関する知識も並外れに凄かったです。中学生という事もありお母さま同伴で会社説明の初日のみご参加いただきました。

竹虎インターンシップ日報 竹虎インターンシップに参加いただいた大学生

「竹は世につれ、人につれ」

8月21日(月)

午前中は店内及び工場見学、そして竹林見学と、午後は調湿竹炭パックの梱包作業でした。午前の見学では、江戸時代から代々受け継がれている竹細工の技術と竹細工の魅力的な特徴を竹職人たちが長年にわたって如何にして竹細工を製作しているのかを改めて身に染みたと同時に勉強にもなりました。

山岸義浩社長がおっしゃっていた「竹は世につれ、人につれ」の言葉が強く印象に残りました。江戸時代から昭和時代の生活では、大家族を養うために竹細工のサイズも大きくさせていたものの、平成・令和の時代に入ると昭和時代では当たり前であった文化が変化すると共に竹細工の形も平成・令和の時代に合わせて変化し続けていることを見学を通じて実感し、これからの竹細工の在り方はどの様に変化してゆくのだろう、と考えさせられる機会になりました。

午後は調湿竹炭パックの梱包の仕事でありましたが、この5日間を通して貴社のスローガンに倣い、社会人の一員として貴社の心構えを学んでいきたいです。

竹虎インターンシップでの虎竹花籠製作

職人の技術と素晴らしさ

8月22日(火)

インターンシップ2日目は花籠製作でした。DVDを見ながら花籠の底面を丁寧に編み込み、次に側面部分を組み立てようと取り組みましたが、その部分が非常に難しく、花籠製作の過程の中では鬼門に値するのではないかと思ってしまいました。
私自身は、手先が不器用である他にも、今まで竹に触れた機会が少なかったために、力加減を誤って細竹を折ってしまったり、編み込みの順序が混乱してしまうことが多々ありました。細竹を編む最中に、ふと「竹細工職人にとっては、現在編んでいる花籠が基本中の基本であるだろう」と考え、過酷な製作の中で正確に編み込む竹細工職人の技術と素晴らしさに気づかされました。

製作開始直後に、細長い虎竹を駆使して上手く出来上がるのだろうかと不安になりましたが、インターン生の大崎さんと共に一つ一つの工程を踏まえながら協力をしたことによって完成しました。しかし、製作時間が非常にかかってしまい、営業部の仕事が出来なかったため、営業部の方々に多大なるご迷惑をおかけしたと反省しました。

この時は、時間配分と明確な目標の確認が出来ていなかった為、時間を気にしながら取り組む意識が未熟であることを痛感しました。時間を有効活用することが出来る能力を身に着けるためには、何事にも焦らずに、時間を見てそこからどの様に動くべきかを考えるための意識を心掛けるべきであると振り返りました。

竹虎インターンシップでの目打ち作業

お客様に対する意識

8月23日(水)

インターンシップ3日目は、工場で竹の芽をノコギリで切る仕事でした。今回の仕事の感想として、力がある男性職人にとっては本作業が容易と感じる一方で、女性職人は一番苦労する作業であっただろうと思っていました。作業を始めたばかりの時は、竹の芽を切り取るのに時間がかかりました。しかし、切り込みを深めに入れないと分離しないことに気が付き、商品となる竹を傷つかない様に、細かく調整をかけて取り扱わないといけないことを理解しました。

本日の仕事において、一つ一つの材料が様々な製品へと変わり、その商品がお客様の手に届くまでの過程を常に考えないといけないことに気がつきました。本日の反省点として、大崎さんと確認をしあいながら仕事をしていましたが、何も考えずに黙々と作業を進んでいたことに、社会人としての心構えがまだ成長していなかったことが、私自身の意識の中で大きな盲点となりました。目標達成に向けて、ノルマをこなしていくことも必要であるが、一つ一つの仕事に丁寧さと正確さの考え方をもって取り組むことも重要であることを改めて考え直しました。

午後の仕事でお客様に対する意識をもって取り組んだところ、一本の竹に愛着を持つ感覚へと成長し、一本の竹と向かい合う竹職人としての意識と視点はこの様な感覚であったのだ、と気づかされました。本日の仕事を通していく中で、仕事に対する丁寧さと正確さの考え、そしてお客様が商品をどの様に取り扱うのかを思索する意識が少しだけ向上したような気がしました。しかし、これらの向上心はまだ未熟であるため、残りの2日間で更に大きく成長させる必要があると感じました。インターンシップで身に付いた能力を徐々に発展するためにも、社会人としての常識や考え方を吸収していくように努めるべきだと考えました。

正確かつ丁寧に

8月24日(木)

インターンシップ4日目は、お客様の商品を段ボールに梱包して配送手続きを行うこと、竹炭せっけんを包装する仕事でした。梱包作業に対して、お客様の元に商品が無事に届くためにも、注文品がインターネット上の商品と同じであるのかを慎重に確認する工程を大切にし、お客様が安心して貴社の商品をご利用頂けるといった考え方を踏まえていました。商品を発送する身として、お客様の名前や住所を間違えてはならない、と緊張感を持ちながら梱包作業をしていましたが、貴社の営業部の方々から「正確に梱包作業をしていると助かる」という声を頂いた途端、緊張感が緩和されると同時に仕事に対する自信を持ちました。

梱包作業の中で、見かけない商品(竹の皮や靴下用の洗濯ネット)があることに、どの様な用途で使用されるのかを聞いてみると、竹の皮は食品に使われること等を学び、貴社の商品を新たに知ることが出来たと同時に、これらの商品が他社のお客様や個別のお客様によって様々な用途で使用されるのだろう、と新たな視野が広がりました。梱包作業を終えた後に、私が包装した段ボールと営業部の方々が包装したものを比べると、少しだけ封が緩んでいるような気がして、お客様の商品として完璧に梱包することを心掛ける気持ちが足りなかったということに気がつきました。最終日も梱包作業がありますが、今回の反省点を踏まえて、段ボールを梱包する仕事に対する心掛けを完璧に意識したいと考えました。

本日の仕事に取り組む最中に、お客様から無事に商品が届いたという声が聞こえ、お客様を喜ばせるためには、1つ1つの仕事を正確に且つ丁寧に行う気持ちを持つことが重要であることを現場で改めて理解し、本日の仕事の意識も丁寧に取り組むことで、お客様に喜ばれることを新たに学びました。

思いやりの精神

8月25日(金)

インターンシップ最終日の午前中は、梱包作業と検品作業を行い、午後は月曜日から木曜日までの日報をパソコンでまとめました。昨日も梱包作業でしたが、梱包作業において、お客様の信頼・安心や喜びを提供するためには、どのような心がけを行うべきかどうかを頭の中で模索する半日となりました。梱包作業を行いつつ、他の社員さんの様子を観察しながら、どのような思いで仕事に専念すれば良いのかをあれこれと考えていました。その中で、竹のランチボックスの検品作業を行っている際に、そのランチボックスをお客様がご購入下さったとのことで配送準備として預けられることになりました。その時の私は、自分が確認していた商品がお客様に購入させて頂いたことに、検品作業に対する誇りと喜びの気持ちが芽生えていることに感じました。

昨日と半日を通して、お客様を喜ばせるためには、検品・梱包作業を如何にして取り組むのかを自分の頭や心の中で考え、お客様に対する思いやりの精神を常に意識することを学び、今後の活動でも常に意識するように心がけるべきだと思いました。

竹虎インターンシップの総評

【総評】

5日間という短い期間でしたが、竹虎株式会社がお客様に竹に関する様々な情報や竹細工の商品を提供する為の欠かせない拘りと、竹屋としての責任感と社員としての意識を学ばせていただきました。特に、梱包及び検品作業やインターネットでの情報発信など、一つ一つの仕事における正確性と丁寧さを求めた過程が、お客様の笑顔や喜びの気持ちをお届けするための重要な工程であることを認識する気持ちを持つことが将来にわたっても不可欠であることを改めて理解しました。

インターンシップの前半は、お客様を喜ばせるためには何が必要であるのかを考えていましたが、インターンシップ後半から仕事をするにつれて、梱包や検品、お客様に向けた商品の説明、そしてインターネットでのメール対応など担当している仕事を念入りに且つ迅速な対応で努めていく気持ちを持つことが重要であることに気が付きました。「自分は何の為に仕事をしているのか」を5日間の短期間のうちに答えを見つけ出すのは様々で、なかなか難しいと感じましたが、そこから自分で見つけ出した答えを今後の経験を積んで新たな発見と展開を広げるきっかけづくりとなった5日間となりました。

また、現在自分が身に付けているコミュニケーション能力を更に向上させる為にも、社員同士との会話を聞きながらその様子を観察し、上達する為には何を心がけた方が良いのかを考えさせる体験にもなりました。仕事や昼休みの間に、社員の相談事や商品とのやり取りの会話の話し方に耳を傾け、(この質問に対する回答は、この様な言い回しや返事でも良いんだ。)、(社員同士で気軽に相談出来るような社内環境にするためには、自ら積極的に話しかけ、笑顔で会話をする習慣を時間をかけて心掛ける必要がある)、と今後の活動においても参考にすべき点を学習し、そして自分の中で、社会人としての基本的ルールやマナーの心がけをより切磋琢磨にさせる必要があると見直しました。

会社に就職すると、様々な人と関わる機会が避けても通らないため、業務連絡だけでなく朝礼の感想や社員との日常会話などの些細な会話でも、常に自ら声を上げる習慣をつけないとコミュニケーション能力が伸びないことを改めて理解し、アルバイトや大学生活の中でも失敗を重ねながら他人との会話を積極的にとる練習を行うことを自身の中で再認識したインターンシップとなりました。

5日間のインターンシップを通して習得した上記の意識と心がけを活かして、現在の自分が持っている意識や能力を更に超える為に、日常生活や大学のゼミナール研究の中で日々精進するように努めて参ります。 重ねて、1週間の今回のインターンシップを通して、製造及び販売に携わるという貴重な経験をさせていただき、ご指導いただいた社員の皆様には心より感謝申し上げます。

竹虎インターンシップに参加いただいた大学生
竹虎インターンシップでの竹虎本店説明と工場見学

竹や職人さんの凄さを実感

8月21日(月)

今日は店内と工場、竹林の見学をさせていただきました。店内見学では、竹一つでこんなにもいろいろな商品が作れることに驚きました。茶碗籠や花籠、お人形まであって、本当に多様でした。竹の炭を使った歯磨きや飴まであり、私だったら絶対思いつけない商品だなと思いました。しかも、そういった商品の多くは、現代の人が忘れているだけで昔からあったものだということにも驚きました。商品の中に竹の抱き枕というものがあり、通気性がいいので、抱いて寝ると涼しいそうです。今はもうエアコンや扇風機があるので使わなくなりましたが、原発故の際、都会で真夏に電気が使えなくなり、この竹の抱き枕が見直されすごく売れたそうです。そういったお話を聞いて今は便利な世の中になったけど、昔ながらの知恵も忘れてはいけないなと思いました。プラスチックなどの便利な素材がなかった時代に、人々が考えて生み出した、竹の特性を生かした竹の商品の数々。先人たちは本当にたくさん工夫をして一つのものを長く使っていたのだなと思い、感動しました。私も物を大切にし、すぐに捨ててしまわないよう気を付けようと思いました。

工場見学では、まるで機械が作ったかのようにキレイで均一な目の籠を職人さんが作っていました。午前中の店内見学の時も、これらの商品が手作りで生み出されていることは分かっていたのですが、実際に人が手作業で作っているところを見ると、技術が必要なことや、手間暇かかっていることが伝わってきました。さらに、竹林見学で山を登ってみて、こんなに足場の悪いところで作業して、重い竹を山からおろしてきて商品が生み出されていると知り、午前中の店内見学では竹の製品はお高めだなと思っていましたがその価格設定に納得できました。見学を終えた今では、むしろ安いくらいに感じます。

竹虎インターンシップでの虎竹花籠製作

根気のいる作業

8月22日(火)

今日は花籠を作りました。花籠を作るのは難しく、途中であきらめたくなりました。根気のいる作業でした。花籠を作った後は梱包作業を手伝う予定でしたが、花籠に時間がかかり手伝えなかったので申し訳ないです。
私は、説明をちゃんと見ずになんとなくでやっているところが多く、間違っているところを何度か直してもらいました。その失敗を生かし、ちゃんと上手くいっているのか一緒に作業していた平野さんとお互いに確認しあうようにしてからミスが減りました。なんとなくで自己流でやってしまうのでは他の人と違う形になってしまう可能性があり、そうなると商品としては売り出せないことに気づき、当たり前のことではありますが、説明をちゃんと聞くこと、お手本をちゃんと見ることの大事さに改めて気づきました。

この花籠作りで難しかったのは、竹を入れ替える所と、曲げる所でした。竹を入れ替えているとどれを入れ替えてどれを入れ替えてないのか混乱してきて時間がかかった上に何か所か間違えていました。最初からもっと平野さんと本当に合っているのか確認しあったり、教えあったりすればこんなに時間もかからなかったと思うので、もっとコミュニケーションをとらないといけないと反省しました。時間はかかりましたが、なんとか完成させることが出来てよかったです。

「日本人には竹の遺伝子が入っている」

8月23日(水)

社員さんが爽やかな笑顔で挨拶を返してくださるので、朝からとても気持ちが良かったです。私も、挨拶を返された人が気持ちよく感じるように笑顔で挨拶をすることを心掛けようと思います。

今日は工場で竹の芽切りをしました。最初は上手くいきませんでしたが、しばらくやっていると急に芽が取れるようになりました。よく考えてみると、最初は力を入れすぎていて、それで上手く芽が取れなかったのだと気づきました。しかし、調子が良かったのもそれから2時間だけで、最初に力を入れすぎていたのもあり、手や足が痛くて、時間がたつにつれて明らかにペースダウンしていました。職人さんは2時間に一度の休憩で作業を行っていましたが、慣れていない私たちは1時間に一度は休憩を取ったほうが、ペースダウンを防げて良かったかもしれないと思いました。

昨日の花籠作りは目標設定をしていなかったから時間がかかってしまったのだと思うのでその反省を生かし、今日は目標を定めて作業をしました。まず11時までに10本と決めてそれから1時間おきに目標本数を増やしていきました。自分の傍に目標の数だけ竹を置いておくことで、段々竹が減っていき、目標に近づいていること分かってやる気が出ました。小さな芽は浅めに刃を入れる、大きな芽は深めに刃を入れると竹を触ったときに引っかかりが少なくなるというようにコツが色々ありました。上手くいくと断面もきれいで確かにこちらの方が凸凹が少なく持ちやすいなと思いました。お客さんが触るものなので、お客さんが怪我をしてしまわないように、なるべく引っ掛かりが少なくなるようにしようという思いで作業を行いました。竹の芽を取るときに少し斜めに刃を入れるのですが、斜めすぎると竹の芽を取った後が目立ってしまい、見栄えが良くなく、だからといって真っすぐすぎると今度は竹の芽が取れません。そこで色々工夫をしてみました。まず刃を入れるべき竹の節が分かりづらかったので竹を手袋で軽く拭くようにしました。また先に刃を当てた状態で台に竹をセットするようにしました。そうすると、切り目も曲がることなく角度も理想の角度で入れることができました。芽を取るときカンッという音がして気持ちよかったです。

また、工場で作業をしている方が竹を割ったり割いたりしている音がとても心地よく、竹の音はいいなと思いました。社長のおっしゃっていた「日本人には竹の遺伝子が入っている」という言葉を実感しました。今日は平野さんとそれぞれの工夫の仕方を教え合いながら作業をできたので良かったです。

人気の秘密

8月24日(木)

今日は午前中は梱包作業、午後は検品をしました。梱包作業では段ボールを組み立ててガムテープを張ったのですが、細長い段ボールはガムテープを貼る距離が長く、苦戦しました。しかし、私は宅配便で荷物が届いたときに、ガムテープがの方が真っ直ぐの方が丁寧に梱包されていると感じるので、できるだけ真っ直ぐに貼れるよう、担当してくださった前田さんにアドバイスをもらいながら作業をしました。

前田さんは作業をしながら私の質問にも快く答えてくれました。竹虎には100種類近くの商品があるそうです。確かにカトラリー系は一通り揃っているし、たくさんあることは分かってましたが、そんなにあるとは思わず驚きました。踏竹だけでも5種類あるということで同じ目的の商品でも複数の種類を取り扱っているのだと知りました。踏竹は竹のカーブの違いにより、刺激の強弱が変わってくるので何種類か用意しているようです、そんな踏竹は人気で、他にも竹酢液、流し水、石鹸は人気が高い商品という事です。

竹虎の商品は天然の素材しか使用しておらずそのため敏感肌の方の肌にも合うということで、そうした所でリピーターをたくさん獲得しているのだと分かりました。手作りで天然素材しか使用していないということが竹虎さんの強みだなと思いました。また、竹虎では、ラッピングを行っていない商品でもご要望があれば熨斗を作ってラッピングしていました。また、複数回ご購入してくださったお客様には感謝状を書いていました。〇〇様とお客様の名前を書き社員さんが手書きで10行ほどお礼の文章を時間をかけて丁寧に書いていました。そうした臨機応変で丁寧な対応が、竹虎さんの人気の秘密なんだろうなと思いました。お客様に繰り返し買っていただくためにはそうした努力を手を抜かずにやることが大事だと分かりました。

共通の思いやり

8月25日(金)

今日はインターンシップ最終日でした。午前中は日報のパソコンへの打ち込みと梱包作業、午後は検品を行いました。梱包作業は、昨日とは別の社員さんのもとで行いました。少しやり方は違いましたが、ガムテープを真っ直ぐ張ったり、シールの向きを気を付けたりと些細なことに気を配り、お客様を大切に思っていていいなと思いました。梱包する際のチェックポイントは沢山あり、どれも些細なことでしたが、お客様が商品を受け取ったときに嫌な思いをしないようにという共通の思いやりが伝わってきました。社員さんが「ここの商品、梱包も丁寧で良かったな」と思ってもらえたら、もう一度買ってくれるかもしれない、だから丁寧に梱包していると言っていて、確かに梱包が雑だったらなんとなくもうそこの商品は頼まないかもしれないと思いました。お客様に信頼してもらえるようにという考え方がすごくいいなと思いました。

午後のささくれ取りでは、作業中に実際にささくれが手に刺さってしまって痛かったので、ささくれ取りは地味だけど重要な仕事だと分かりました。一見しただけではささくれは分かりにくいのですが、色々な角度から商品を見てささくれが無いかを確認し、せっかく竹虎の商品を買ってくれたお客様が怪我をしないようにという思いで作業を行いました。

丁寧な仕事は大事だけど、なぜ丁寧にやるのかしっかり自分で考えて皆さんそれぞれの思いを込めて作業していて、将来仕事をするときは、こんな風に向こう側の相手のことを考えるといいんだなと思いました。また、私たちが良い商品だと感じるモノは、実は商品そのものだけでなく、無意識に梱包も含めて良い商品だと感じるのかもしれないと思いました。

竹虎インターンシップの総評

【総評】

竹虎さんのように、実際にお客様の手に渡る商品に手を加えたり、梱包をしたりさせてもらえる会社はなかなかないのではないかと思います。私たちが雑に作業を行えば、竹虎全体の評価を下げる可能性があるわけですから、こうしてインターンシップ生というよりは社員の一員として信頼して商品を任せて下さって嬉しかったし、やりがいがありました。やらせていただいた梱包作業では、私はガムテープを真っ直ぐ貼ることさえも難しかったです。しかし社員の皆さんはそんなことは当たり前にできて、その他にも感謝状を手書きで書いたり、出して問題ない商品か必ず確認したり、シールの向きに気を付けたり、商品に付ける通信を商品の種類によって変えていたりと本当に細やかな気遣いをしていました。

他にも花籠を作ったり竹の芽切りをやってみて、商品を作って売るってこんなにも大変なことなんだとよく分かりました。私はよくネット注文でいろいろ買ったりするのですが、届いてくる段ボール箱のガムテープはいつもまっすぐ綺麗に貼られていて、シールも曲がっていなくて、商品が壊れないように緩衝材が入っています。私は今までそんなこと当たり前だと思って正直、気にも留めたことが無かったです。ですが、竹虎で梱包作業を体験して、当たり前だけど、こうして梱包してくれている人がいるから、段ボール箱のガムテープは真っ直ぐなんだと気づくことができました。

竹虎さんの職場は、「おはよう」、「お疲れさま」「ありがとう」といった言葉がよく聞こえてきて居心地がよかったです。こういうあたたかい雰囲気の職場だからこそ、自然と丁寧な商品、丁寧な梱包ができるのかなと思いました。挨拶も丁寧な梱包もどちらも当たり前のことだけど、私はその当たり前がまだできていないと分かりました。これからは友達にちゃんと挨拶しようと思ったし、両親にも、「おはよう」や「おやすみ」、「ありがとう」をきちんと言おうと思いました。そうしてたくさんの人とコミュニケーションを取ることで、次第に自分のことばかりでなく相手のことも考えられるようになり、結果丁寧な仕事ができる人間になれるのではないかと感じました。

 この5日間、貴重な体験をたくさんさせて頂きありがとうございました。実際に仕事を任せていただけるのは緊張感がありましたが、その分色々考えさせられましたし、本当にやりがいがあって楽しかったです。短い間でしたが、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

見てはいけない!虎竹の里コンテンツ,竹虎四代目(山岸義浩),作務衣,さむえ,SAMUE
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