竹の用語辞典 ま行
竹にまつわる用語や竹虎で使われている用語をご説明します。50音表をクリックすると対象の文字へ移動します。
ま
- マイカ線まいかせん
- 竹を仮に束にするために使う農業用のビニールのヒモ。強度もあり、濡れても切れにくいために何度でも使える。
- 前金まえがね
- 下駄の鼻緒をすげた時に、前ツボの部分を隠すための金具。
参考:竹皮男下駄 - 前ツボまえつぼ
- 草履を履くときに指で挟む部分。
- 巻き差しまきさし
- 竹の回りの長さを測る紐状の物差し。
- 牧野富太郎まきのとみたろう
- 高知県高岡郡佐川町出身の世界的植物学者で1916年(大正5年)に「土佐虎斑竹(トサトラフダケ)」を命名した。日本の植物学の父と呼ばれることもあり、94年間の人生の中で収集した標本は約40万枚にものぼる。牧野の生誕の日4月24日は「植物学の日」に制定されている。日本唯一の虎竹は高知県須崎市安和の虎竹の里でしか綺麗に虎模様が浮かばないと言われる不思議な竹で、牧野植物園にも虎竹を移植しているが綺麗な虎模様はでていない。また、牧野富太郎記念館の展示物の中には虎竹で編まれたゴミ箱が置かれている。
- 巻き縁まきぶち
- 籠の縁仕舞によく使われる技法。竹や籐で斜めに縁を巻きながら仕上げていく技法です。
参考:虎竹買い物かご(だ円) - マゴまご
- ピクニックバスケットなどの角物細工で四隅に入れている竹のこと。
- 柾目まさめ
- 木材を年輪に対して直角に切った時に出てくる木目のこと。
- 真竹まだけ
- 本州以南の各地で栽培される高さ10~20メートル、直径5~15センチ程度になる竹。縦割りしやすく、弾力性、耐久性にも優れているため加工材料に適しており、竹細工、竹製品、竹工芸、クラフトなどの材料として日本の竹の中で最も多く使用されている。
- マタタビまたたび
- 山地に自生する植物で、東北地方ではマタタビ細工が盛ん。マタタビで編んだ米とぎざるは、米とぎ前に水に10分ほど浸すことでマタタビがふやけ目がつまるため、米とぎざるとして最適である。
- 松田一輪まつだいちりん
- 花かごのひとつ、竹虎では虎竹花かごのことを指す。竹編みに初めて挑戦する人でも編みやすい。インターンシップ生や一般の方向けに、虎竹花かご教室も竹虎は開催している。
参考:虎竹細工編み方・作り方キット(DVD付き) - 松葉編みまつばあみ
- 青海編みと同じ編み方ですが、縦骨を奇数仕立てにすることで、松葉のように見える編み方です。
- 丸竹細工まるたけざいく
- 切り出した丸竹をそのまま使った竹細工。竹本来の形を活かした丸竹細工は縁台や竹炭など、種類も豊富である。
- マンゴクまんごく
- 研いだお米の水切りに使われる竹ざる。米揚げざるの別名。
- まんじゅう笠まんじゅうがさ
- 竹皮を敷き詰め、細い竹ヒゴを回して留めていく竹笠。高知県出身の江戸時代末期の志士「坂本龍馬」が脱藩する際にも着用していたことから「脱藩笠」と呼ばれることもある。また、テレビ時代劇「水戸黄門」ではかつて高知県芸西村のまんじゅう笠が使われていたことがあると言われている。
参考:竹皮まんじゅう笠
み
- 箕み
- 竹を素材とした農具の一つ。農作物を運んだり、選別するなど色々な用途に使われている。
参考:箕(手箕) - 磨き加工みがきかこう
- 竹の表皮を剥ぐことを磨きという。磨き包丁というアールのついた特殊な刃物で表皮を薄くはいでいく加工のこと。
参考:磨き楕円盛り籠足付 - 磨き銑みがきせん
- 竹の表皮を薄く削るための刃物。
- 磨き包丁みがきぼうちょう
- 竹細工の磨く工程で、表皮部分を薄くそぎ落としていく時に使う刃物。湾曲した形をしている。
参考:磨き包丁 - 水指みずさし
- 茶道具の一つ。茶碗をすすぐ時や、釜に水を足すときに使う水を入れておく道具。
- みすず竹細工みすずたけざいく
- 長野県松本市でのスズ竹細工の呼び名。竹細工で有名な岩手県二戸の鳥越地区から伝わったものだとも言われている。信州には「美須々(みすず)」という地名の他、みすずと名前の付く物が多々あり、それだけ信州一帯の広い地域でスズ竹が大事な産品だった証であると竹虎四代目は考えている。
- 水取りかごみずとりかご
- ぬか床から水分を取り出す時に使うかご。ぬか床に水取りかごを沈め、かごに染み出てきた水分を布などで取り除く。おいしい漬物が出来る。
- 味噌こしみそこし
- 味噌をこす際に味噌かすを取り除くための、こし器。底が深い作りのものが多く、野菜の水切りざるや盛り籠など、少し小ぶりな竹ざるとして使い方は様々ある。
- 乱れかごみだれかご
- 衣服を抜いた時に入れておく浅めの籠のこと。
む
- 虫止めむしどめ
- 柄や高台、足などの取り付けの際によく使われる籐のかがり方。虫に見えることから、こう呼ばれているようです。
- 虫巻きむしまき
- 籠の縁や手の部分に装飾としてよく使われる籐の巻き方。
- 無双編みむそうあみ
- 側面を二重に編んでいく編み方。
参考:名人の無双編み - 六ツ目編みむつめあみ
- 竹工芸の中では基本の編み方。応用が利きやすい。編み上がりの模様が六角形になっている。
参考:虎竹六ツ目弁当箱 - むら染めむらぞめ
- 生地を染めた時に色の濃淡ができ、むらが出来たように染めた生地のこと。
め
- 目打ちめうち
- 虎竹など美しい竹表皮部分を大切にするために、竹の枝を切り落とした時に残った枝の付け根部分をノコギリで切れ目を入れ、打ち払って取り除くこと。
- メゴ笹めごささ
- 昔から高知県でメゴ笹と呼ばれ、細いながらも非常に丈夫で竹細工に使用されてきた。高知県では四万十川上流域にある窪川周辺で伐採される。
参考:メゴ笹洗濯かご - 飯かごめしかご
- 炊き上がったご飯を入れる竹籠。昔は夏場のご飯が腐りやすかったため、通気性が良く蒸れにくい竹かごに入れ涼しいところに保管して使っていた。
参考:伝統と匠の飯籠(網代蓋) - 女竹めだけ
- 丘や河岸に群生する小形の竹。真竹が男竹とするのに対して、やや小形であるためこう呼ばれる。
- 目払いめはらい
- 竹の枝を取り除く方法。枝の根元に、枝の伸びている方向とは逆に鉈を入れて、根元ごと取り除く方法。表皮を剥いでしまうために、虎竹などではこの方法は用いない。
も
- 孟宗竹もうそうちく
- 国内の竹では最大の大きさになる中国原産の竹で、江戸時代に日本に渡ってきて以来、建築資材や農業・漁業資材として日本人の暮らしに役立ってきた。筍が食用とされる他、身の厚みもあり、身を削りだして製作する竹細工に用いられることも多い。
参考:極上竹しゃもじ - 紋竹もんちく
- 淡竹(はちく)に特有の菌がついて斑紋の出来た変種。雲紋竹(うんもんちく)または、丹波斑竹(たんばはんちく)ともいう。
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