竹の用語辞典 さ行
竹にまつわる用語や竹虎で使われている用語をご説明します。50音表をクリックすると対象の文字へ移動します。
さ
- 最高級竹炭さいこうきゅうたけすみ
- 原料の良質の竹を、昔ながらの土窯を竹炭専用に改良して800~1200度まで温度を上げて炭化した白炭形式の竹炭。炊飯用竹炭、飲料水用竹炭として利用する事ができる。
参考:最高級竹炭(炊飯、飲料水用) - 笹ささ
- 竹と非常によく似た小型の植物。成長しても竹の皮が剥がれないものが多い。
- さつまさつま
- 網代編みの大振りな竹ざるの事。高知の古い竹職人などが「さつま」と呼ぶ。なぜさつまと呼ばれているのか、明確な理由は解明されていないが、竹虎四代目は古くにあった竹細工の技術交流の中で鹿児島からの技が伝わり「サツマ=薩摩」になったのではないかと推測している。
- さび付けさびづけ
- 竹編組製品の塗装の中で、装飾作用を主な目的とする伝統的な着色塗装法。二度染めされた製品を編組の凹凸に合わせて、凸は染色を研ぎだし、凹部はさび粉を固着させることで、編組を立体的に見せるとともに、時代物のような味を付加する効果を持つ塗装法。主に目の詰まった花籠や文庫、炭斗籠などに施される。
- さわら材さわらざい
- サワラ材は加工しやすく耐水性、耐湿性がよいので、おひつ等に多用される。
参考:おひつ - 三本縄目編みさんぼんなわめあみ
- ござ目編みや松葉編みなどの花籠の立ち上がり部分や首の部分、最後の編み止めに頻繁に使われる編み方です。縦骨に1本づつずらした3本のヒゴを縄目状に編んでいく技法です。
し
- 枝折戸しおりど
- 丸竹の枠に竹を割って作った割竹を組んで作った柵。
参考:虎竹枝折戸(しおり戸) - 信楽焼しがらきやき
- 滋賀県甲賀市信楽町を中心に作らている陶器。伝統工芸品である。
- 自在垣じざいがき
- 庭などに取り付ける垣根。自由に幅のサイズを変えて取り付けることが出来る。
参考:虎竹自在垣 - 自在木戸じざいきど
- 庭などに取り付ける木や竹の扉。自由に幅のサイズを変えて取り付けることが出来る。
参考:虎竹自在木戸 - シダしだ
- 山地に自生するシダ植物。シダの茎を使い編み込んだシダ編みかごは、水に強く丈夫なため食器籠や洗濯籠としても人気を得ている。特徴的な軽く硬質な素材感は、プラスチックを思わせる。
- シックハウスしっくはうす
- 住居などで、頭痛やめまい、のどの痛みなど、健康に障害を引き起こす症状が現れる建物のこと。シックハウス症候群とは人体に症状が現れること。
参考:最高級竹炭(シックハウス対策用) - しのしの
- 番線を締める際に使用する30cmほどの先のとがった金属の棒。
- シノこぎしのこぎ
- 手すきのこと。竹ヒゴの厚みや幅を、熟練した竹職人の指の間隔だけで調整し仕上げていく作業。
- 篠竹しのだけ
- 女竹の一種。稈(かん)は細いが、節間が長い。竹の笛などにも使われる。
- 四万十ひのきしまんとひのき
- 四万十川流域に生育する桧のこと。高級木材の桧の中でも品質が高い。油分が多く、耐久性も良い。
参考ひのき製品:四万十ひのきスタンドまな板 - 祝儀籠しゅうぎかご
- 高知県で婚礼の際に鯛を入れて持ち運んだ縁起の良い竹籠。
- 十字しばりじゅうじしばり
- 籠の手や足や力竹を取り付ける際に、縦と横にわたっている竹を籐で十字に結んで固定させる結び方。その際に十字の下で籐をグルグル巻いたり、編んだりして装飾をする場合もある。
- 十字割棒じゅうじわりぼう
- 主に長い竹を4つに割るための十字にした木材。竹に十文字に割り込みを入れ、それに十字割棒をはめて、木槌でたたきながら4分割していく道具。
- 樹脂加工カシュー塗装じゅしかこうかしゅーとそう
- 食用のカシューナッツから作られた漆に類似した性質を持つ合成樹脂塗料のこと。漆の代用として使用されている。塗膜や性能も漆とほぼ変わらず光沢などもあるが、漆と違いかぶれにくい。石油化学による合成樹脂塗料の開発と食品衛生法の施行で漆器類食器類に使われるものはポリウレタン樹脂塗料とされている。
参考:竹ワインクーラー - 棕櫚しゅろ
- ヤシ科の常緑高木。幹の周りの皮を使い、たわしや箒、縄等が作られる。棕櫚縄は竹垣や袖垣など庭園用としても多用される。
参考:棕櫚箒(シュロほうき)長柄7玉 - シュロ縄しゅろなわ
- 棕櫚の毛をより合わせて作られた縄のこと。枝折り戸、竹垣など多用される。
参考:竹垣(虎竹玉袖垣)幅90cm - 白炭しろすみ
- 約1000℃の高温で焼いた炭。表面に光沢があり、叩くとキンキンと金属のような音がする。電気抵抗が小さい。比較的硬い炭のため、炊飯用や飲料水用に用いられる。
参考:最高級竹炭(炊飯、飲料水用) - 白竹しらたけ
- 真竹(青竹)を湯抜き加工を施し、白色にした竹。湯抜き加工直後は黄色く、天日に晒して白く仕上げるため晒竹(さらしだけ)とも呼ばれる。
参考:白竹ランチボックス - 白炭窯しろすみがま
- 白炭(約1000℃の高温で焼いた炭)を焼くための窯。高温に耐えることの出来る構造をしている。
参考:最高級竹炭(炊飯、飲料水用) - シンカーパイルしんかーぱいる
- シンカーとは糸でループを作る時に使われる機械部品のこと。パイルは生地の表面に出来た輪や毛羽のこと。
- 新竹しんだけ
- 虎竹の伐採時期は11月~1月くらいまで。11月から伐採するそのシーズンの竹のことを竹虎では新竹と呼ぶ。品質維持のため旬の良いこの時期に1年分の材料を山から運び出し、虎模様の色付き具合や大きさ、品質など一本一本選別する作業が行なわれる。
- 真ちゅう製銀メッキ加工仕上げしんちゅうせいぎんめっきかこうしあげ
- 真ちゅう(銅と亜鉛の合金で錆びにくいのが特徴)製の金属に銀(金属)の薄い膜を施す加工のこと。
す
- 簀す
- 竹編みされた円柱形の筒で、大豆や大麦などを蒸して発酵させた諸味の中に沈めて醤油漉しとして用いる。
- 水嚢すいのう
- 水切りをするための道具。
参考:水嚢(すいのう) - 水盤すいばん
- 底が広く浅目の花器で、特に生け花や盆栽に用いる。
参考:虎竹花籠 赤染亀甲水盤 - 透かし網代編みすかしあじろあみ
- 網代編みは目を詰めて編むのが一般的ですが、名の通り編み目を透かして編んでいく編み方です。
参考:極上のスズ竹花かご - 透き漆すきうるし
- 生漆を精製する際、鉄分を加えず透明度を高くした漆。鉄分を加えると黒漆になる。
参考:虎竹ZIPPO(ジッポー) - 漉き桁すきけた
- 手漉き和紙の職人が用いる長方形の木枠道具。原料の竹繊維をいれた水の中で何度も何度も振りながら和紙に漉いていく。
参考:虎竹和紙名刺 - 数寄屋草履すきやぞうり
- 本体、鼻緒ともに竹皮で編まれた草履。お茶席の路地履きとして履かれている為、「路地草履」とも言われている。
参考:数奇屋草履(ぞうり) - スキンケアすきんけあ
- お肌の調子を整えること。
- すくもすくも
- 藍の葉に水をかけながら発酵させてつくられた染料のこと。
- 寿司バラすしばら
- バラは九州の方言で竹笊の事。宮崎県や鹿児島県などの南九州のみで見られる生活民具のひとつで、寿司バラとはちらし寿司などの寿司飯を作る竹笊の事を指す。寿司飯を作った後の乾燥を防ぐために竹で編まれた蓋が付いている。
- 煤竹すすたけ
- 古民家の屋根裏や天井に100年以上も使用され、囲炉裏の煙で茶褐色にいぶされた竹のこと。現在では囲炉裏のある家屋が少ないため貴重な素材で、高級茶華道具や逸品の竹製品、竹細工に使用される。
- スズ竹すずたけ
- 篶竹(スズタケ)は主に標高の高い寒冷地に多く見られる、高さ2メートル、直径1センチ程度の笹の一種。しなやかさ、堅牢さが大きな特徴であり、昔から竹かご、竹ざる、弁当箱、行李などの実用的な生活用品に使われてきた。
参考:国産スズ竹弁当箱 - 炭すみ
- 窯の中で材料となる物質を燃焼させ、炭化させたもの。
- 炭塗料すみとりょう
- 炭の含有比率が約70%もある炭塗料。
参考:虎竹の里 竹炭塗料15リットル - 図面竹ずめんたけ
- 竹に薬剤を塗りつけて人工的に模様を付けた竹。飾り柱など室内装飾にも多用されている。
- 寸胴ずんどう
- 生け花で使う、一番簡素な形の竹筒。寸筒とも言われる。
せ
- 青海編みせいかいあみ
- 三本の編みヒゴで髪を三つ組みにするように編み、波模様に見える編み方。
- 精錬度せいれんど
- 炭の電気抵抗率をはかった時の値のこと。
- 精錬度計せいれんどけい
- 炭の電気抵抗率を測定する機械。電気抵抗が小さいほど高品質とされる。
- 蒸篭せいろ
- 蒸し器のひとつで、竹や杉で編んだ蒸し料理用の調理器具。温野菜をはじめ肉まんや蒸し寿司などのスチームフードが簡単に出来る。素材の栄養や美味しさを損なうことなく短時間で熱を通すため、胃に優しい時短レシピになる。また余分な油を使わず調理できることから、蒸籠料理はヘルシー且つマクロビオティックとして注目を浴びている。
参考:杉蒸籠(セイロ)18cm2段身蓋セット - 世界竹会議せかいたけかいぎ
- 世界竹会議(World Bamboo Congress:WBC)は、世界各地から集まった講演者によって竹に関わる様々な事例報告や問題提起、研究成果などの発表、意見交換が行なわれる会議。Michel Abadie(ミシェル・アバディー)氏が会長務め、Susanne Lucas(スーザン・ルーカス)氏がエグゼクティブ・ディレクターを務める世界竹機構(World Bamboo Organization :WBO)が主催している。1984年プエルトリコで第一回目の世界竹会議(World Bamboo Congress:WBC)が開催され、2018年8月にはメキシコのハラパで第十一回目を迎える。
- せみ篭せみかご
- 見た目が蝉を連想させることから、セミ籠の名がつけられた。花を活ける茶道道具のひとつで、蝉籠花入とも呼ぶ。
参考:虎竹掛け花籠 蝉 - 千段巻きせんだんまき
- 籐巻きなど、ただ単純にぐるぐる巻くだけの巻き方。傘の柄やヤカンの柄などによく使われる。
参考:丸籐二本手買い物籠 - 千段巻き縁せんだんまきぶち
- 籠の縁を籐などで端からぎっしり巻き締める技法。
参考:スズ竹市場かご
そ
- 染め竹そめたけ
- 染料で染めた竹のこと、色あせにくい。
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