竹の用語辞典 た行
竹にまつわる用語や竹虎で使われている用語をご説明します。50音表をクリックすると対象の文字へ移動します。
た
- タール分たーるぶん
- 有機物質が熱分解するときに発生する、黒っぽい粘りけのある油状の液体のこと。
- 耐火レンガ窯分たいかれんががま
- 熱に強い耐火粘土で作られたレンガを耐火レンガという。それで出来た窯のこと。
- タガたが
- 樽や桶をしっかり留めるように竹編みされた胴輪。
- 竹縄たかなわ
- 薄く剥いだ竹を縒りながら長くつないで作られた竹の縄。竹縄作りが最後まで行なわれていたのは埼玉県にある東秩父村にある集落。その年に生えたばかりの若竹をカマ一本で伐採し、細く小割にした竹(サッパ)を乾燥させ秋まで屋根裏などで保管しておき、秋から春の農閑期に竹縄作りをおこなったという。
- たかんなたかんな
- 筍の古名。竹虎の薬用育毛剤「たかんな」は、生えたかと思うとわずか3ヶ月で親竹と同じ大きさに育つ、筍の不思議な生命力にあやかって命名している。
- 竹たけ
- 気候が温暖で湿潤な地域に広く分布するイネ科の植物。世界で約1300種、日本には約600種あるとされており、古くから日本人の生活に密着してきた。わずか3ヶ月で20数メートルの大きさに成長し、たったの3年で資源として利用できることから永続的に活用できる唯一の天然資源と言われている。竹虎では1985年から「21世紀は竹の時代」と言い続けてきた。
- 竹筬たけおさ
- 織物の織機の一部として使われるパーツで、木枠に竹を薄く削った筬羽と呼ばれる竹ヒゴを等間隔で嵌め込んだもの。現在は金筬といわれる金属製の製品主流となり、竹筬は衰退してしまったが、日本竹筬技術保存研究会の方々が伝統の技術を継承し現在も製造を続けている。竹筬には竹のしなりや歪みの強さ、摩擦による経糸への負担が少ないなど自然素材ならではの良さが詰まっている。
- 竹皮たけかわ
- 筍の成長とともに自然に剥がれ落ちる竹皮。竹皮には抗菌作用などがあるため、昔からおにぎりなどお弁当のを包むのにも使われいてる。肉屋さんでも肉を包む包材として使われていた。竹皮草履を作るのにも用いられている。
- 竹皮下駄たけかわげた
- 焼き磨き仕上げをした歯下駄に、竹の皮を編んだものを貼りつけて作った下駄。足裏へ伝わる竹皮の刺激が気持ちい下駄。
参考:竹皮男下駄 - 竹皮草履たけかわぞうり
- 抗菌性、消臭性に優れた竹の皮で編まれた草履。草履の裏側が天然素材そのままのため、主に室内用のフローリング履きスリッパとして使用される。足裏への適度な刺激が気持ちが良い。
参考:竹皮草履(ぞうり)
- 竹皮スリッパたけかわすりっぱ
- 竹の皮で編んだ草履の底にEVAスポンジ底を貼り付けている。室内外問わず履くことができる。足裏への適度な刺激が気持ちいい。
参考:竹皮スリッパ(鼻緒) - 竹皮ベルトスリッパたけかわべるとすりっぱ
- 足の甲に当たる部分ベルトタイプになっている竹皮スリッパ。ソックスやストッキングなどを履いていても履くことが出来る。
参考:竹皮ベルトスリッパ - 竹集成材たけしゅうせいざい
- 竹を縦に分割して厚みを揃え接着したもの。集成材は元々木材を無駄なく有効利用するために、小さい角材を接着した加工木材のこと。竹は非常に硬いため、加工の難しい素材であったが技術の進歩によって竹の集成材も製造が可能になり、現在ではフローリング材や家具、インテリアなど製造される。
参考:竹ちゃぶ台(丸) - 竹炭たけすみ
- 比較的低温で焼かれた竹炭のこと。アルカリ性物質の吸着に効果があり、湿気の吸収、放出を繰り返すため、お部屋の消臭や調湿の効果がある。
- 竹炭石鹸たけすみせっけん
- 石鹸素地に竹炭を加えた石鹸。虎竹の里 竹炭石鹸は、石鹸素地、炭、水、植物由来の油脂のみで作られた石鹸。子供の頃から肌が弱かった竹虎四代目が、自分や家族が安心して使える自然なものとして作られた石鹸。
参考:虎竹の里 竹炭石鹸3個セット - 竹炭パウダーたけすみぱうだー
- 高温の土窯で焼き上げた竹炭を微粉砕機にて微粉末状にした、食品添加用の竹炭粉のこと。近年の健康ブームやデトックス効果から注目を浴びている。竹虎の竹炭パウダーは10~15ミクロンととても細かく、お菓子作りや料理にも最適である。
参考:竹炭パウダー(15ミクロン)100g - 竹炭(バラ)たけすみ(ばら)
- 竹を窯で焼いたもの。窯の種類や燃焼温度によって性質が変わり、使われる用途も変わってくる。竹炭のにおい物質などの吸着力は備長炭の3~5倍ともいわれている。
- 竹炭専用窯たけすみせんようがま
- 竹炭を焼くためだけに作られた専用窯のこと。
- 竹炭まくらたけすみまくら
- 土窯づくりの竹炭を入れて作った枕。快眠に必要とされる吸水性と調湿性に優れ、中の竹炭粒を動かすことで高さも好みのものに調整できる。竹炭ならではの消臭効果と癒し効果抜群の寝具で、朝まで熟睡。オールシーズン使える快眠グッズである。
参考:快眠の竹炭まくら - 竹炭ミネラルウォーターたけすみみねらるうぉーたー
- 水道水に高温で焼かれた最高級竹炭を入れ、竹炭のミネラル分を溶け出させた水のこと。
参考:最高級竹炭(炊飯、飲料水用) - 竹トラッカーたけとらっかー
- 光岡自動車のLike-T3をベースに日本唯一の虎竹で外装を編み上げた竹の電気自動車。竹虎では「日本唯一の虎竹自動車プロジェクト」と題して製作の資金をクラウドファンディングで募り、目標金額を上回る3,511,455円を達成。2016年8月にはクラウドファンディングで一番高額な「100万円の虎竹の里ツアー」を購入して下さった方の元へ、竹虎四代目が高知から神奈川県の横浜まで約1,000kmの距離を11日間かけて走破する「チャレンジラン横浜」を決行。大勢の方に迎えられ無事ゴールすることができた。
- 竹の秋たけのあき
- 晩春に筍を成長させるために親竹が力を使いはたし、竹の葉が青々とした葉から黄色に変わり落葉すること。筍には沢山生えるあまり出番年と生えない非番年があり、非番年の方が比較的「黄葉」がおきやすいといわれる。また、筍が成長し若葉を青々と茂らせる8月頃を竹の春という。
- 竹布たけふ
- 中国の西南地区に生育する慈竹(じちく)という竹から作られた繊維。竹がもつ抗菌効果がそのままなので雑菌が繁殖しにい。水分吸収量に優れ、また静電気が起こりにくく温熱効果が高いので、夏、冬ともに快適に使う事が出来る。肌触りがとても良いので、赤ちゃんにも安心。
- 竹婦人(竹夫人)たけふじん
- 竹で編まれた抱き枕で「抱き籠」「筒枕」とも呼ばれる。竹ならではの優れた放熱性と通気性、冷たく涼しい触り心地で、特に寝苦しい夏の安眠アイテムとして愛用されている。丸みのあるデザインと竹のしなやかさは男女問わず抱きしめやすく、非常に丈夫な作り。
参考:白竹抱き枕ゴザ目(竹夫人/竹婦人) - 竹磨きたけみがき
- みがき包丁という刃物を使って、竹の表皮を削っていく作業。手触りもサラサラしている熟練職人の技。
- 竹割包丁たけわりぼうちょう
- 竹を割ったり、剥いだりする時に用いる両刃の鉈。全国各地によって違いがあるが、胴金がついているものもある。
- 竹割れたけわれ
- 竹の性質。竹の維管束は、竹表皮部分で密度が濃く、内側になるにつれ薄くなります。伐採後も竹は呼吸や収縮をするため、維管束の密度の違いが収縮率の違いとなり強度が限界となると、縦に割れが入る。
参考:竹割れへの挑戦 - 矯め作業ためさぎょう
- 竹を真っ直ぐに矯正する作業。自然の竹はカーブしていたり、ジグザグに曲がって生えている。油ぬきした後、熱を利用しながら曲がりを「矯め木」という道具を使い真っ直ぐに矯正していく。
- 溜塗ためぬり
- 表面に透明の漆を塗ったもの。透明の漆を塗る前に色を付けておくと、透けて見える。若干茶色がかっているため、少し落ち着いた色合いに見える。年月とともに透明度が増す。
- タモ材たもざい
- 木材の名前。材質は硬く狂いが少なく弾力性に富み加工しやすい。辺材は淡い黄白色だが、心材は淡い灰褐色。日本、ロシア沿海地方などに生育している。木目の美しさから、家具、合板、建築などにも使われている。
参考:黒竹アフタヌーンティースタンド(三段)、虎竹平かご3枚セット - タルキたるき
- 竹虎の中で呼ばれている虎竹の部材。
参考:タルキ - 炭化たんか
- 竹などを燃焼させると、通常は炭素が周囲の酸素と結合して二酸化炭素が出るが、その酸素を遮断した状態で燃焼させると、炭素化合物は分解が生じ、その中から揮発性の低い固体の炭素分が比較的多く残る現象。
- 炭化温度たんかおんど
- 炭を焼く際、窯内の最高温度(炭化させる時の温度)のこと。
- 炭化加工たんかかこう
- 専用の窯で高温、圧力をかけて竹を蒸し焼きにする方法。薬剤を使わないので、食器類などにも使われる。防虫、防かび効果も高くなる。
参考:竹返しヘラ - 炭素含有量たんそがんゆうりょう
- 炭に含まれている炭素の量のこと。炭素が多いと炭素以外の不純物が少ないため、電気抵抗が少なく、より良い竹炭とされる。
ち
- 力竹ちからたけ
- 竹かごなどの底を支える補強の竹。力竹を底に2~3本入れるだけで強度が増し、更に重たい荷物にも耐えることが出来る。
- 竹酢液ちくさくえき
- 竹炭を焼くときに出てくる煙を冷やして採取したもの。品質の良い竹酢液は土窯、排煙煙突の素材、摂取温度帯など細かい部分かにこだわり、1年間貯蔵してタール分を除去している。
参考:安心の竹酢液 - 竹瀝ちくれき
- 竹に熱を加えた際に切り口や表面から吹き出す油分のこと。喘息など漢方薬の材料などに用いるとも言われる。
- ちょいワル雪駄ちょいわるせった
- つま先部分とかかと部分には黒革(合革)、底には車のタイヤを使うなど、丈夫に作られている。少し重いが、ずっしりした重さが男らしい履きもの。足裏へ当たる竹皮がサラッとしていて気持ちいい。
参考:ちょいワル雪駄 - ちょいワル雪駄・ライトちょいわるせった・らいと
- 自転車のタイヤを底に使っているため、ちょいワル雪駄より軽量化されている。歩きやすいようにかかと部分にEVAスポンジを挟み、体重がかかりやすいかかと部分の負担も軽減される。
参考:ちょいワル雪駄・ライト - ちりめんちりめん
- 織物の名前。表面に凹凸が出来ている。種類がいくつかあり、絹やレーヨンで織られたものは、水に弱く縮みやすいが、ポリエステルで織られたものは水に強く縮まない。
- チンチク(沈竹)ちんちく
- 鳳来竹(ほうらいちく)の別名。桿が肉厚で重く水に沈むことから「沈竹」と呼ばれるようになった。株立ちの竹で、本来は春に多く生える筍が夏に生えることから「土用竹」とも呼ばれる。
参考:箕(桜皮)
つ
- つくばいつくばい
- 日本庭園や茶室の手前に置かれている、手を清めるために置かれている手水鉢のこと。手を洗う時にしゃがむ(つくばう)ことから呼ばれるようになった。
参考:つくばい用竹柄杓(ひしゃく) - 土窯つちがま
- 炭を焼くための窯の種類のひとつ。全体が土で出来ているため、鉄窯と違い鉄との化学反応が起こらず、より安心して使える竹炭が出来る。土窯の種類によっては鉄窯より高い温度で燃焼出来るため、より硬く良い竹炭になる。
- つちの日つちのひ
- 暦の中にある、大つち、小つちの期間を言う。この時期に切った竹は虫が入りやすいとされる。木材もこの時期には切らない。
- 角袖垣つのそでがき
- 両柱が真っ直ぐな袖垣。竹垣の定番の形のひとつであり、良く見かけられる。
参考:竹垣(虎竹角袖垣)幅90cm
て
- テーパー加工てーぱーかこう
- 段差がないよう、末端を太く先端を徐々に細くしていく加工。竹一段重箱など見た目がスッキリとシャープな印象に仕上がる。
- 手かぎてかぎ
- 柄の先にアールのついた鉤をつけた道具。荷物を引き寄せたりする場合に使う。竹をトラックに積み込み際に、下から放り上げてきた竹の束を上から引き上げたりする際に使用する。
- 電磁波でんじは
- 電気の流れで生じる電場と磁場の変化によって出来る波(電気の流れ)のこと。
と
- 籐とう
- 外見は竹にも似ているが、ヤシ科の植物。曲げに強く丈夫な素材のため、様々な生活用品に使われており、竹細工でも補強のために一緒に使われることも多い。ラタンともよばれる。
参考:丸籐ランドリーボックス - 籐かがりとうかがり
- 籐の皮で負担のかかりやすい部分を補強したり、飾りを施す方法。
- 豆乳描きとうにゅうかき
- 綿は染まりにくいため、豆乳を付けることで、その部分に色がつきやすくする手法。
参考:虎竹染めハンカチ - 胴輪どうわ
- 籠の立ち上げや、中の部分に入れる竹の輪。胴輪を入れることで形を作ったり、固定したり、籠を張らしたりできる。
- 土佐網代とさあじろ
- 底編みを網代編みにした竹籠のことで、高知の職人が編んでいたことより「土佐網代」と呼ばれている。熟練の竹編み職人でさえも詳しく知ることのない竹籠でもある。
- とびござ目編みとびござめあみ
- ござ目編みは縦骨を1本とんで1本すくというのに対し、2本とんだり、3本すくったりいろいろな形があります。
- 竹虎ゴールドとらたけごーるど
- 虎竹染めにより染色された優しく美しい黄色のこと。
参考:虎竹染めハンカチ - 土用干しどようぼし
- 夏の土用の時期に干すこと。この時期、梅干しを天日に干すと色づきも良く美味しく漬かると言われる。衣類などを陰干しすることも言う。
- 虎竹染めとらたけぞめ
- 日本唯一の虎竹の葉で布地を染め上げること。「虎竹ゴールド」と呼ばれる独特の優しく黄色い上品な風合いに仕上がる。草木染めの染色作家「SOMEYA 西峯久美」さんの工房で、摘み取ったばかりの新鮮な生葉を使い虎竹染めが行なわれる。全米最大のファッション展示会であるCOTERIE展(コーテリー展)やパリのPremiere Classe(プルミエール・クラス)にも展示された虎竹バッグ ニューヨーカーのインナーバッグやアウトバッグにも虎竹染めが施されている。
参考:虎竹バッグ ニューヨーカー - 虎竹茶とらたけちゃ
- 高知県須崎市安和にしか無い虎f斑竹の葉を使って作られたお茶。スッキリした味の中にほんのり甘みがあり、竹の香りも感じられるお茶。
参考:日本唯一虎竹茶 - 虎竹歯下駄とらたけはげた
- 下駄の台の下に1または2枚の歯がある下駄のこと。(3枚あることもある))に1つ1つ手作業で丁寧に切断された虎竹を台に貼りつけた下駄を「虎竹下駄」と呼んでいる。(虎竹下駄は2枚歯)
- 虎竹和紙とらたけわし
- 高知県須崎市安和にしかない虎斑竹を原料に土佐和紙職人さんが漉いた竹和紙。
参考:虎竹和紙名刺(100枚入) - 虎斑竹とらふだけ
- 高知県須崎市安和の竹林にしか成育しない虎模様が特徴の竹。虎模様のでる原因は、土中の特殊な細菌のせいとも言われているが、どうしてこの虎竹の里でしか成育しないのかは今だに解明されていない。
参考:虎竹削り漆箸 - ドラム缶窯どらむかんがま
- ドラム缶を使用して作られた、比較的簡単に作れる簡易窯。
- 泥染めどろぞめ
- 水に溶かした染土に生地を浸けて染める方法。
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