虎竹御守り福音鈴

虎竹御守り福音鈴


昨年のメキシコで開催された世界竹会議に竹トラッカーを持って行く費用を集めるクラウドファンディングではたくさんの方々にお世話になりました。無事に輸送費用も集まり、竹トラッカーと虎竹を世界中の方々に見ていただくことができました。


そのクラウドファンディングの特典の1つとして製作したのが、この虎竹御守り福音鈴です。この鈴はたった4本のヒゴから出来ています。少ないヒゴで編む方が簡単そうに思えますが、簡単に編めるものは簡単にほどけてしまいがちです。


4本しかないヒゴをしっかり押さえながら、ほどけないようになるまでヒゴを編み上げていきます。押さえている重なった部分をうっかり離してしまうと編み方が変わってしまったり、ほどけてしまいます。


そしてまず綺麗に編むためには、その作る物にあったヒゴを作ることが何よりも大事です。ヒゴの幅や厚みが少し違うだけで、出来上がりの雰囲気や硬さ、編みやすさなども大きく違ってきます。ほんの少しの厚さの違いで明らかに硬さが違ってくるので、編みながらヒゴの裏をナイフですっとさすって厚みを調整したりもするのです。


いろんな編み方の籠を見たり、どんな籠を作っても思うことなのですが、最初にその籠の編み方を考えた人は本当に凄いと感じます。覚えてしまうとなんてことない編み方も、最初に考えて形にするのにはどんな苦労があったのか、自分には想像すらできません。そんなことを改めて考える福音鈴作りです。