虎竹丸切り竹

2013年8月29日

虎竹丸切り竹


にはご存知のように節があります。その節の間隔は根元の方は短く、先に行くにしたがって長くなっています。竹で何か物を作る時に、その節は竹らしさを強調してくれる大切なものとなってくれるのですが、場合によっては加工の制約をつくったり、節の凸凹が気になったり、手ざわりに影響する場合もあるのです。


商品を作る場合、一つの商品を作るために必要な材料と言うのは、ある程度限定されてしまいます。ある程度の長さの中に節が一つだったり、二つだったり、節なしだったりする事もあります。1本の竹の中から、その条件にあったものといえば、ほんの一部だったりするのです。


この丸切り竹は節なしで27cm、31cm、33cm、36cm、39cmの5段階に分かれているので、作りたい物に合わせてお選びいただくことができます。そうすることで使えない材料を出来るだけ減らして、無駄を省くことができるのです。


職人さんは特に同じものを作ることが多く、同じ規格の材料が多く必要になる場合があるので、こうしてカットして準備しておくのです。無駄を出さないことが、コストを下げることに繋がり、結局はお客様に少しでもお求めやすいお値段で提供できることに繋がっていくのです。












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虎竹の里の消防団

2013年8月26日

つい先日、火事がありました。お昼の12時のサイレンが鳴り、お昼ごはんを食べようと座ったところでまたサイレンが鳴り始めました。消防団員の私はサイレンが鳴るともう出動です。そのまま竹虎本社から目と鼻の先の消防車格納庫に行き、カギを開けて消防車を出し、他の団員が来るのを電話をしながら待っていましたが、3人しか集まりませんでした。


火事の現場は須崎を流れる清流新荘川の川沿いで、畑の野焼きの火が枯れ草に燃え移り、100mほどの範囲で燃えていました。私たちのチームは小型ポンプを川に降ろして、川から水をくみ上げて、別の消防車に水を補給する活動をしていましたが、幸い近くに人家もなく、けが人もなく、1時間半ほどで鎮火しました。


虎竹の里の消防団員は現在11名です。しかし多くの団員が昼間は市外に働きに出ているために、昼間にこの虎竹の里にいる団員は数名しかいません。今回も11名のうち4名しか出動することができませんでした。過疎化に伴う人口減少に加え、仕事がないという理由もあり、若い人がどんどん地域外に出ていってしまっています。


私が入団した頃は半分以上の団員がこの地域内で仕事をしていたので、昼間の有事の際にも多くの団員が集まって、事に当たっていましたが、今はまず近くに団員がいないのです。幸いこの地域は地域を守るという意識の強い若者が多く、そんな意識の団員ばかりですが、今回のように近くに居なければどうしようもありません。


消防団活動だけではなく、出来る人ができるやり方で地域への貢献を考えていかなければいけないと思っています。竹虎は竹虎のやり方で地域貢献をやっていき、自分は自分のやり方で、できることをやっていかなければと思ったことでした。もうそろそろ年齢的にも消防団を辞めさせてもらわないとって思っていましたが、まだもう少し自分がやらなければいけないことがあるように感じた火事でした。












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2013 インターンシップ

2013年8月22日

インターンシップ


今年の夏もインターンシップが始まりました。インターンシップとは学生が一定期間企業などの中で研修生として働き、自分の将来に関連のある就業体験を行える制度です。今年は6人の意欲ある学生さんが竹虎にやって来てくれました。前半は本社での配送や店舗での作業や、竹虎工場での暑い中での作業が待っています。


今日は虎竹花かご作りの体験をしてもらいました。花かご作り方DVDを見ながらの製作です。この花かご作りは日本唯一の虎斑竹で花かごを作るという、日常ではやる機会のないことをやってもらうことも大事なのですが、6人が協力しながら、同じものを作るという過程が重要だと思っています。


DVDを操作する人、すぐ理解出来る人、全く理解できない人、器用な人、不器用な人。いろんな人がいる中でお互いが助け合い、自分を出し、同じ物を作りあげていくという作業は、思った以上に難しいことです。その中でいろんなことに気づいたり、考えたりすることはたくさんあると思うので、それをどうするかが今後の課題になっていくと思うのです。


何かを教えたり、分かってもらおうとするインターンシップではなく、それぞれの学生さんが、それぞれの感じ方をしてもらって、気づいてもらって、成長できるインターンシップになればいいなと思っています。












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竹切り用鉈

2013年8月19日

を割ったり、剥いだりするのには竹割包丁でヒゴの幅を揃えるのに使うのは幅取り包丁、などといったその作業に合わせた、それぞれの刃物がありますが、これは竹を切りに行く時に持っていく刃物です。一番奥の大きい物が柄鎌と呼んでいますが、竹を切り倒す時に多く使う鉈です。手前の二つは主に竹の枝を払うために使用しています。


竹の枝を払うと言っても、どういうことか分からないかもしれません。竹には当然枝が付いていますが、運搬するのに邪魔ですし、基本的に不要のものですので、山でその枝を切って落としてくる必要があります。いろんな方法があるのですが、竹の幹の表面に傷をつけないように、元の方から枝だけを切り落とす方法を取っています。その作業が竹の枝だけを払っていくので、枝を払うと、この辺りでは呼んでいます。


この刃物はどれも土佐の匠に選ばれた迫田さんの作の物です。昔から先代と付き合いがある関係で懇意にしていただいており、一番手前のオーダーメイドの刃物などは、細かく厚みや刃渡りなどを指定して作っていただきました。こんな立派な刃物を持つと、その刃物に負けない仕事をしようという気になるものです。


弘法は筆を選ばずということわざがありますが、やはり自分の使いやすい、気に入った道具を持ち、それを大事に使い続けていくことが、竹を切ったり、物を作ったりして行く上で大切なことだと思います。












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竹虎工場の大扉

2013年8月13日

竹虎工場


朝日を背にしたり、まだ陽が昇って無かったり、季節や天気によっていろんな表情のある竹虎本社を楽しみながら毎朝出社し、神棚に手を合わせ、事務所のパソコンを立ち上げてから、工場のこの大扉を開けるのが、仕事の始まりと感じる瞬間です。


一枚の高さ4m、幅2.5mのこの大きな扉を力いっぱい開けて光を入れ、空気を入れると、工場が目覚める感覚になるのです。それと同時に工場の一日の仕事の段取りを頭の中で確認し、事務所に戻るのが毎朝の行動パターンとなっています。その時にはわざと少し狭めに開けておいて事務仕事をしていると、ガラガラ~という扉を開ける大きな音が聞こえて、工場の職人が出社してきたことがわかるのです。


逆にこの扉を閉める時が、毎日の工場内での仕事の区切りをつける瞬間です。職人たちの帰った寂しい工場内を見渡して、締める瞬間は本当に工場の一日の終わりを感じさせてくれます。そんな風に感じるのはこの大きな扉が大きくて、重くて、力をいっぱい入れないと動かないからだと思うのです。何気ない朝晩の開け閉めですが、この大きな区切りが、私の毎日の気持ちの大きな区切りとなってくれています。












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白竹割竹

2013年8月 8日

白竹割竹


ここ数年、この季節になると決まってご注文いただく白竹割竹です。この割竹を使って形を作り、紙を貼って神輿を作っているようです。こうして一枚一枚手作業で裏の節を鉈で削り取ってから、お届けするようにしています。この他にも竹を割って、厚みを揃え、お札を挟めるように先に割り込みを入れるという割竹も作らせていただいています。


この日本唯一虎斑竹の里の秋祭りでも、竹を持って練り歩き、ぶつけ合って、その場所を清めていく竹練りという踊りがあり、神祭には欠かせないものとして、ずっと続いています。家を建てる際の地鎮祭にも竹を四方に立てて、注連縄を張って祭場としたり、お正月には門松を飾るなど、竹はあらゆるところで使われています。


このように日本人の暮らしや神事に、竹は本当に密接に関わって、無くてはならないものとしてあることがよく分かります。ただ使って頂く、作るだけではなく、何故竹でなければいけないのか、その意味なども考えながら、伝えていきながら、竹と関わっていきたいと思います。












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虎竹結界

2013年8月 1日

エントランスに飾ってある絵画と人に少し距離を置く結界のようなものができないかというお客様にご提案した虎竹の結界です。最初は白竹のようなイメージだったようですが、虎竹でのご提案をさせていただきました。


どんな場所なのか、どういう雰囲気で、どういう感じの場所なのか分かりませんので、白竹では少し和のイメージが強すぎるように思ったからです。竹を使うとどうしてもそういうイメージありますが、虎竹や黒竹のような色目ですと、どんな場所にも違和感なく、モダンな感じで置けるように思うのです。


今回も作ってみて、こうして置いてみると、やっぱり虎竹がどんな場所にも違和感なく置けて、その空間を締めてくれるような気がしています。この虎竹結界を見られた方がどういう風に感じるのか知りたい気もありますし、またこうして一人でも多くの方に虎竹を見てもらい、知ってもらえるきっかけになればいいなと思うのです。


虎竹結界












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