新入社員が入ってくれました。

2017年4月 6日

朝礼 挨拶 職人 竹虎


新しい年度に入り、竹虎本社に新入社員が入ってくれました。この春に高校を卒業したばかりのフレッシュな新入社員です。新入社員はもちろんのこと、新しい人が入ると職場の空気が変わるので、それをいかにプラスの方向に変え、いい雰囲気でみんなが気持ちよく仕事できるようにと、当たり前ですがいつも考えています。


初めて覚えてもらう仕事は一番大事な朝礼です。朝礼の中に竹虎のすべてが入っていると言っても過言ではありません。すべてがお客様に喜んでもらうにはどうすればいいか、そのためになにができるか、竹虎はどこに向かっているのか、そして自分たちはそのために何をするのか、ということを毎日の朝礼の中で確認し合い、学び合い、そしてその練習の場にもなるのが自分の考える朝礼です。


今回、新入社員が来てくれたことを機に、どうしてもマンネリになりがちな朝礼をもっともっと意味のある朝礼にしていこうと、あいさつに磨きをかけることにしました。


磨きをかけるとは意識的に心を込めるということです。毎朝のあいさつの練習もただの朝礼の中の習慣のようになってきています。それをどこまで心を込めてやっていけるかによって、感謝の念も強くなり、あいさつも本物になり、意識も上がり、そのあとの連絡事項やいろんなお客様対応についても本気で考え、取り組んでいけると思うからです。


いろいろな課題やいたらない部分もたくさんありますが、今できることをきっちりやっていくことで少しずつ何かが変わり、それがお客様にも必ず伝わると信じています。


それは工場の職人も同じことです。大きな声を出したり、きっちり動きを合わせることなど、本気でやろうと思えば今すぐできることをしっかりやっていく意識を持ち、確実にやっていかないと次の進歩はありません。


新入社員がどう成長できるか、そして自分も含め、今までいた社員がどれだけ当たり前のことに磨きをかけていけるか。工場の職人たちがどのように変われるのか。新しい年度を迎え、新しく仲間に入ってくれた社員に負けないように、一緒に成長したいと思うのです。












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山にある道

2017年2月23日

山にある道


虎竹の里の山といっても、いくつもの自分など名前もしらない山が連なり、またその山の中にも谷があり、小さな川があり、またその山は一般の土地と同じようにたくさんの人の所有に分かれています。虎竹の生えている場所もその山の杉や桧の林の中に、あちこちに分かれて点在しています。


そのあちこちに点在している虎竹の山を呼ぶ場合は、どこそこの、誰だれさんの山、どこそこの2段目、どこそこの奥の端、などと呼んでいます。またその虎竹の山でも、「今年は南斜面を切る」、「去年は下を切ったので、今年は上を切る」などと、虎竹を伐ってくれている切り子さんとはいつも話をしています。


虎竹の色つきの良し悪しは日当たりにも大きく影響されていて、その山がどちらの方向を向いているのか、日当たりはどうなのか、どんな竹が生えていて、どんな感じの色つき具合なのか、など、実際に見ておかなければ話が分からず、以前は相談もしてもらえませんでした。


自分は役目柄、虎竹の里から伐り出された虎竹を一本一本すべて選別するために全部の竹を見ています。山を見ずに出てきた虎竹だけを見て、いろいろ言うわけにもいけないために、出来る限り山に入って、山に生えている状態を見るようにしています。


それでも虎竹の出ていない山に行くことはそうそうなく、まだ入ったことのない山もまだまだたくさんあります。しばらく竹も出ていない、初めて行く山に上がっていくと、尾根にはこんな立派な山道があることに驚くことがあります。


今のようにトンネルもない時代に山道を上がったり下りたりしながら隣町に行くのは遠いけど、尾根伝いにいくと近い、と切り子さんに聞いたことがあります。確かに尾根伝いに歩くとすぐ隣町が下に望めます。


山の中でこんな立派な道になるまで、どれだけの人がここを通っただろう、この道を歩いていた人はどんな人たちだろう、と長い年月と先人たちに想いを馳せずにはいられません。












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スタッフのお土産

2016年9月29日

スタッフのお土産


事務所の机の上に、たまにこうしてお菓子がおいてあることがあります。休日の後や前日休みだった社員がどこかに出かけ、お土産といって、他のスタッフや工場の職人たちに買って来てくれて、それを配ってくれたものです。


お土産の他にも休憩時のおやつにと、チョコレートやクッキーなどのお菓子をそっと机の上におすそ分けしてくれて置いてくれる時もあります。実はあんまり甘いものを食べたり、間食をするほうではないので、すぐには食べずに机の上にしばらく置いてあることも多いのですが、ふとした時に食べたくなって頂いています。


行き先は今回のように大阪のユニバーサルスタジオであったり、どこかのイベントであったり様々ですが、そのお土産に行かれた場所が垣間見れ、楽しい休日を過ごしたんだろうなと嬉しくなるお土産です。


どこかに出かければお土産を買ってきてくれて、みんなに配り合うというのが、当たり前のようになってきました。買って来なくてはというようになってはいけませんが、社員さん同士が仲良く、コミュニケーションを取りながらやってくれているのを見るのは本当に嬉しく、ありがたいことだといつも思います。


お客様に喜んでいただくには、まずスタッフが楽しくやれることが大事だと思っています。そんな現場にしたいなといつも思います。それをみんなでやってくれているので、自分としてはどれだけ助けられているかわかりません。そういう意味でも本当にありがたい、嬉しいお土産でもあるのです。












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ローソン須崎安和店

2016年7月21日

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竹虎本社前にあるローソン須崎安和店。人口720名のこの虎竹の里唯一の食料、日用品を販売しているお店でもあります。小学校の全校生徒数が30人足らずというこの地域も、ご多分に漏れず老人が多く、独居老人や交通手段を持たない方が多く暮らしています。


そんな人にとってはこのローソン安和店は毎日の暮らしに無くてはならない大切なお店となっています。もちろん自分をはじめ、当社社員もほとんど毎日数回は利用していますし、前を走る国道の通行人の方々にも大変便利なコンビニとして、このお店は存在しています。


そのローソン安和店が突然の7月いっぱいでの閉店というお知らせを店舗に貼りだしたのが7月に入ってからのことでした。本当は1週間前の告知と言われていたそうですが、この地域の現状と後々の事も考えてオーナーさんが早めに告知してくれたようです。


こんな小さなところのお店ですし、そんなに売り上げが多いとは思っていません。オーナーさんも頑張ってやってくれており、閉店も苦渋の経営判断だと思っていました。ところがオーナーさんは継続意志があるのにローソン本部の今後を見ての判断で、契約更新をしてくれないということがわかりました。


この地域での唯一の食料、日用雑貨販売店でもあるローソン安和店の存在は、この地域の人にとっては本当に大事な大事なお店です。そのことをオーナーさんも理解してくれており、なんとか継続の道を模索してくれていたようです。


地域の声を本部に届けることで、考え直してくれるかもしれないということで、藁をもすがる気持ちで安和地区民とローソン利用者、1400名分の署名を5日で集め、それを添えて請願書を送らせてもらいました。


請願書の届いた夜には、考え直してくれるとのお返事をいただき、条件付ではありますが、契約更新のめどがついて、本当にほっとしました。8月からローソン安和店が無くなるということを想像しただけでも、この地域の寂しさや、何より日々の生活をこのお店に頼っている方々にとって、どれだけ不便で大変なことか。


今回は時間がなく、見切り発車での署名集めとなりましたが、地域の人たちのおかげでたくさんの署名を短期間で集めることができました。苦情も届き、自分のしていることは勝手なことなのかと思ったこともありましたが、ギリギリセーフでの契約継続となり、本当にやってよかったと思っています。


よそに住んでいる人がわざわざこの地域を助けてはくれません。今後はこのローソン安和店閉店の危機を、自分たち自身でこの大好きな地域の先をみながら、やれること、やらないといけないことを本気で話し合っていけるいい機会にしなければいけないなと思うのです。












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わくわくチャレンジ in すさき

2016年6月23日

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竹虎では毎年夏休みを利用して、大学生や専門学校生を受け入れてのインターンシップを行っています。最初の1週間は暑い工場内での虎竹の目打ちや、油抜き、そして梱包、発送作業場での梱包作業などを通じて、竹虎の実際の現場を体験してもらい、次の一週間でそのインターンシップのHPを製作するというプログラムです。


今回、地元須崎市の中学生の「わくわくチャレンジ in すさき」、通称「わくチャレ」という職場体験学習で3日間の短い間ではありますが、中学生を受け入れることになりました。


この事業は、中学生を地域社会に預け、職場体験を通じて、豊かな感性や個性、創造性などを育もうとするものであり、同時に、地域の人たちに子どもたちの姿を見てもらい、学校、家庭、地域が連携を取りながら、子どもたちを守り育てることを趣旨としているようです。


業務が忙しい時期でもあり、中学生を受け入れることには少しためらいがありましたが、希望している中学生が竹虎や虎竹のことに興味があると聞いて、それならばぜひということで今回の「わくチャレ」となりました。


小学生のころから本社前をいつも通って通学していて、見かけてはあいさつをしていた生徒さんですが、職場体験では緊張しながらも、しっかりとあいさつも出来て、2日目には少しだけ大きな声も出せるようになってきました。


商品を包んだり、梱包をするということは、自分がやったことが、そのままお客様のところに行くということです。そういう意味で、すごい緊張があったようですが、素直に「はい!」という返事をしながら、彼女なりに考えながら、どんどん覚えて動いてくれました。


3日間という短い期間ではありますが、少しでも虎竹や竹虎を知ってもらい、また少しでも仕事や人とのコミュニケーションなどの気づきがあり、竹虎に来てよかったなと思える「わくチャレ」になればいいなと思うのです。












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虎竹の葉茶摘み

2016年2月18日

虎竹の葉茶摘み


虎竹茶の在庫が無くなり、今期の虎竹の伐採に合わせて、虎竹の葉を集めることになりました。以前は虎竹を伐採し、枝を払ってしばらく置き、少し枯れて葉っぱが落ちやすくなったころに虎竹の葉を集めていましたが、今回は青々とした葉のほうが、香りがよいということで伐採後すぐの青々とした葉っぱを集めることになりました。


青々とした葉を集め、その青々とした葉のまま製茶工場に持ち込んで製茶するスケジュールのために、持ち込む日に合わせて虎竹の葉を集める段取りとなりました。山に入る少し前に合わせて虎竹を伐採し、1週間ほどの短い期間に社員総出で山に入っての虎竹の葉摘みとなりました。


以前は葉っぱを少しだけ枯らせてから取りに行っていたので、革の手袋をはめて、竹の枝から葉っぱをしごき取る方法でそこそこ綺麗に葉が落ちていたのですが、生々しい葉っぱは簡単には取れません。剪定鋏で一つずつ葉っぱを取る方法が手間はかかりますが、それでも一番良い方法ということになり、丁寧に葉を摘んでいきました。


手間がかかる分、虎竹の葉は思うように集まりませんでしたが、それでもこの寒い時期に1週間毎日みんなが虎竹の山に一日中入って黙々と竹の葉を集めてくれたおかげで、必要十分な虎竹の葉が集まったように思います。冬の山に一日中いるということは実際にいたことのない人には分からないしんどさがあります。


今回自分は竹の伐採にほんの少し関わっただけで、竹の葉集めにはほとんど行けていません。毎日山から集めてきた虎竹の葉が少しずつ工場に集められ、増えていくのを見ながら、改めて助けてもらっている有り難さや、心強さを感じ、山に入った社員が作ってくれた虎竹茶を早く飲みたいと感じた竹の葉集めとなりました。












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大雪が降りました。

2016年2月 4日

巻き竹


日本列島に数十年に一度の大寒波がやってくると数日前から言われ、特に普段雪のあまり降らない西日本は要注意と言われていましたが、予想通りの大雪となりました。前日の昼間から雪がちらほら舞い、気温が明らかに下がっているのが分かりました。


夕方から本格的に降り始め、7時過ぎには道も真っ白になっていました。その日は須崎市内で送別会があり、その会に出席していましたが、小さい山をひと山越える虎竹の里行きにはタクシーも行ってくれないという話になり、8時過ぎに嫌がるタクシーの運転手さんにお願いをして、やっとのことで帰ってくるほどでした。


それほどすごい雪だったので、朝はすごいことになっているかもしれないと心配していたのですが、夜のうちに雪もやんだようで、何とか会社までは来れました。とはいえ数年ぶりの大雪で道にもこんなに雪が積もっていて、出勤して来てくれる社員さんがどれくらいいるだろうと心配をしていました。


しかし、休みますという連絡は一件だけで、雪でスリップしたり、通れない道を引き返したり、雪での渋滞で遅れてきた社員はいましたが、ほとんどが無理をしながらも出社してきてくれました。かなり怖かったようですが、事故などもなく、ホッと安心した、また改めて社員さんの有り難さのわかった大雪の朝となりました。












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神祭の準備

2015年10月29日

神祭の準備


毎年、11月3日は安和天満宮の秋の大祭です。天満宮のお祭りは1年で何回もありますが、秋は一番大きなお祭りとなっています。農業が主体で、その一年の収穫によって暮らしが大きく左右されていたころは、春の祈願祭が本当に切実なものであったと聞きますが、今は感謝の意味合いの強い秋のお祭りが一番盛んになっているようです。


小さい地域の神祭ですので、地域の人たちが交代で神役になり、いろんな役目を分担しながら続けています。出店も以前は2軒ほどが来てくれていましたが、今は何もなく、来てくれた人の楽しみがないということで、地域の青壮年会がたこやきや焼き鳥、おもちゃなどの出店を出しています。


このお祭りではお旅所と呼ばれる場所に神様が出ていくおなばれという行事があります。その神様が出ていく道を清める意味で竹を持って練り歩き、ところどころでその竹を打ちあう竹練り踊りという踊りがあります。


地域の若者が踊る踊りで、この地域のほとんどの男性はこの踊りを体験しています。数か月前から練習を始め、地域の大人から踊りを習いながら交流し、またこの切な神祭に大切なお役目で参加するということが、この地域や人を知り、親しみや誇りを持つことに繋がっていると感じます。


その竹練りで使う竹は以前は竹虎で用意していた時期もありますが、今は青壮年会のメンバーで竹を切りに行っています。虎竹の山をそうそう見る機会もなく、竹を切る機会もないメンバーに竹山に入ってもらい、切ってもらうことにもまた大きな意味があると思います。


まずどこの山に入るかを決めて、山主さんに了解を得て山に入ります。虎竹の山ですので、色の無い、古い竹を選び、また竹練りに使える大きさを選っていると、そうそう切る竹もなくて、山の中をあちこちと探し回りながら切っています。


急な斜面を登り、歩き、竹を切り、枝をはね、竹をひっぱり下ろす作業は決して楽な作業ではありません。しかし地域のためには当たり前にやらないかんことだという意識がメンバーの中には普通にあります。


花取り踊りは6月から、竹練りは9月から週に2回の練習を重ねます。この神祭もたくさんの人の手助けがあり、踊りを踊る人もそうですが、毎年それを教える人のおかげもあって続けていけています。この地域の伝統を残し、地域を守る気持ちを本当に持って活動している人がこの地域にはたくさんおられます。


この地域が好きというのは、そこに住む人たちが好きだということだと思います。こんな田舎ですが、まずこの地域や人を好きになってもらい、ここに残り、住み、この地域を守り続けていってくれる人が一人でも増えることを願いながら、自分でもまずこの大好きな地域のためにやれることをやるしかないと思うのです。












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虎竹の電気自動車

2015年10月 1日

虎竹の電気自動車


竹虎では今、クラウドファンディングという方法で資金を集め、虎竹の電気自動車を作るという企画が行われています。ずいぶん前に京都で竹の自動車が作られたのは知っていましたが、先日その自動車を見に行く機会があり、行ってきました。


京都の東洋竹工さんという会社が関係機関と共同で作ったというこの車はボディを竹で編みこんで作られておりました。前のライトまわりは輪弧編みで編まれ、全体は六つ目を主体にしたものにやちゃら編みで竹を差し込んで編まれています。


とはいえ、造形などの技術は素晴らしく、これをうちでやれるかと言えば、とてもとても難しいですし、今作るとなるとまだまだこれ以上の物を作って当たり前なので、そういう意味では課題やクリアすべき点がたくさんあります。


ベース車のデザインを見て、すごく直線的なイメージを抱いたので、編むというより、竹を並べるというようなイメージを、車のデザインを考えてくれているデザイナーさんにお伝えしました。それなら竹虎の職人たちが得意とする、竹を組むということに近いので、少しでも無理なく、竹虎の仕事としてやれるのではないかと考えたからです。


どんなデザインになるのかわかりませんし、どれだけのことができるのかもわかりません。いづれにせよ課題はたくさんある中で、もしやることになれば一人でやるしかないと思っていた製作を、竹虎の職人と一緒に考えてやれそうなデザインになりそうで、嬉しく、そして心強く思います。












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春がやってきています

2015年2月 5日

春がやってきています


一年の始まりは立春からと言われています。旧暦では立春が正月と考えられていたため、その前日の節分は大晦日の役割を持ち、一年の厄を払うために豆まきをします。2月3日の節分には豆まきをし、恵方巻きを食べられた方も多いのではないでしょうか。


竹の伐採時期は種類によって多少の違いはありますが、秋から冬にかけての寒い時期とされています。これは竹が水を上げてなく、休んでいる状態で養分も少なく、伐採後も腐りにくく虫も入りにくいとされているからです。


虎竹の伐採も1月末で終わりとなりました。まだ山に倒されたまま出て来ていない竹も多少ありますが、今期の竹の入荷も終わりが近づいてきました。毎年のことですが竹の入荷が終わる頃にはもう春がやってきています。


虎竹の伐採も終わり、竹虎本社前に植えられている梅も咲き始めました。まだまだ寒い日が続いていますが、春はもうそこまで来ています。












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