黒竹が生え出しました

2013年5月23日

黒竹


竹虎工場のすぐ後ろには太平洋が広がっています。工場横にはその太平洋に流れ込む川が流れていますが、その川辺には少しですが黒竹が生えていて、仕事の合間や通りかかった時には私たちの目を楽しませてくれたり、ホッさせてくれたりしています。その黒竹が今年も新しく生え出しました。


虎竹もそうなのですが、最初のうちは黒竹もこんなに青々とした竹です。竹は成長力の強い植物として有名ですが、数か月で大きく成長して、親竹と同じ大きさになります。生えた当初の竹は青々として、まだ柔らかく、触るとブヨブヨしているのですが、それがだんだんと身が入って、堅くなり、そして2年目くらいからだんだんと色もついてくるのです。


もちろん、それには個体差があって、色の良くつく物や、薄いもの、すぐに日に焼けて白っぽくなるもの、竹の厚みが薄くて弱いものなどなど、マチマチですが、それが自然の色の良さであり、不思議でもあり、作ってできない魅力的な色だと感じています。


竹皮の下から枝らしきものが延びているのがおわかりでしょうか?竹皮の下にちゃんと枝になる部分が格納されており、この竹皮が落ちると、枝が横に広がり、延びて、葉をつけるのです。だから竹の枝のついている部分の上の幹にはその名残の溝がついているのだと、勝手に理解をしています。


こういう成長の過程を見ていると、本当に竹も生きているんだと実感できて、親しみも湧いてくるものなのです。












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虎竹手ほうき

2013年5月20日

虎竹手ほうき


先日のブログで日本唯一の虎竹竹馬のことを書きましたが、春の運動会シーズンに保育園でよく使われるのが竹馬で、小学校でよく使っていただいているのが、この虎竹手ほうき用に使われる竹です。


この50cmほどの長さの虎竹をどうやって運動会で使うかとういうと、踊りに使われています。小学校の運動会に踊りはつきもので、年によってや踊りによっても違うのですが、この虎竹手ほうきを使って踊る踊りがあるのです。


この虎竹の里の安和小学校でも以前は、竹で組んだ足に大きい孟宗竹(もうそうだけ)を渡して、それを虎竹手ほうきで音楽に合わせてたたきながら踊る踊りをやっていました。子どもたちが大きくて長い孟宗竹に向かって並び、音楽に合わせて虎竹で孟宗竹をたたいてリズムを取る踊りを初めて見たときは、何とも言えない感動があったことを覚えています。


全校生徒30~40人の小さい学校ですが、その踊りを代々踊ってきた中高生も飛び入りで参加してくれて、みんなで踊っている姿にこの地域のまとまりを感じ、その中に虎竹があることに嬉しさでいっぱいになったことを覚えています。今では音楽も変わり、その踊りはやらなくなっていましたが、同じ市内の小学校さんの春の運動会で使っていただくことになりました。


よそ地域の小学校では普通の色のない竹が使われていると思うのですが、こうして地域の子供たちに使ってもらことで、少しでも日本唯一の虎竹や地域のことに興味を持ってもらえたら、またそのお手伝いができればこんなに嬉しいことはありません。












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職人の持って来てくれた小夏

2013年5月13日

小夏(こなつ)


小夏(こなつ)とは高知の名産として知られる柑橘類の一種で別名ニューサマーオレンジとも呼ばれる春~夏にかけて高知を代表する、もっともポピュラーで愛されているフルーツです。リンゴのようにするすると薄く黄色の皮部分だけをむいて、その下の白い甘皮と一緒に食べますが、冷やして食べると一層おいしく食べられます。


その小夏を竹虎の工場で働いてくれている職人さんが小夏をたくさん持ってきてくれました。おじいさんが作っていたらしいのですが、今はその職人さんが休みの日に世話をしていて、形は悪いけど無農薬でおいしいからと持って来てくれたのです。


たしかに形は悪いけれど、ほのかに甘くておいしかった。何よりも普段は無口でおとなしい、その職人さんが自分のところで取れた小夏を、社員みんなに食べて欲しいと持って来てくれたことが、すごく嬉しい出来事でした。


家で作っている野菜や花を持って来てくれたり、どこかに出かけたからとお土産を買ってきてくれたりと、竹虎のスタッフ達は本当に優しく、仲良く、竹虎や仲間を思って、仕事をしてくれています。そんな素敵なスタッフに支えられて竹虎は幸せだな~と感じずにはいられません。












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日本唯一虎斑竹の山

2013年5月 1日

日本唯一虎斑竹の山と聞いて、皆さんはどう感じられるでしょうか?日本でここにしかない虎斑竹(とらふだけ)が生えている山。その山はどんな山なのでしょうか?色のついた虎斑竹がびっしり生えている竹ばかりの山だと思われている方も多いことだと思います。


また、製品になっているような油抜きをした綺麗な色のままの竹が、そのまま生えていると思っている方も大勢いることやと思います。けれど、決して綺麗なままの竹が立っているわけではありませんし虎斑竹の山でも色のついた竹は一部でしかないのです。また虎斑竹だけではなくて、山には杉も桧もたくさん生えています。


一口に山と言っても、その山にはたくさんの山主さんがいて、境があって、山の向きや日当たりや、風当たりによって竹は様々で、なかなかひとくくりにはできないのです。焼坂と呼ばれる山だけでも複数の山主さんがおられます。その中の一つ、竹虎の会社の山だけでも僕と切り子さんと呼ばれる虎斑竹を伐採してくれている人の間にはまた3つの境界があるのです。


それぞれの場所の日当たりや向きや、地質や傾斜などで生えている竹の大きさや色つきがそれぞれ違ってきます。それによって、今年はここを切ろうとか、竹を休ませようとか、ここはよくないとかっていう話をしています。虎竹の里の中にもたくさんの山があって、それぞれの場所によって、それぞれの切り子さんがいて、それぞれの思いやこだわりがあって、その中でいろいろな虎斑竹が毎年出てくるのです。


そんな山の話、虎斑竹をはじめとする竹の話、職人さんたちの話、製造現場での話など少しずつではありますが、ご紹介出来ればと思っています。












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