濃紺の作務衣がトレードマークの竹虎スタッフ、寅子(とらこ)です。まだ竹について勉強中ですが、好奇心旺盛な寅子ならではの竹製品や虎竹の里をお届けします。

竹炭入りアクアリウム?

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最高級竹炭(15cm)


ピピピという電子音と一緒にスマートフォンに届いた一通の写メール。おもむろにボックスをチェックすると、届いていたのは「竹虎の竹炭でインテリアしてみたよー(^0^)」という友人からのメッセージに、一枚の添付画像でした。


竹虎の竹製品使ってくれたんだ♪とウキウキしながら写真を見ると、なんとそこに写っていたのは友人ご自慢の熱帯魚たち!


あれ...なんで水槽?うちの竹炭は??


予想だにしない画像に、私の頭にははてなマークが浮かぶばかり。これは事実確認せねばなるまいと、すぐさま電話ボタンをプッシュです。挨拶もほどほどにことの成り行きをたずねると、なんでも熱帯魚が泳ぐ水槽のレイアウトに最高級竹炭(15cm)を使ったんだよ、とのこと。私は全然知らなかったのですが、アクアリウムのインテリアに竹炭を使うのは、熱帯魚通の間では意外と有名なんだそう。叩くとキーンと音が鳴るほど良質の竹炭は、水槽の水を浄化して匂いも抑え、竹炭のミネラル分でお魚たちが元気になると言われているようです。


「竹炭インテリアは、人間だけのものじゃないきね。魚だって、お洒落で快適な竹炭の部屋に住めた方が嬉しいがやき。」


なんだか凄く良い言葉に聞こえる友人の台詞。そして私は改めて写真を見直します。三角小屋のような魚の隠れ家は、2枚の竹炭を組み合わせたもの。浮いてしまいがちな水草は、竹炭に巻きつけて固定されていました。水にゆらめく緑の水草、赤や青の鮮やかな熱帯魚・・・それらに黒銀の竹炭が非常に映えて、とても格好良いのです。いつの間にか私の部屋よりも、どんどんお洒落に見えてしまいます。


ちなみに竹炭ははじめのほうこそプカプカと浮かんでしまうそうですが、重りをつけて数日間水に沈めたままにしていると、重りを外しても自然と自分で沈むようになるそうです。(水を吸って竹炭が重くなるがでしょうか?不思議です。)


最近ではベタやメダカを瓶で楽しむ、手軽なボトルアクアも流行っているそうです。丁度私の家にも竹炭はあります...そして何よりアクアリウムインテリアを竹炭で楽しむ友人が羨ましくなってしまいました。我が家に竹炭入りのボトルアクアがやってくる日も近いです。