濃紺の作務衣がトレードマークの竹虎スタッフ、寅子(とらこ)です。まだ竹について勉強中ですが、好奇心旺盛な寅子ならではの竹製品や虎竹の里をお届けします。

虎竹耳かきでやさしく耳掃除

虎竹耳かきでやさしく耳掃除 


近頃はイヤーエステに通う人が居たりと耳かき好きの方々が増えているようで、私の母も毎日欠かさず耳かきをする一人に属しています。


以前、母は市販の耳かきを使っていましたが耳の中を傷つけ、出血したりしていました。最近では綿棒に変えていますが、麺棒だと皿部分が無く掻きにくいので上手く取れない様子です。そんな母が気がかりだったので名人作 虎竹耳かきを使ってもらうことにしました。


母は名人作 虎竹耳かきを使うやいなや、


「かきやすい、気持ちいい。」


とリラックスした表情でしばらく使っていました。耳の傷を心配しましたが、その表情に一
安心。


「また、貸してね」


と機嫌良く返してくれました。


いざ、私も使ってみることに!最初に持ち手の太さに驚きました。いつも使っている耳かきは頼りないくらい細いのですが、名人作 虎竹耳かきは持ち手に虎竹が分厚く使われています。高級感があるように見えました。実際にプロの方が使っている耳かきの持ち手部分も太いものが多くあるようです。持ち手が太いとつかみやすく、力を入れなくても優しく掻くことができました。


使う前は皿部分が薄くて細いので今にも折れそう、怖いな...と思いましたが、使ってみますと全然頑丈です。首部分のカーブが竹独特のしなりでくねっと曲るので奥まで良く届きます。耳垢が固まってしまい、取りにくくなった場合でも名人作 虎竹耳かきなら細やかにぺらっと取ってくれるので嬉しいです。使っていると耳の中には爽快感が。スッキリしてき
ます。


使い心地が気に入った名人作 虎竹耳かき。なんと、竹虎のおすすめギフト「誕生日祝い」のランキングで1位に輝いている商品でした。丁度、誕生日の近いお世話になった先輩にメッセージを刻印して送ろうかとワクワクしながら考えています。

竹の風味でさらに美味しい。

竹の風味でさらに美味しい。


「うん、今日もおいしい♪」


私は毎日温かいお茶を竹タンブラーに入れて飲んでいます。使いやすくてお気に入り♪前に竹虎スタッフが竹ビアグラスを愛用しているのを聞いて、そちらにも興味が湧いてしまった私です。竹タンブラーはひとまず置いておき竹ビアグラスを使ってみることに。


使う前に手にとってみました。思ったより軽くて、頑丈そう。表面は塗装をしていないのにサラサラとした竹素材の優しい手触りです。一つ一つ手作りですが、全部機械で作ったかのようなキレイな見栄えに職人さんが丁寧に加工されているんだなと思いました。のぞくと底部分には竹の節が!!自然の竹をそのまま生かした作りでお洒落♪♪香りを嗅いでみますと、ふんわり~と甘い香りがしてきます。


晩酌にビール!というのは定番ですが、手元に無かったので冷蔵庫に入れていた炭酸ジュースを注いでみました。


「ゴクゴクゴク...うまあ!!」


竹の風味がして、いつもより口当たりがまろやかでした。容量が結構あるので飲みごたえが充分♪中は冷たいのに、外側は冷たくない!!ことに気付きました。いつもみたく


「冷たっ!?」


とならず持ちやすいです。時々、私はお洒落にコースターを敷いています。一人喫茶店気分♪♪洗って何度も使えます。着色料の入ったジュースでしたが、シミが付かなかったので安心安心。ちなみに、お風呂あがりでこの一杯を飲むともう、やめられません!!


本店で文字やロゴを入れている竹ビアグラスを見せていただくと、刻印の内容によってかっこよかったり、お洒落に見えます♪ビールが大好きな両親にペアで刻印入りを送りたい!と想像する私でした。

虎竹の里は癒しのスポット

虎竹の里は癒しのスポット


安和トンネルを超えると、すぐに虎竹の里が見えてきます。


「兎追ひし彼の山~♪小鮒釣りし彼の川~♪」


と故郷の歌詞にぴったりあてはまるような光景が目の前に...。まっすぐとどこまでも伸びる国道56号線の道。竹虎や竹林へ連れて行ってくれる一本の道でもあります。住民が親切であたたかい虎竹の里。竹虎スタッフはもちろん、近所やコンビニの従業員の方がいつも私と気さくにお話ししてくれるのです。近くの安和海岸の海は広々として、水面がキラキラしていします。海沿いを歩くと、南国の潮風がふいてきて気持ちがいいです。海を取り囲むようにそびえ立つ山々。濃い緑の中にところどころ明るい緑色の竹林が見られます。虎竹の里は自然と人が調和しているところで、市内に住む私にとっては癒しのスポットだと思うのです。


豊かな自然の中で育まれた日本唯一の竹林。高知の雨の恵みを受けて虎斑竹が毎年すくすくと育っている大切な聖域でもあります。竹林へ行くと、かぐや姫でもいそうじゃないかな?!とワクワクしてきます。


「さわ、さわ...」


風の音、竹の音、土のにおい、太陽の木漏れ日、全てが心地良く、目をつぶると大自然の中に自分が溶け込んでいるような気持ちになります。どんなに便利な暮らしになっても、人間は自然が無いと生きて行けないんだなあ!!と実感。


初代宇三郎から代々、今の竹虎四代目まで受け継がれている竹林の道。今では竹林へ色々な方が訪れるのは日常的ですが、先人が虎竹と出会った始まりの場所だと思うと神秘的です。


今年で竹虎は121年を迎え、次の100年を目指し進んでいます。これから先、環境や時代は絶え間なく変化していきますが


「虎竹の里が、何年たっても変わらないままでいてほしい...。」


と安和の青い空を見て思うのです。

丈夫でつかみやすい♪竹十膳箸

丈夫でつかみやすい♪竹十膳箸


我が家では焼肉をする時に一般的な割り箸を使っています。割り箸は折れてしまったり、焦げ目がついたりや生肉の血がしみ込むため使い捨てたりと日頃から使い勝手が悪いと感じていました。お客様から「料理の取り分けや料理に使える」というお声をいただく竹十膳箸の存在を思い出したのです!!さっそく、割り箸の変わりに我が家でも使ってみることにしました。切り分けた肉や野菜、きのこを竹十膳箸で油をひいたプレートにどんどん移していきます。


「丈夫でつかみやすい♪」


と母が言いました。私も使ってみましたが、すべること無くしっかりとお肉をつかめます。我が家の焼肉スタイルは、一気に肉や野菜を焼いてその後に、それぞれのお皿に取り分けていくのです。焼いた後、いつもより取り分けやすかった気がします。...焼肉が完成。
さっそく


「いただきま~す♪♪♪」


食べる時も竹十膳箸を使いましたが、正方形で角ばった持ち手が手にしっかりと合い持ちやすいと思います。しかも、色が濃いので生肉の血が目立たたず、食欲が落ちません!!!というのも私は血を見るのが少々苦手だからです。


竹十膳箸は、捨てるにはもったいないので洗って再利用しています。ゴミが少しでも減ったことは、少しばかり環境問題に取り組んでいるようで誇らしい気がします。安価な割り箸を使い捨てるより、少し良いお箸で長持ちさせる方が地球にも優しい!!今では焼き肉用としてだけでなく、毎日使うお箸の仲間入り。何度も使える丈夫さにはびっくりです。


なんと、野外のバーベキューにも使える竹十膳箸♪♪シンプルかつ使いやすいので、今年の夏行うキャンプへも一緒に連れて行きたいと思います。

個性派の私、はまってます♪

個性派の私、はまってます♪


竹皮草履応援団プロジェクトの竹皮草履は、手の若い竹皮草履職人さんが作った竹皮草履です。竹虎では、これから腕を磨いていく竹皮草履職人さんを応援しています。素材は通常の竹皮草履と全く変わりません。見栄えや形などは多少歪なものもあるかもしれませんが、問題なく使えます。


私は愛用者の一人です。通常の草履より少し安いからという理由で買ったのが始まりでした。本店で買う草履を選んでいる時


「え?!どこがいけないの?」


と私は首を傾げます。確かに、個性的な柄がいっぱい。本店の方は分かるらしいのですが、私の目には通常の竹皮草履と変わらないように映りました。サイズが不揃いな形も逆に手作り感に溢れているなあと思います。


一足買って会社で履いてみました。私の買ったものは紫色の生地にクマさんがプリントされた柄です。履き心地は、いつもの竹皮草履と何ら変わりません。同じ竹皮草履を履いている方がいるのですが、柄が目立つので自分の!!とすぐ分かるのも良いです♪♪


私は、こんなお得に買えてむしろラッキーだなと思いました。長く使っているとどうしても鼻緒がずれてきたりしますが、これは通常の竹皮草履と同じです!!ガムテープで簡単に補強すれば、長く使えるので問題なし。一年くらい会社で使い続けました。使い続ける内にだんだん愛着が湧いてきます。次も大切に使って長持ちさせたいです。


今は会社で通常の竹皮草履を履いていますが、次に壊れたら、また竹皮草履応援団プロジェクトの竹皮草履を買って使おうと決めています。もしかしたら、人気のバティック柄や天然藍染めも入る場合もあるのでワクワクします!!そして、柄が面白いところが好きです。個性派の私、この竹皮草履にはまっています♪

初めて出会った優しいスプーン♪

初めて出会った優しいスプーン♪


年が明けてから、我が家の夕食にカレーが久々に出て来ました。いつものように普通のスプーンを使おうとしたら、全部使われています。困った私。最近買った極上竹カレースプーン節つきが一つあったので使ってみることにしました。


極上竹カレースプーン節つきは、竹表皮の均一な繊維がそろっていて綺麗です。持ってみますと、大きいのに軽くて手に優しい持ち具合。しっくりくるなあと思います。触るとサラサラ、すべすべする優しい手触りにうっとり♪使うのもったいない!けど、思いきってカレーを一口。


「え??まろやか...???」


口あたりが全然ちがいます!!竹素材が優しく、舌触りがなめらかなんです!!!いつもより美味しく感じ、気づくとお代わりしていました。金属のスプーンだと温度がすぐ伝わってしまうのですが、極上竹カレースプーン節つきなら、アツアツのカレーをすくってもスプーンが熱くならないので食べやすい!!と思いました。通常のスプーンより一すくいで量が多く食べれるのも食いしん坊には嬉しいですね。


夢中で食べている途中に用事を頼まれた私。お皿にスプーンを置くのは、あまり食事のマナーとして好きでありません。そこでおそるおそる節のついている方をテーブルの面へ置きました。用事が終わって極上竹カレースプーン節つきを裏返してみますが...良かった!!スプーンの汚れがテーブルには付いてなかったです。清潔だし、すごい便利♪♪


「今度はそれ貸してや~!」


家族も極上竹カレースプーン節つきに興味深々。お気に入りなので貸すかは検討中です。お湯でよくこすって洗えば、油分も取れて元の綺麗な状態に戻ります。竹素材なのでカレーのシミが少し染み込むと思っていましたが、全く問題ありません。


カレー以外で時々スープを飲む時にも使っています。使ってみて極上とは、極上竹カレースプーンを使うと得られる美味しさだと知りました。こんなに優しいスプーンに出会ったのは生まれて初めてです♪

驚きの大きさ!!孟宗竹のワインクーラー

驚きの大きさ!!孟宗竹のワインクーラー


近頃リニューアルした竹ワインクーラー。以前と違い、竹表皮部分を削り取るハツリ加工を施し、側面から朱赤のラインが美しく見えて高級感のある逸品となりました。ワインクーラーなんて使ったことが全く無い我が家でも、少し贅沢をしてみたくて使ってみることに。


竹ワインクーラーを持ってみると、まず大きさにびっくり!!!!材料の孟宗竹は本当に大きんだなあ...と感心します。楕円形だったので、自然の竹は以外と丸くはないのだなあとも思いました。中を覗きますと、節部分がくっきりと見えて本物の竹の内部を輪切りにして見ている感じ!!で面白いです。拳でコンコンと軽く叩いてみましたがずっしりと頑丈そう。やや重いですが手に馴染みやすく持ちやすかったです。母は


「えらい、大きいねぇ!?」


と同じく驚いている様子でした。ワインが手元に無いため、常温に置いていた300ml程の芋焼酎や泡盛を一本ずつ冷やしてみることに。小瓶なので氷を入れたら中にすっぽり納まります。とりあえず30分冷やしてみて、酒瓶をとりだしタオルで水をさっと一拭き。飲んで見ますと、


「...っうまい♪いつもより冷えてる...?」


と私。爽快でキンキンに冷えた味わい、想像以上でちょぴり贅沢に感じました。普段、冷蔵庫だと良く冷えるまでに時間がかかりますが、ワインクーラーを使えばあっという間!!です。温かい部屋での冷たいお酒は格別に美味しく、季節に関係なく味わい深いお酒が楽しめそう♪家に居ながら、贅沢な所にいる気分です。使い終わった後もタオルで内部を拭いておけばすぐ乾き、お手入れも簡単♪


以前、本店へ行ったときお客様が沢山の竹ワインクーラーを結婚式の贈り物にされていました。竹には節目がありますから、人生の節目の贈り物にぴったり!!結婚式以外でも、大切な記念日や長寿のお祝いなど大切な場面を盛り上げてくれそうです。

魅力いっぱい!?日本唯一の竹林

魅力いっぱい!?日本唯一の竹林


日本唯一の虎竹は高知県須崎市安和の竹林にしか成育していません。虎竹が沢山生えた竹林ですが、管理をしないと駄目な竹があったり雑草が生えたりと美しい状態が維持できないのです。私も職人さんと一緒に竹林整備を何度かお手伝いさせていただいた事があります。


竹林へは、車で途中までいき、小道の傾斜を徒歩で登っていきます。息が切れ、ようやく目的地に着くと、耳に


「さわ、さわ...さわ、さわ...」


とやさしい音が聞こえてきました。竹の葉っぱ達が風に吹かれた時の音で、まるで竹どうしがじゃれ合っているような光景が竹林では見られます。この音を黙って聞いているだけで心が和むのです。まさに自然のセラピー!疲れがふっとびそう~♪♪


竹林整備開始。ノコで竹を一本づつ切り倒していきます。どれでも切って良い訳ではなく、枯れた竹や職人さんがOKだと言う竹だけ切るのです。力がいる作業で


「ふうっ、ふうっ!」


と言って汗をかき、なんとか竹を一本切り倒しました。一緒に来ていた職人さんを見ると、手際が良くて速いのです。竹林は斜面で足場が悪いのですが、さすが職人さん!!簡単にどんどん移動して切っていきます。作業が終わると身体が物凄い!!疲労感を感じ、労働の大変さを痛感しました。


また、竹虎四代目のブログでも紹介されていますが、竹虎四代目の大切にしている眼鏡が無くなり、竹林へ探しに行った時の事です。約2時間ほど落とした場所を捜索しますが、一向に見つからず...無理じゃないか?と諦めかけていました。そこへ、ちょうど山出しをされている職人さんが


「何しゆうが?」


と聞いてくれたので、一緒に探すことに。辺りを見回す職人さん、


「あった、あった...」


なんと!?あんなに探せなかった眼鏡を、ものの5分もかからずに見つけてくれたのです!!メガネ捜索隊は驚きと感動でいっぱい。山で働く職人さんの観察力は凄いなあ!!と新たに発見です。


竹林見学に沢山の方が遠くから来て下さり、整備した一人として嬉しく思います。日本唯一の竹林がある虎竹の里へ遊びに来ませんか。何か新しい発見に出会えるかもしれま
せん。

頼もしい竹虎スタッフが沢山!!

150217.jpg


「うわあ、すごい!!初めて見た!!」


私が驚きの声をあげたのは竹虎工場で職人さん達がえびらを作る工程でした。ちょうど竹編みを枠組みに取り付ける作業で、職人さんの早業を目の前で見ることができたのです。


ある時は虎竹ピクニックバスケットを作る途中の工程も見せていただいたこともあります。どちらの竹製品も職人さんは丁寧かつ、スピーディーに作業をされていました。普段、製品が出来た状態でしか見たことが無い私でしたが、この時は思わず息を飲んだのです。作業が終わるとようやく少し笑みを浮かべてくれた職人さん。良い物を作るには、人の倍以上集中力を発揮して仕事をされているんだなと驚きました。


電話をすると


「はい!竹虎です。」


といつも明るい声が電話から聞こえてくる虎竹の里スタッフ。仕事風景では


「それ、私がやっておきますね♪」


「こちらのお客様について誰か知らない?」


など話しながら、楽しく生き生きとした表情で働かれているのが印象的でした。検品する仕事では


「え?!それもダメなの?!」


と言うくらい商品を細かく厳しくチェックを行っています。


「より良い物をお客様にお届けしたいから。」


と竹虎スタッフの一人が言います。仲間どうしで協力しつつ、商品に対して常にお客様への気づかいを大切にしている様子が伺えました。


職人さん、竹虎スタッフを一つにまとめているのが竹虎四代目。竹虎四代目は普段明るく楽しい方ですが、竹の事となると人一倍!熱い方で頼れるリーダーなのです。今回、改めて私が働く竹虎を振り返りますと、尊敬できる仲間が沢山いて、それを支えてくれる沢山のお客様がいることを実感。仕事に対する姿勢は今後も見習っていきたいのです。

頼もしい竹虎スタッフが沢山!!

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「うわあ、すごい!!初めて見た!!」


私が驚きの声をあげたのは竹虎工場で職人さん達がえびらを作る工程でした。ちょうど竹編みを枠組みに取り付ける作業で、職人さんの早業を目の前で見ることができたのです。


ある時は虎竹ピクニックバスケットを作る途中の工程も見せていただいたこともあります。どちらの竹製品も職人さんは丁寧かつ、スピーディーに作業をされていました。普段、製品が出来た状態でしか見たことが無い私でしたが、この時は思わず息を飲んだのです。作業が終わるとようやく少し笑みを浮かべてくれた職人さん。良い物を作るには、人の倍以上集中力を発揮して仕事をされているんだなと驚きました。


電話をすると


「はい!竹虎です。」


といつも明るい声が電話から聞こえてくる虎竹の里スタッフ。仕事風景では


「それ、私がやっておきますね♪」


「こちらのお客様について誰か知らない?」


など話しながら、楽しく生き生きとした表情で働かれているのが印象的でした。検品する仕事では


「え?!それもダメなの?!」


と言うくらい商品を細かく厳しくチェックを行っています。


「より良い物をお客様にお届けしたいから。」


と竹虎スタッフの一人が言います。仲間どうしで協力しつつ、商品に対して常にお客様への気づかいを大切にしている様子が伺えました。


職人さん、竹虎スタッフを一つにまとめているのが竹虎四代目。竹虎四代目は普段明るく楽しい方ですが、竹の事となると人一倍!熱い方で頼れるリーダーなのです。今回、改めて私が働く竹虎を振り返りますと、尊敬できる仲間が沢山いて、それを支えてくれる沢山のお客様がいることを実感。仕事に対する姿勢は今後も見習っていきたいのです。

笑顔をつなぐ虎竹六ツ目かご

笑顔をつなぐ虎竹六ツ目かご


私が住む家の近所には親切な方が多く、手作りの料理をくれたり、季節の農作物などを沢山頂いたりします。特に、家の正面に住んでいる奥さんには頻繁に頂くのです。私達家族も御礼にと季節の果物やお菓子などでお返しをするのですが、ビニール袋にそのまま入れただけでお返しすることが多く、味気が無く適当にお返ししているように感じていました。せっかくのお礼ですので、ビニール袋以外で何か良い入れ物はないか?と考えた際に思いついたのでした。


「そうだ!虎竹六ツ目かごに入れてみよう!」


最初に、虎竹六ツ目かごへ手作りのクッキーやケーキ、お菓子などを詰めます。ラッピング方法をどうしようか...と考えたのですが、色々包んだ中で一番おすすめは、中身を籠に入れた後、蓋の上から何も書いていないのしを巻いて輪ゴムで軽く留めます。さらに上に和紙でできた水引のような飾りをつければもっとお洒落に仕上がります。


中身が竹籠から見えてしまいますが、あえて見える方が私はお洒落に思えました。他にも、風呂敷で包んでみるのも良かったですよ。さっそく、ご近所の方へ虎竹六ツ目かごでラッピングしたギフトをプレゼント。


「あら、竹籠やないの。高そう!いいの?」


と言いつつもニコニコしながら貰って下さいました。あとは奥さんが竹籠を色々使ってくれると嬉しいなあと思います。虎竹六ツ目かごは、ラッピングに使うには、少々値段が高いかな?と最初は迷ったのですが、奥さんの笑顔を見て、やっぱり贈った相手が中身に加え、ラッピングした竹籠も使えて一石二鳥!と思ってくれた方が嬉しく感じました。次は「何」を入れて「誰」に送ろうか?贈り物は心が温かくなりますね。

柔軟剤はいらんね!

柔軟剤はいらんね!


我が家は、山の裏に立っているので時間帯によっては日陰となり、おまけに湿気も多く洗濯物がカラッとは乾きません。乾いていない洗濯物が湿気ていて、むわっとした臭いがします。そこで、母がフローラルの香りがする柔軟剤や洗剤を使っていましたが、ある日使わなくなったので理由を聞くと、


「職場でニオイに敏感な人がいて...もう使えんわ。」


と残念そうに言います。この時、無臭の竹炭の洗い水はどうだろう?と思い試したくなりました。


「それ、ただの水やないの?」


と母が不思議そうに言います。


「いつもの洗剤にせん...?」


とまたしても母が言います。父が仕事で着た服が泥だらけで洗えないのでは?と心配していたのです。それでもやってみないと分からないと思い、母を説得しました。


我が家は人数が多く洗い物は6kgほどあったので、ホームページで確認して20ml使うことにしました。最初によごれを少しでも落とすため、着けおき洗いを実践!大きいバケツに洗濯物と勿体ないのでお風呂のお湯を入れ、最後に洗い水を入れて30分くらい着けました。着けた後、洗濯機に入れてスイッチオン!!...しばらくすると、ピー!ピー!と鳴って洗濯機が止まりました。フタを開けて、バケツに移す時に洗濯物がふわっとしている気がします。本日は曇り。急いでベランダに干していきます。


...夕方になって洗濯物を入れる母。洗濯物に鼻を近づけてクンクンとかおっていました。


「あれ?無臭!柔軟剤はいらんね!」


とどこか嬉しそうな表情をしています。一番心配していた泥がついていた洗濯物ですが、綺麗になっていました。天然素材の洗剤なのに汚れが落ちるんだ!!と私もびっくり!うちのバスタオルは洗ってもパリパリと固くて傷んでいるのですが、少しふんわりとしていました。母の職場での服の臭いについては最近聞かなくなりました。


「赤ちゃんのデリケートな肌にも安心して使える」


こんな風にお客様から多くお声を頂きますので、今年春に生まれてくる妹の赤ちゃんにもプレゼントしようかな♪と考えています。

毎日の健康習慣

毎日の健康習慣


「イボが付いてないよ?」
「何に使うんだっけ...?」


青竹踏みを友人に見せると、そう言われます。その度、自分たちの世代でも青竹踏みを知らない人がいるのだなと気づかされるのです。


青竹踏みは、簡単に足の裏を自分でマッサージできるアイテムで、使い方は足元に置いて足を乗せて踏むだけでOKです。こんなお手軽健康アイテムなのに、もしかしたら生涯知らないままの人がいるか...!?と思うと、勿体なく思います。生活習慣病も心配されている世の中、もっと知っていただくにはどうしたら良いだろう?と考えた結果、一度使ってもらえれば良さが分かるはずだと思い、青竹踏みを友人へプレゼントすることに決めたのです。


私の友人の一人は窓口業務の仕事をしています。冷暖房が完備された部屋で過ごしてはいるのですが、一日中ヒールを履いて立ったままで過ごすことが多く、「足がパンパンにむくむ」と言っていました。友人はマッサージに通ったり、フットマッサージャーを買おうか迷っていたのです。そこで、手軽にできる青竹踏みをプレゼント!!!それから半年後に友人の家へ遊びに行きました。


「あ、青竹踏みがある!」


と私は思わず大声を出してしまいました。なんと!私があげた青竹踏みが洗面所の下に置かれているではありませんか。友人は


「毎日欠かさず踏んでいるよ♪足が楽になる~♪」


と言っていました。私も青竹踏みは日々の生活で使っています。お風呂上がりに軽く踏んだり、テレビを見ながら踏んだり。気づけば生活の一部になっているのです。踏んだ後も足がポカポカしてきて血行が良くなってきて足が軽くなった感じがするのです。運動を始めようとすると時間もかかりますし、なにより外に出るのが面倒だったりします。そこで少しでも健康を考えて時間も手間もかからない青竹踏みを習慣にしているのです。


竹虎四代目も青竹踏みをデスクの横に置いて毎日使っている愛用者の一人。竹虎には青竹踏みより急カーブで強い刺激が足裏にくる強力青竹踏み踏王(ふみお)くんがありますが、竹虎四代目が持っている青竹踏みは、その青竹踏みが乾燥して丸くなったB級品なのです。実は、丸まった分、踏王くんより更に急カーブで刺激が大変強いものなのです。私は青竹踏みで十分気持ちいいのですが、人によっては急カーブでピンポイントの刺激の強い方が効くことに驚きです!デスクワークの後に青竹踏みを踏みますと、良い気分転換になり、リフレッシュできるのです。一度使い始めると手放せなくなるかもしれません。

飴色になるまで...虎竹買い物かご

飴色になるまで...虎竹買い物かご


「これ、見て!」


そう言って元気よく店長が見せてくれたものは虎竹買い物かご(丸)とデザインが似た白竹の竹籠でした。すっかり飴色になった竹籠ですが、なんと40年もの時間が経っているそうで正直驚きました。竹製品が長持ちすることは知っていましたが、実際に目の前で見ていると改めてすごいなあと惚れ惚れしてきます。


縁巻きや持ち手、底編み全て痛んでいるような部分は無いように見えます。持ってみるとしっかりした持ち心地で、現役の籠と変わりません。店長が竹籠を愛しているのが伝わってきました。


この竹籠に近い商品に虎竹買い物かご(丸)があります。気になったので見せていただきました。底部分の菊状の模様とボディが丸みのある楕円形でとても可愛らしい!というのが第一印象でした。お買い物が終わって玄関にちょこっと置いても邪魔にならないようなコンパクトさです。


虎竹買い物かご(だ円)も見せて頂きました。ぱっと見で口部分が広く沢山物が入りそうです。籠の側面が綺麗に平行に編まれています。底部分の力竹を強く引っ張ってみましたが頑丈に固定されていました。中を覗きますと、編み方が波模様にも見えキレイ。


どちらの竹籠も持ち手が太くしっかりしてつるっとした触り心地です。腕にかけて、1分くらいうろうろ歩いてみます。腕がムリに締め付けられずほど良いフィット感でした。縁巻き部分がもりもりっとして愛らしく思えます。どちらの籠も見ていて飽きません。


虎竹買い物かご(丸)はデザインが可愛らしくお買い物に限らず、ちょっとしたお出かけに持って行くお洒落バックとしても使えそうです。店長が虎竹買い物かご(だ円)はお花を入れた花瓶を入れて、お家で飾るのもおすすめと言っていました。


虎竹買い物かごは私にはまだ手が届きませんが、物を大切に使われている店長の姿勢を見習い、今ある竹製品を大切に長く使い続けていきたいです。

ドキドキ♪初めての米とぎざる体験

ドキドキ♪初めての米とぎざる体験


我が家は、竹製鬼おろしや竹箸に虎竹ランチョンマットなど、竹のキッチンアイテムが着々と充実しています。キッチンアイテムの中でも以前からずっと欲しかった米とぎざる(3合用)を使ってみました。


米とぎざる(3合用)にお米を入れて水で流します。最初は強く研ぎすぎてしまい、ごりごりっとしてお米が割れてしまいました。二度目に優しくお米を研ぐと、ぬかが流れてお米がだんだん真白くなりぴかぴかしてきます。


「お米ってこんなに白くなるんだ。」


と少し驚きました。私はじゃりじゃりっと米を研ぐ感触がとても気持ち良く、ついつい研ぎ過ぎてしまいます。


「珍しいね。お米がキレイになりゆう。」


と横に居た母が言いました。炊き上がったお米を味見すると、いつもより瑞々しい味がしました。しばらくして私が食べる頃には炊飯器の中は空っぽでした。いつも我が家はお米を食べない家族もいて、空っぽになることはまずありません。お米がいつもより美味しかったんだなあと思い嬉しくなりました。


使用した後、少々編み目にはお米が詰まってしまいます。強く振ればだいたいは除けますが、昔からずっと使われているものですので多少不便さもあると思います。昔は精米技術が悪く、ぬかをとるために誕生した米とぎざる。知恵や工夫が詰まっているそんな一品は長く愛用していきたいと思います。洗った後、窓際に置いて乾燥させて一安心。


米とぎざる(3合用)の活躍は米とぎだけに留まりません!そうめんを茹でて、下へ受け皿を付けてそのまま食卓に出したり、鍋やサラダに使う水切りざるとしても使うことができます。本店店長が


「一個あるだけで一生もの」


と言っていた理由が使ってみて分かりました。他にもお米が目詰まりしないよう、口部分の内側に竹輪が入っている先人の工夫の詰まった米とぎざる(匠)がなんだか魅力的。憧れのキッチン道具は増える一方です。

ギザギザロールケーキは、いかが!?

ギザギザロールケーキは、いかが!?


伊達巻き用鬼すだれ(鬼寿)は、お正月には欠かせない存在です。毎年沢山のお客様が使ってくださるキッチンアイテム。我が家でも年明けにはお世話になっている伊達巻き用鬼すだれ(鬼寿)ですが、実はお正月以外でも活躍していたのです。


私はおやつやおかずを作る時に使います。伊達巻き用鬼すだれ(鬼寿)を使うといつもと料理の見栄えが変わるのです。さっそく調理開始!!使う時に鬼すだれを水でかるく洗います。全体を広げてみますと表面の緑が大変鮮やか。一見、黄緑色に見えますが、所々で萌黄色やひわ色であったりと一色ではありません。見ていて毎度キレイだなあと惚れ惚れします。巻く時は、一つ一つの竹ひごが分厚く、紐ときちんと連携していて中の物をしっかり包んでくれます。内部は尖った三角の形状ですが、実際に使うと手に優しい事が分かりました。といいますのも、おっちょこちょいの私は、見た目が尖っているだけで使うと手が少し痛いかも?と心配していたのです。予想と違い安堵しました。


今回はギザギザのロールケーキを作りました。平たいホットケーキを焼いてジャムやマーガリンを塗り、鬼すだれに巻き上から輪ゴムを留めて10分程置けば完成。私の料理を食べる時に「普通においしい」としか言わない家族も「面白いね!」と言いつつ食べてくれました。忙しそうにしていた母も、手を休めてティータイム。いつもと違うロールケーキの話題に少し会話が弾んだ気がします。もしかしたら、お子さんがいる場合、笑顔になるかもしれませんよ。巻くだけなので、とても簡単。まだまだ試していない料理の中で使えるのではないかと只今考え中。


もちろん、メインはお正月で活躍する道具ですので、中々使わない方も多いかと思います。私の場合、しっかり管理をせずに湿気の多い棚に置いてしまったため、全体がカビだらけになりました。以前、竹虎では竹製品は中性洗剤を使って洗っていましたが、竹素材へ洗剤が染みこんでしまうと洗っても洗剤が無くなったか確認できず、あまり体に良くないのではないかと思い、今では水洗いをおすすめしています。口に入るものですので、洗剤をつけずにスポンジで表面をこすって良く洗い、お湯につければ問題なくいつもと同じように使えました。天然素材は手入れに少々気をつかいますが、カビが生えるのは何より薬品を使っていない天然の証。安心して今後も使っていきます。

本当に孫の手みたいちや!竹曲がり孫の手

本当に孫の手みたいちや!竹曲がり孫の手


「かゆい!孫の手とってや」と父。我が家には孫の手が二つあり、10年も愛用している市販の孫の手と、竹曲がり孫の手です。いつもの孫の手が見つからず、竹曲がり孫の手を使ってもらうことにしました。「ん?掻きやすいやん。」と父。どうやらいつもと違うようです。「どこが違うの?」と聞く私。「手が楽。借りとくわ」と言って、3ヶ月以上も私に返してくれませんでした。


父の言葉が気になった私です。やっと最近戻ってきたので使ってみることにしました。直線では無い、曲がった背をした竹曲がり孫の手を見て、「本当に掻きやすいのか?」と少し疑いました。最初に持った時、軽いなあと感じ、持ち手が長いように思います。背中へ実際に回しますと、室内の気温が低いせいもあって一瞬竹曲がり孫の手が冷たくひやっとしました。その内使っていけば段々と温度がなれてきます。背中に当たる先の部分が丸みを帯びているので肌にやさしく、丁度いい掻き心地です。最初は、使い勝手が分からずガリガリ背中をかいてしまいヒリヒリしました。なので、力をそんなに強く入れなくても気持ち良く掻けます。10年も愛用している孫の手も普通に使いやすいのですが、肘部管症候群という肘の障害がある私。肘を頻繁に使い過ぎると痺れてしまうので肘に優しい竹曲がり孫の手に出会えた気がします。


私が使った後もいつの間にか竹曲がり孫の手が消えており、家族の誰かに持っていかれ行方不明...。使ってくれているんだなと嬉しく思いました。そういえば、年に数回しか会わない祖母の使っている孫の手も20年以上の年期が入り、ボロボロだった気がします。刻印ができるので、今度は祖母にメッセージを入れて竹曲がり孫の手を贈りたいなあと考えています。

竹炭で美味しい我が家のご飯

竹炭で美味しい我が家のご飯


最近、炭焼きをしながら高知で暮らすオジサンがテレビ番組で特集され「竹炭を入れないとお米が美味しくない」と話された言葉が印象に残っています。店長も「竹炭を入れたら本当に美味しくご飯が食べられる」と言ってた事を丁度思いだし、家に置いてあった土窯づくりの最高級竹炭(平炭)でご飯を炊いてみる事にしたのです。


今回は3合分炊きます。お米2合に対して竹炭4~5片使用ですので、3合で6片を使いました。最初に最高級竹炭を手で良く洗いますが、手が黒くならないので安心。沸騰した鍋の中へ入れて5分煮沸し、ザルに移して湯を切り水洗いました。すると表面がツルツルして銀色にも見えて綺麗です。持ってみるとものすごく軽いのに、指で力を加えてもビクともしません。四角くて小さい頑丈な板片。見かけだけでは美味しさの秘密はまったく分かりません。「本当に美味しくなるのかな?」と不思議にも思いつつ、お米と水を入れた釜の中へ最高級竹炭を入れ、炊飯器のスイッチを押したのです。


待つ事約1時間、ご飯が炊けました。釜を開くとさっそく、炊きたての甘いお米の香りが!日曜日の夕食時、家族がぞくぞくとご飯をよそおい始めて口々に、「これは、甘くて美味しい。」「風味がある。」など言いながら食べました。ちなみに私は普段2杯のご飯を4杯分もお代わりしてしまい満腹幸せいっぱいなのです!!!我が家ではご飯が終わった後に炊飯器の保温スイッチを切ります。長時間おくとご飯からふわっといやな臭いがしてきます。ところが最高級竹炭を使うと長時間置いても無臭に近いニオイで驚きました。


炊飯に大活躍の最高級竹炭ですが、夏場には飲料水用としても活躍します。竹虎四代目が「ピッチャーへ水と竹炭を入れるだけでもう他には何も要らない」と言っていました。竹炭の冷水にレモンを一絞りしても、さっぱりして美味しいとのこと。


「コーヒーや焼酎のお湯割り、お茶などに最高級竹炭を使うと美味しくなる」とお客様からご感想を頂いており、こちらも試したいです。他にも、我が家では食品の鮮度を保つために最高級竹炭入りのケースを冷蔵庫に入れて置いたり、からっとした揚げ物を作るために天ぷら油へ入れていたりもします。改めて私生活を振り返ると一つの竹炭から色々な使い方ができるので、お得感いっぱいです。