濃紺の作務衣がトレードマークの竹虎スタッフ、寅子(とらこ)です。まだ竹について勉強中ですが、好奇心旺盛な寅子ならではの竹製品や虎竹の里をお届けします。

飴色になるまで...虎竹買い物かご

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飴色になるまで...虎竹買い物かご


「これ、見て!」


そう言って元気よく店長が見せてくれたものは虎竹買い物かご(丸)とデザインが似た白竹の竹籠でした。すっかり飴色になった竹籠ですが、なんと40年もの時間が経っているそうで正直驚きました。竹製品が長持ちすることは知っていましたが、実際に目の前で見ていると改めてすごいなあと惚れ惚れしてきます。


縁巻きや持ち手、底編み全て痛んでいるような部分は無いように見えます。持ってみるとしっかりした持ち心地で、現役の籠と変わりません。店長が竹籠を愛しているのが伝わってきました。


この竹籠に近い商品に虎竹買い物かご(丸)があります。気になったので見せていただきました。底部分の菊状の模様とボディが丸みのある楕円形でとても可愛らしい!というのが第一印象でした。お買い物が終わって玄関にちょこっと置いても邪魔にならないようなコンパクトさです。


虎竹買い物かご(だ円)も見せて頂きました。ぱっと見で口部分が広く沢山物が入りそうです。籠の側面が綺麗に平行に編まれています。底部分の力竹を強く引っ張ってみましたが頑丈に固定されていました。中を覗きますと、編み方が波模様にも見えキレイ。


どちらの竹籠も持ち手が太くしっかりしてつるっとした触り心地です。腕にかけて、1分くらいうろうろ歩いてみます。腕がムリに締め付けられずほど良いフィット感でした。縁巻き部分がもりもりっとして愛らしく思えます。どちらの籠も見ていて飽きません。


虎竹買い物かご(丸)はデザインが可愛らしくお買い物に限らず、ちょっとしたお出かけに持って行くお洒落バックとしても使えそうです。店長が虎竹買い物かご(だ円)はお花を入れた花瓶を入れて、お家で飾るのもおすすめと言っていました。


虎竹買い物かごは私にはまだ手が届きませんが、物を大切に使われている店長の姿勢を見習い、今ある竹製品を大切に長く使い続けていきたいです。