濃紺の作務衣がトレードマークの竹虎スタッフ、寅子(とらこ)です。まだ竹について勉強中ですが、好奇心旺盛な寅子ならではの竹製品や虎竹の里をお届けします。

笑顔をつなぐ虎竹六ツ目かご

  • (最終更新日:

笑顔をつなぐ虎竹六ツ目かご


私が住む家の近所には親切な方が多く、手作りの料理をくれたり、季節の農作物などを沢山頂いたりします。特に、家の正面に住んでいる奥さんには頻繁に頂くのです。私達家族も御礼にと季節の果物やお菓子などでお返しをするのですが、ビニール袋にそのまま入れただけでお返しすることが多く、味気が無く適当にお返ししているように感じていました。せっかくのお礼ですので、ビニール袋以外で何か良い入れ物はないか?と考えた際に思いついたのでした。


「そうだ!虎竹六ツ目かごに入れてみよう!」


最初に、虎竹六ツ目かごへ手作りのクッキーやケーキ、お菓子などを詰めます。ラッピング方法をどうしようか...と考えたのですが、色々包んだ中で一番おすすめは、中身を籠に入れた後、蓋の上から何も書いていないのしを巻いて輪ゴムで軽く留めます。さらに上に和紙でできた水引のような飾りをつければもっとお洒落に仕上がります。


中身が竹籠から見えてしまいますが、あえて見える方が私はお洒落に思えました。他にも、風呂敷で包んでみるのも良かったですよ。さっそく、ご近所の方へ虎竹六ツ目かごでラッピングしたギフトをプレゼント。


「あら、竹籠やないの。高そう!いいの?」


と言いつつもニコニコしながら貰って下さいました。あとは奥さんが竹籠を色々使ってくれると嬉しいなあと思います。虎竹六ツ目かごは、ラッピングに使うには、少々値段が高いかな?と最初は迷ったのですが、奥さんの笑顔を見て、やっぱり贈った相手が中身に加え、ラッピングした竹籠も使えて一石二鳥!と思ってくれた方が嬉しく感じました。次は「何」を入れて「誰」に送ろうか?贈り物は心が温かくなりますね。