濃紺の作務衣がトレードマークの竹虎スタッフ、寅子(とらこ)です。まだ竹について勉強中ですが、好奇心旺盛な寅子ならではの竹製品や虎竹の里をお届けします。

貴重な職人との会話

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入社して三年目。まだまだ未熟な私です。でも今日、貴重なお話しを短い時間でしたが聞くことが出来ました。今までにも竹職人さんにお逢いすることはありましたが、詳しくお話しを聞くタイミングがなかなか無く、お聞きして初めて商品についての苦労などをを教えて頂きました。


高齢になられましたが、材料を取りに行くにしても人任せにせず、自分の目、そして手で触って物の良し悪しを判断して納得した物だけを作業場へ持って帰るという事をしている職人さん。こだわった材料だからこそ、良い物が出来た時には満足が得られるそうです。


「材料は自分で採ってこないとダメ。」


「最近は、良い材料が全然無くなってしまった。」


など、職人さんにしか分からない貴重な意見も聞けました。近場で良い材料に巡り会うことが出来ない為、遠方にも足を運んで取りに行くそうです。職人気質というか、やはり良い材料で良い商品を作り、購入して頂いたお客様に感動を与えたい、という思いがあるので、材料からこだわるそうです。


だからこそ、商品は一つ一つに職人さんそれぞれの思い入れがあり、お話しを聞かせてくださる職人の眼差しは大変輝き、いきいきとしているんだと思います。作る喜び。そして、手にしたお客様からの暖かいお言葉を源として日々、製作されていらっしゃるんです。


私自身、製作には携わっていませんが、毎日頂くお客様のお声。そのお声に対して、感激、感動したり、時には勉強させて頂くこともたくさんあります。しかし、そんなありがたいお言葉があるからこそ、頑張ることができるし、日々、勉強させて頂いています。まだまだ、勉強不足なので日々、勉強に励みたいと思う私です。