濃紺の作務衣がトレードマークの竹虎スタッフ、寅子(とらこ)です。まだ竹について勉強中ですが、好奇心旺盛な寅子ならではの竹製品や虎竹の里をお届けします。

行楽シーズンの下準備

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嬉し楽しい秋本番!お出かけの予定は全く無いですけんど秋いうだけでワクワク。そしたらピクニックの真似事がしとうなりバスケットを取りだしたら.........顔に縦線。蓋を開けたらあちこちにカビが生えちゅうがです!!


竹は湿気を吸収するのです。今年の高知は梅雨以降もずっと雨のジメジメの異常な気候だったので、それも仕方がない。けんどですよ、カビが生えた食べ物入れを使うがも正直ためらうがです。かというて小物入れにするがも勿体ない。


それに「カビが生えたので使いよりません」とは竹虎四代目に言えませんろう?竹屋で働かせて頂きゆう以上このまま、ほたくる(放り出す)訳にはいかないのです。


蛇口からお湯を出しながら祖母お手製のアクリルたわしでカビ部分を念入りにゴシゴシ。カビは妙に怖いですき最後に熱湯をかけ、これでもかと水気を切ってから直射日光を避けた風通しのえい場所でもう良いだろうと言うくらい乾燥させましたちや。


カビは取れただろうか?怖々、確認したら.........青とも緑ともつかん色の物体はキチンと姿を消しちょりました!!これで安心して使える、げにまっこと(本当に本当に)嬉しい!!


喜びの声をお腹の底から出した後は「昼間からプチおきゃく」をテーマに大人サンドイッチを作ってみたがです。パストラミビーフにスモークサーモンのマリネ、お酒のあてになりそうな具材ですろう?おまけに柚子胡椒を隠し味に使うたもんですから香りとピリリとした辛味に刺激され作っている途中やのにビールが飲みとうなってくるがです。


おきゃく前にほろ酔い。「高知県人やきねえ」という事で大目に見ちゃって下さい(笑)。