濃紺の作務衣がトレードマークの竹虎スタッフ、寅子(とらこ)です。まだ竹について勉強中ですが、好奇心旺盛な寅子ならではの竹製品や虎竹の里をお届けします。

魚の小骨は虎竹女箸で解決!

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私の家では、魚料理が毎日出て来ます。ネイリの刺身やタイの煮物、グレのお鍋などバラエティーに富んでいます。魚料理は好きですが、正直言うと焼き魚はあまり出てきてほしくありません。骨が大きい魚だと問題ありませんが、一番やっかいなのが子骨がある魚です。いつも使っているお箸で食べると身がボロボロになってしまい、どうしても食べ方が汚くなります。箸の持ち方も悪くて、握力も弱いというところも原因なのでしょう。そういえば、虎竹女箸だと小さな小豆が掴みやすかったなあ思い出し、使ってみることにしました。


私は女性ですが手が少し大きく、肉厚な方なので最初は小さいかな?と思いましたが、持った感じは大丈夫でした。


「うわ、軽いなあ!」


と驚きます。見た目の印象は、箸先が非常に細い!!と思いました。いつも使っているお箸に比べると先部分が四角くて極細です。虎模様が鮮やかでところどころ模様が違って面白いと思いました。正直


「こんなスマートなお箸大丈夫なのか...?」


少し心配しつつ、本日の夕食に出た鮎の塩焼きをいただきます。


さっそく身をほじくってみます。すると、魚の小骨だけをつかんでひっぱると身と分かれてスイスイ♪小骨を取る事ができます。すぐ骨が取れるので、身もボロボロにならず綺麗な状態を保っているのです。いつものお箸で、ここまで綺麗に取れたことありません!!!力を入れなくても、不器用でもこんなにきれいに食べられるなんて...早く出会いたかったなあと思います。いつも嫌だった魚の小骨取りが、だんだん楽しくなってきました。


「お!今日はキレイにたべちゅうやん。」


と魚料理をしてくれた父の顔もご満悦です。


最近気づいたのですが、うどんなどの滑りやすい麺類もしっかりと落とすことなくつかめるのです。お箸でつかみそこねた麺が落ちた時に汁が服に飛んでくることもなくなり、これはおすすめ!!だと思いました。


我が家はえんぴつ立てのような箸置きに全員分のお箸をつっこんでいます。誰のか分からず、勝手に使われてしまうこともしばしば...。私の虎竹女箸は自分の名前を刻印しているのですぐに私のだと分かります。他の人に私のだから!と主張ができる名入れをして良かったです♪