濃紺の作務衣がトレードマークの竹虎スタッフ、寅子(とらこ)です。まだ竹について勉強中ですが、好奇心旺盛な寅子ならではの竹製品や虎竹の里をお届けします。

淡竹(はちく)と出会った伊野町紙の博物館

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竹 虎竹 淡竹


突然ですが!!高知と言えば?


カツオ、坂本龍馬、ゆず...虎斑竹!ふむふむ、これはみんな思い浮かびますぞね(^^)けんど高知にはまだまだ特産がありますき!!その一つが土佐和紙。清らかな水が豊富で手漉き和紙が盛んやったがです。竹虎の虎竹和紙渋引団扇一閑張買い物かごにも土佐和紙や和紙職人さんの技術が使われちゅうがですよ。


「水質が最も良好な河川」(国土交通省 平成27年の水質調査結果より)に選ばれた仁淀川流域のいの町は紙どころで、紙の博物館があるがです。紙の歴史を紹介したり和紙づくりに使う道具が展示されちょります。


寅子も大好きでこの間も行ってきました。じっくり見学しよると職員の方が「紙を漉く簀(す)には淡竹が使われるんですよ」って教えてくれたがです。ええ!淡竹!?何を隠そう虎竹も淡竹。淡竹という響きには敏感になっちょります。けんど、よく耳にするのは孟宗竹や真竹やき「淡竹じゃなくちゃダメ!」なんて言われると何だか嬉しいちや~。


後日この話を竹虎四代目にすると、淡竹はしなりと粘りがあって、細く裂くのに適した竹ながやって。お抹茶をたてる茶せんも淡竹でつくると話してくれました。確かに簀も直径2mmくらいのこじゃんと細い竹ひごやったちや。まっこと勉強になりました!


そうそう、紙の博物館では紙漉き体験もできるがです。夏休みに来たらお子さんも喜ぶこと間違いなし♪そ・れ・と、製造工程の展示で、原料の楮(こうぞ)を乾燥させる竹組みに虎竹が使われちょります!紙の博物館に遊びに来た際には紙の事をたっぷり学びながら、虎竹も見つけてみとうせ~(^0^)/