濃紺の作務衣がトレードマークの竹虎スタッフ、寅子(とらこ)です。まだ竹について勉強中ですが、好奇心旺盛な寅子ならではの竹製品や虎竹の里をお届けします。

ネーミングの難しさ

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虎竹イヤリング


皆さん、何かに名前を付けたことありますか?子供の名前、猫や飼っている動物の名前など、誰もが付けたことがあるかと思います。が、商品につけたことはありますか?先日、四代目のブログにも紹介されていました虎竹イヤリングですが、毎月行っている全社会で


「この虎竹で作ったイヤリングのネーミングを社内で公募します。」


という発表があり、正直、聞いたときは思いつかなかったのでかなり焦り、期限ギリギリまで悩みました。商品に名前をつけることは今までに全く経験が無く、また、自分がつけた名前が商品名として販売されると考えたら


「どうしよう。」
「見た目で考えていいのか?」
「物にたとえた方がいいのか?」


と、ただ悩むばかりでした。


「3個思いつくか?」
「期日までに提出できるのか?」
「全く思いつかなければどうしよう。」


という、不安と焦りがありました。種類は全部で3個あり、1個は名前が思いついても、残り2個がなかなか思いつかず、提出期限ギリギリまで悩みましたが、最後は見た目のインスピレーションで決めました。書いた後は、お恥ずかしいことですが、正直なところ


「3個なんとか書けた。」
「期限までに提出できた。」


という安心感でホッとして自分が考えて書いた名前を忘れてしまいました。悩んで、悩んで考えた名前を忘れるとは、ホントに恥ずかしいことです。(笑)


商品名一つで、見ている、聞いている人にどういうインパクトを与えられるのか?印象を与えられるのか?ということが名前をつける上で必要なのかなぁ。と今回のことで感じました。見る物は同じでも、人それぞれ感じ方たとらえ方が違っているからこそ、思い浮かぶ名前も違うし、表現の仕方も違う。だからこそ、たくさんの名前があがり、いろんな名前が出たのではないかなぁ。と思います。


名前は、ホームページでもご存じのように「結」「巻」「鞠」に決まりました。正直、私は、ピアスなのでイヤリングをすることはありませんが、ホームページを開いたり、受注をしている中で商品名を目にする度に、今回のネーミングの難しさを思い出します。これからの季節、夏に向けてお祭りが増えてきます。私もつけてみたいものの、イヤリングで耳を挟むのに慣れていないし、よく片方だけ落として無くしてしまうことがあります。ピアスでも無くすことがよくあるりますが(笑)。ピアスがあれば、いい存在感でつけてみたいと思いました。


夏のアクセサリーは、大きくそしてシンプルな物が多く、素朴だけれど、インパクトのある物が人気があるかも?!と思っています。是非、この夏、ちょっとしたアクセントにどうですか?虎竹で作ったイヤリングやアクセサリー。きっと、いい存在感を出してくれるのではないかと思いました。