濃紺の作務衣がトレードマークの竹虎スタッフ、寅子(とらこ)です。まだ竹について勉強中ですが、好奇心旺盛な寅子ならではの竹製品や虎竹の里をお届けします。

まだ間に合う、玄関飾り。

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お正月が来ると家でまったり過ごされる方や、親戚の家を回られたりと忙しい方もいらっしゃるのではないでしょうか。毎年、我が家のお正月は来客があったり、初詣に行ったりとなんだかんだでバタバタしています。今年も残すところ、後わずか。気持ちもさっぱりして新年を迎えるために玄関掃除をしていた時のことです。普段と変わらない我が家の玄関があまりにも殺風景な事に気づきました。


よくよく見てると、暗くて少し物悲しい玄関。気温も寒い時期ですし、気分も気のせいか明るくなりません。お正月にいらっしゃるお客さんのためにも、何かで飾れないかな。と考えたところ、去年の暮れに竹虎本店店長が「お正月飾りに菊炭がおすすめ。」と話していた事を思い出し、さっそく飾ってみることにしたのです。


菊炭だけでもシンプルで良いのですが、少し小物を増やした飾りつけにチャレンジ。小さい人形やリボンなど様々な小物と組み合わせましたが、菊炭は色が黒く小さめですので、何でも割と合わせやすいと思いました。これは、わざわざ新しい小物を買い足さなくても、家にある小物で飾れる気がします。ワクワクしながら何度も飾りつけ、最終的に私が選んだ飾りは「しめ縄風の布で菊炭を巻いたもの、赤いナンテンを一枝さした小さな壺とガラス素材の茄子の置物」セットです。


小物を多く使って華やかにしたのに、菊炭の存在感は負けていません。それどころか小物が派手目だと、反対色の菊炭がくっきりと目立ちます。自然ならではの菊状の形がとても綺麗。見ているだけで、心がほっと和みます。菊炭3個セットや菊炭5個セットに増やして、米俵に似せても良さそうだと思いました。米俵は、五穀豊穣の神大黒様を表すので縁起が良いものです。飾った後にセットで買えば良かったなあ!と少々悔やみました。


小さいので場所を取らず飾りやすいだけでなく、インテリア以外に木炭の消臭効果も期待しています。自画自賛ですが、いつもの我が家の玄関が洗練された空間のように感じました。仕事で帰宅した家族も、いつもと雰囲気が違う!と驚きの声が。干支竹ひつじも菊炭と一緒に飾れたらなあと飾り付けを考える日々が楽しいこの頃です。