濃紺の作務衣がトレードマークの竹虎スタッフ、寅子(とらこ)です。まだ竹について勉強中ですが、好奇心旺盛な寅子ならではの竹製品や虎竹の里をお届けします。

綺麗な音色♪竹炭マドラー

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綺麗な音色♪竹炭マドラー


竹炭マドラーは、竹の小枝そのままをこだわりの土窯で焼き上げたユニークなマドラーです。1本1本大きさや曲がり具合が異なっているので、自然の風合いが楽しいのも魅力的!!一見黒く見えますが、光に当てるときらきら...銀色に近い輝きを放ちます。お酒を入れたグラスを竹炭マドラーで混ぜてみることに。軽くて混ぜやすいのです。


「キンキン...カンカン...」


と金属に近い綺麗な音色が聞こえてきます♪


竹炭マドラーの材料はもちろん竹炭ですが、備長炭とあまり変わらないのでは...?と思い調べてみました。炭を拡大して見てみますと、目には見えない小さな穴が空いています。穴には臭いや有害な物質などを吸着する働きがあり、この穴の表面積は備長炭より竹炭の方が大きく、同時に吸着力も強い!!そうです。おまけに竹炭に含まれるミネラル分も備長炭より多い!!のだとか。備長炭も性質は基本同じですが、やっぱり機能性の高い竹炭を使いたくなります。


「なるほど。竹炭マドラーで混ぜるとお酒が美味しいわけだ!」


と一人納得したのです。


竹炭マドラーを通じ竹炭が気になり、生活を振り返ってみますと我が家の暮らしに溶け込んでいました。冬にはご飯を炊いて夏には飲料水に入れたりする竹炭、お部屋やトイレの消臭に使う竹炭...などなど♪竹炭には色んな役割があるようです。


どれも同じ方法で作られているように見える竹炭ですが、実は製品によって竹炭を焼く温度が違います!!消臭用の竹炭(バラ)は、土窯で400℃程度の低温で焼かれ、飲料水用の最高級竹炭(平炭)や竹炭マドラーは、800~1200度までの高温で焼いているのです。竹炭を焼く温度を変えるだけで、性質が変わることにびっくり!高温で焼くからこそ、あの美しいマドラーができるのだと知りました。知れば知るほど、面白い♪♪竹炭の魅力は尽きません!