濃紺の作務衣がトレードマークの竹虎スタッフ、寅子(とらこ)です。まだ竹について勉強中ですが、好奇心旺盛な寅子ならではの竹製品や虎竹の里をお届けします。

ついにニューヨーク出発!虎竹バッグニューヨーカー

虎竹バッグニューヨーカー


「来週はニューヨークやきね!」


そう言いながら竹虎四代目は近頃いっそう忙しくしちょります。来週、ニューヨークのJAVITS CENTERで開催されるCOTERIE(コーテリ)展に竹虎が参加しますぞね。なんとこちら、全米最大のファッション展示会だそうです!大きな展示会ですき、飾らせていただく虎竹バッグニューヨーカー(Tiger Bamboo's"New Yorker"bag)もよりかっこよく、お洒落になりましたぞね!ニューヨーク在住のバッグデザイナー中野和代先生にご協力いただきまして、ついに完成したがです。ハンドバッグとしてだけではなく、ショルダーバッグにも使えるようになりました♪


ところで、虎竹バッグニューヨーカーの由来を知っていますか?実はこのバッグのモデルはかつて日本で作られ海外に輸出されていたもので、実際にニューヨークでアメリカ人が使っていました。それを見かけた方がバッグを自分のものと交換してもらい、日本に帰ってきます。その後、網代編みの巨匠の渡辺先生の手元にわたり、渡辺先生の工房を伺っていた竹虎四代目が見つけてこのお話を聞いたということです。ニューヨーク帰りのそのバッグをモデルに、日本唯一の虎竹で復刻したものが虎竹バックニューヨーカー。太平洋を二回も超えたすごいお話ちや。


竹虎バナー


さて、展示で使うバナーが先日届きましたぞね。試しに壁に掛けたものがこちら。この幕を壁に張り、前には虎竹バッグニューヨーカーなどを並べるということちや。約高さ2メートル、幅3メートルの壁いっぱいに虎竹模様が広がって、真ん中には竹虎のロゴマークです。まっこと渋くてかっこいいちや!バナーが届いたときに竹虎四代目は大喜びして、さっそく写真をとっていました。


「一時間ばあ小躍りしてしもうた~」


と言っていましたから、よっぽど嬉しかったみたいぞね。本番のニューヨークが、今から楽しみですちや!寅子も竹虎四代目のからの土産話を楽しみにしちょります~~。虎竹と虎竹バッグニューヨーカーが海外の人にもたくさん見てもらえたらうれしいなぁ(^^)