JAPAN HOUSE Sao Paulo「日本唯一の虎竹と共に100年、持続可能な地域資源活用」

JAPAN HOUSE Sao Paulo「日本唯一の虎竹と共に100年、持続可能な地域資源活用」


日本の情報発信のために作られたJAPAN HOUSE Sao Pauloは、ロンドン、ロサンゼルスに先がけてブラジルはサンパウロのパウリスタ大通りというメインストリートにオープンしています。沢山の人々が集まる目抜き通りであり、建築家の隈研吾さんがデザインを担当した建物は温もりを感じさせる木が多用されていて周りの建物とは、まるで違う空気感が漂っていて圧倒的な存在感を放っていました。


JAPAN HOUSE Sao Paulo


スタートより来場者数も予想を大きく超えているそうで、平日にも関わらず多くのお客様が来られているのには驚きました。さらに、その一人一人の皆様が竹の芸術作品から日常使いの竹細工、竹玩具のようなものに致まで熱心にご覧になられ、連れ添って来られた方々と楽しそうにお話されているのが印象的で、ブラジルでの日本文化への関心の高さを肌で感じる事ができたのです。


JAPAN HOUSE Sao Paulo竹虎四代目講演


そんな中での「日本唯一の虎竹と共に100年、持続可能な地域資源活用」と題した講演にも立ち見がでるほどの来場をいただきました。サンパウロには日本からの移民として来られた方々も多いそうですが、高知県人会の会長様はじめ数名の方がご夫婦揃って来場いただいていた事にも感激たがです。


JAPAN HOUSE Sao Paulo「日本唯一の虎竹と共に100年、持続可能な地域資源活用」


自分にとっては当たり前の100年続いてきた虎竹の里の事をお伝えさせていただくだけだったのですが曾祖父から、祖父、父、そして自分が歩いてきた細い山道から虎竹を満載にして山出しする、ほんの数十秒の短い動画をご覧いただくと会場から大きな拍手が起こりました。しばらく声になりません。


JAPAN HOUSE Sao Paulo「日本唯一の虎竹と共に100年、持続可能な地域資源活用」


山の職人や、地域の人々、竹虎の社員にとっては何という事の無い日常が実は全く当たり前ではなく、他では決して見られない江戸時代から脈々と続くかけがえのない価値そのものだという事に改めて気持ちが引き締まる思いだったのです。


JAPAN HOUSE Sao Paulo竹虎四代目講演


本気の話、熱いモノがあふれ出します。日本とは時差が12時間もある地球の裏側のサンパウロ、皆様に虎竹の里の毎日をお伝えできる機会を頂けたことに心から感謝しちょります。


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