空から見る、竹トラッカー「チャレンジラン横浜」浜名湖の早朝

空から見る、竹トラッカー「チャレンジラン横浜」


自分の特技のひとつに、寝ようと思うとすぐ寝られて、起きたい時間に起きられるという事があるのです。これは明徳中高の6年間の厳しい生活の中で寝られる時に寝て体力を温存する(?)という環境が育んだ技です(笑)まあ、それはさておき飛行機に乗っても離陸前に寝て気づいたら目的地に着陸するのが大方なのですが、この時には、たまたま愛知県上空で目が覚めました。


渥美半島は100キロ歩け大会に参加で夜通し歩いた思い出もありますし、特徴的な地形なのですぐに分かります。画像では少し分かりづらいですが、左側中央に写る三河湾を過ぎて中央寄りに見える大きな湖は浜名湖、天竜川、大田川の流れが見えます。そう言えば夏の「チャレンジラン横浜」で宿泊した浜名湖畔にある東海道本線鷲津駅前のホテルnanvan浜名湖はあの辺だろうか?と思い出しました。


「チャレンジラン横浜」は、日本唯一の虎竹自動車プロジェクトで製作しました竹製電気自動車竹トラッカーで高知から横浜までの1000キロを走破したものなのですが、実はこの浜名湖から小田原までの2泊3日の道中は苦労の連続だったので、そのスタート地点となった浜名湖は本当に印象的に今でも、あの朝の事は鮮明に覚えているのです。


竹トラッカー


前日、ホテルに辿りついてベットに入ることのできたのは真夜中近くですが起床したのは朝3時半頃だったでしょうか。そのまま飛び起きて準備をし、まだ真っ暗で夜の気配を残した暗闇の道路へ竹トラッカーのエンジンをかけて走りだします。


これからの東海道は交通量も増え、大型トラックの行き交う日本の大動脈です。小さな竹トラッカーは最大速度が50キロしか出す事ができず、後ろに自動車につかれたり、大きな車に追い抜かれたりすると結構危ないのです。


まず当面の難関は、すぐに渡るであろう浜名湖にかかる長い大橋でした。ゴォォォォォーーーーー、早朝とはいえ遠くに車の行き交う音が聞こえてきていました。



「よし!行くぜよ」立ち寄ったコンビニで、竹トラッカー後部に取り付けた点滅ランプのスイッチをいれました。チッカチッカチッカ...。気休めにしかならないような小さな灯りかも知れませんが、あると無いとでは随分違います。小さな光に、大きな安心をもらって、ゆっくりと駐車場から走り出しました。


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