ストレートネックに首まくら、使い方と選び方動画

竹首枕


ストレートネックやクレーンネック、あるいはスマホ首というのをご存じでしょうか?スマートフォンを多用する事が多くなって、本来ゆるやかなカーブを描く首の頸椎が真っ直ぐになってしまう症状の事なのです。外反母趾は下駄を履いていた時代にはなくて、靴を履くようになってからできた足の現代病と言われますがそういう意味ではストレートネックも現代人ならではの症状かと思います。


竹首まくら


しかし、さすがに首という人の急所でもあり頭痛や肩こり、めまい、手足のしびれ、吐き気、自律神経失調と大変な症状にお困りの方が多いようです。そこで、そんな症状の緩和に孟宗竹の自然なカーブを活かせないかと製作したのが竹首枕なのです。


【竹虎】ストレートネック・スマホ首をストレッチ!曲線が効く竹首枕の使い方



まず動画で竹首まくらとはどのような物なのか?使い方についてご説明させていただきます。


【竹虎】竹首枕の選び方。理想の高さと調整方法!



天然の竹ですから大きさが実は様々なのです。同じような太さの竹を加工しましても微妙な乾燥ぐあいが竹の個体によって違いますので、完成品になってからでも高さが変化する事もあります。


人の体形も十人十色ですから、フィットさせるのが難しくもありますが高さの選び方や、調節の仕方も動画でご説明させていただいています。動画は、ごく簡潔に作っていてお時間とらせません、是非一度ご覧ください。


四種類の竹抱き枕

竹の抱枕


それにしてもニューヨークは毎日すごい日差しが照りつけて暑かった。空気が乾燥していて過ごしやすいと良く聞きますがいやいや滞在中は湿気も高くて南国高知の真夏ぐらいの感じやった。そんな猛暑にまだ身体が慣れていないのか、ちっくと(少し)目眩を覚えそうでしたが、実はまだ太陽がカンカン照っているうちは良いのです。これが、これからの雨続きの梅雨時になりますと更に不快指数はウナギのぼりとなり、ジメジメ、ムシムシの蒸し暑く寝苦しい夜がやってくるのです。


竹細工はひとつひとつ竹材の用意から完成まで手仕事で時間がかかるものばかりです。なので、まだまだ夏の事など考えもしていない春先から試作をして用意していた竹抱き枕は今年のは四種類にバリエーションも増やしちょりますぞね!


真竹抱き枕


例年の白竹抱き枕六ツ目70センチからご要望をいただいておりました長めの100センチサイズが新登場です。さらに、真竹の磨きの竹ヒゴを使い弾力を活かすことにこだわった長さ100センチサイズの抱枕が今年の人気となりそうな予感。本格的な夏到来の前にご用意しとうせよ。



日経MJに「注目の一品」として掲載いただいた竹炭敷きパッド

日経MJ掲載、竹炭敷きパッド


暑くなってきました、それもそのはず既に6月に入って今月はジメジメ、ムシムシの梅雨がやって来ます。さて、そうなると否が応でも思い出すのが少し前になりますが日経MJに「注目の一品」として一際大きな枠で掲載いただいた竹炭敷きパッドぜよ。


竹炭敷きパッド開発秘話


そもそもの作ろうと思ったキッカケが自分が「オヤジ臭い」「加齢臭」などと家族から言われるようになり消臭効果のある寝具を使いたいと思った事が始まりです。それでなくとも、汗や体臭が気になってくる季節でもあります、竹炭の消臭パワーは日頃から実感しているので、もしかしたら寝たきりの方など介護に携わる皆様のお役にも立てるのではないかと思いました。


竹炭敷きパッド


四大悪臭と言われるものにはアンモニア、イソ吉草酸、ノネナール、酢酸があります。竹炭にはこれらの物質を吸着する性質がありますが実は燃焼温度帯によってその性能に違いがあるのです。テストを繰り返した結果、400度の低温で焼かれた竹炭の樹脂綿が加齢臭の加齢臭の原因であるノネナールガスを86%も減少させていたの今回の竹炭敷きパッドには低温窯で焼かれた竹炭を長時間かけて微粉末にして使っています。


竹炭敷きパッド


試作段階からずっと愛用していますが、実は今年の3月にパリの展示会に参加させてもらった時にも一枚を持参してホテルで使っていました。もちろん消臭効果を期待しての事ではありますが、自分の場合は地元の山々で竹と向き合う竹炭職人さんの温もりまで伝わってくるような敷きパッドなので長い出張だと少し手放しにくいなあと思ったのです。


「加齢臭!?」この一言で作ることにした竹炭敷きパッド

竹炭敷きパッド、竹虎四代目(山岸義浩)


竹炭枕をずっと愛用していますが、これがなかなかエイのです。元々寝付きも良く、気がついたら朝という体質ですがこの枕を使うようになって更に眠りが深くなったと感じちょります。


自分は睡眠時間がそれほど長くはないのですが、1日は24時間そのうちの3分の1近くを布団の中で過ごすとしたら枕選びは、まっこと(本当に)大事だと思います。そして、布団もおなじように毎日長い時間お世話になるものなので少しでも快適なものにしたいと常々考えてはいました。ところが、そんなある日自分とは全く無関係であると思っていた「加齢臭」なる言葉を家族から聞きます。


竹炭敷きパッド


これが竹炭敷きパッドを作るキッカケとなりました。竹炭の消臭能力の高さは実感しています、ただ竹炭選びがひとつのポイントとなっていました。


最高級竹炭粒


竹炭には800度以上の高温で焼かれた竹炭と400度程度の低温で焼かれた竹炭があります。高温の竹炭は管理が難しくより熟練した職人の技術が求められるので価格的には高くなりがちですが、値段だけでは竹炭の品質は決まりません。


どのような用途に使うかが実は一番大切なことながです。今回の場合には寝汗の臭いや加齢臭など消臭対策を考えていました。


竹炭敷きパッド


アンモニア、酢酸、イソ吉草酸、ノネナールの四大悪臭と呼ばれていて、加齢臭の原因でもあります。最初の試作では高温で焼いた竹炭パウダーを使った樹脂綿を作って、関東の分析機関でテストしてもらったのです。


竹炭敷きパッド


しかし、その結果は自分が期待したようなものではありませんでした。高温で焼かれた竹炭は酸化物質と、より結合しやすくシックハウスの原因といわれるホルムアルデヒドなど有害物質の吸着が得意ですのででシックハウス対策には高温で焼かれた竹炭をお使いいただきます。


だから、ある程度の予想はしていましたが高温の竹炭で作った試作品は、やはりアンモニアの吸着が弱かったのです。そこで、今度は時間はかかりますものの低温の竹炭微粉末を一から作って樹脂綿も作り直す事にしました。そしたら何と3倍以上のガス濃度減少率で、正直竹炭の温度帯でここまで違うのかと驚きました。


竹炭敷きパッド、愛犬


動物は自分の身体に良いモノを本能的に見分ける力があるといいます。自宅に持ち帰ると愛犬は、さっそく喜んで使ってくれているのです。


磨きの竹ヒゴで編んだ、真竹抱きまくら

竹抱き枕、竹虎四代目、作務衣


古い校舎で素晴らしい飴色になった竹抱き枕を発見した話題がでましたので、今年の夏に向けての新製品を少しご紹介したいと思うちゅうのです。


竹抱き枕は竹婦人(夫人)、筒枕などとも呼ばれて実は昔から夏の暑さを緩和させるための道具として作られてきたものです。日本だけでなく、いえむしろ日本よりも赤道に近い東南アジア一帯で使われていて、形も編み目もほとんど同じような竹細工を各国で見る事もできるのです。


現在の日本にはエアコンがありますので、夏の夜の寝苦しさを知る人がもしかしたら少ないのかも知れませんが、冷房が苦手な方もおられますし昔ながらの智恵を活用すれば設定温度を上げて節電にもなるのです。


真竹抱き枕六ツ目(磨)


竹虎で定番にしています六ツ目編みの抱き枕は、白竹をしっかり編み込んだタイプです。少しくらい力を入れて押してみてもビクともしない強さが持ち味でしたが、磨きの竹抱き枕は竹表皮部分を薄く剥いで肌触りの心地よさ、弾力のある竹のソフトさを追求した磨きタイプをご用意することにしちょります。


また、サイズは70センチでしたがもう少し長いものが欲しいというお客様の声にお応えして100センチの長さのものを準備しております。日本の夏は高温多湿、あのムッとするような熱気、ムシムシする梅雨時の湿気など本当に寝苦しいものですが、そんな熱帯夜を自然の感触で少しでも心地よく過ごしていただく心強い竹があるがぜよ。




季節外れの竹抱き枕

竹抱き枕(竹夫人・竹婦人)


東京のテレビ局から電話があって白竹抱き枕ゴザ目について色々とお話しをさせて頂く事になったがです。こんなに秋も深まった季節外れの時期に竹の抱き枕かにゃあ...?不思議に思いよりましたが、どうやら何か別の話題があって、それに付随しての紹介のようですぞね。竹の抱き枕は、竹夫人(竹婦人)とも言われちょります。普通の抱き枕は一年通して使えるものがあるかと思いますが、竹の場合は、竹編みの空洞が風通しがよく、竹表皮の清涼感と共に夏の暑い時期にだけ多用されるものなのです。


温暖化もあってか夏の電力消費量は凄いものがあるようです。そんな中、環境意識の高まりや節電を考える中でエアコンの設定温度を上げるための工夫が、いろいろとされてきちょりますが 竹の抱き枕もそんなアイテムの一つとして注目されているのです。これも別に新しいものでも何でもありませんぞね、団扇くらいしか涼をとる手段の無かった頃には重宝されてきた快眠グッズであり、目新しいモノだと言うていただく方がおられましたが、実は日本人が忘れてしまっているだけの竹細工ながです。


韓国の竹抱き枕


もっと言うたら竹は熱帯性の植物で東南アジア一帯にあり、各国でその地域にあわせた竹細工が発展、継承されてきちょります。お隣の国、韓国でも竹抱き枕は同じような形のものが編まれよりました。韓国の若い方達にしても、もしかしたら日本同様に竹の抱き枕などご存じない方が多いかもしれませんが竹の本場、潭陽(タミャン)では竹職人さんが編まれていたのを拝見した事があります。美しい竹林が広がる土地柄もあり、竹への親しみが深く、地域ぐるみで竹文化を盛り上げていこうという人々の思いが伝わる街なのです。


台湾の竹抱き枕


同じように台湾にも形がそっくりな竹抱き枕がありましたぜよ。このような竹編みを拝見する度にアジアは竹で繋がっちゅうという思いを強くするのですが、近年は、どこともエアコンが普及しちょりますので本来の使い方もありながら、照明器具やインテリアとしての使われ方も多いように思われました。また、アジア各国の街で売られています竹製品の中には中国製のものも予想以上に多いのです、だから、もしかしたら輸入の竹抱き枕などもあるのかも知れませんにゃあ。


竹抱き枕(竹夫人・竹婦人)


もう何年も前になりますが、ただの六ツ目編みの抱き枕では面白くはないと思うて、自分がデザインを描いたものを職人さんが形にしてくれたのが今の白竹抱き枕ゴザ目ぜよ。海外で見かける竹抱き枕は、竹表皮部分を剥いだ磨きの竹ヒゴで編まれたものが多かったのですが、より強度を出して耐久性を高め、竹肌の触り心地をヒンヤリさせるために白竹を使うちょります。熟練の竹職人が編み上げる竹の曲線美を、ご体感いただきたいと思うちゅうがぞね。


ストレートネックとは?

ストレートネック


ストレートネックという言葉を何度か聞くようになりましたぞね。直訳したら「真っ直ぐな首」いう事ですろう。ちょうど虎竹の里の竹達も今の時期には筍から成長して、親竹と同じように真っ直ぐに天を目指して伸びていきます。だから「ストレート」という事は、別に悪い事ではないのではないろうか?素人考えにそんな風に思うたのですが実はこれが大きな間違いやったがぜよ。元々人の首の骨は、ある程度湾曲しているのが普通のようなのです。それが近年のパソコンを使った仕事やスマホ時間が飛躍的に伸び、常にうつむいた姿勢でいる方も多なっているのはご存じの通り。そして、この姿勢の悪さがストレートネックに繋がっているそうながです。


田舎に暮らしているとスマホをされる方は、思うほど目立つ事は無いがです。車での移動ですし、あまり待ち時間がないことが多いからかにゃあ、などとも思うのですが。ところが、都会に行くと電車であったり、街中であったり、ほとんどの方がスマホ片手に思い思いの時間をすごされよります。ある時など、夜遅い電車に乗りましたら10人中7人くらいがスマホされゆう。まあ、そういう自分も退屈なのでスマホを片手でしたが(笑)。


なるほど、こうやって知らない間に、うつむき姿勢が当たり前となり、頭痛や肩こり、首の痛みなど色々な症状が現れる、ストレートネックとなっていくようなのです。まっこと、肩こりだとか、何だと言えば昔はお年寄りに多いものだったのが、最近は中学生、高校生に増えている聞きましたが、やはり生活習慣の変化がもたらす現代の弊害の一つかも知れないのです。


ストレートネックに竹半円枕


さて、そんなストレートネックの改善に大きく力を発揮しているのが、カマボコ状の形をした半円枕ながです。お客様からのメールでは、ストレートネックで、どんな枕でもダメだったのが、竹の硬さがちょうど良かったようで人生で一番の買い物かも...と、本当に嬉しいお声をいただいているのです。


自分も猫背で姿勢が悪いうえに首や肩が張って痛いことが多々ありますきに、今回、何度も試作しながら改良して出来上がった竹半円枕を、実は、真っ先に使ってみたのです。竹虎は竹専門店ですきに、硬い孟宗竹を半割にして製造しちょります。最初使いはじめには首が痛いと感じていたのですが、だんだんと慣れてきて今では普通に使うことができますぞね。


先ほどのお客様は硬さが身体にあわれて、「枕に頭に載せたくて、仕事帰りの電車の中でもウキウキしています。」とまで書いて送っていただいちょります。竹の硬さは他の素材の硬さとは又違う、優しさと温もりがありますけんど、これは個人差があるのかも知れんと思うちゅうのです。


半円という形状を考えた時、竹ほどピッタリの素材はないと感じましたけんど、太さや質を厳選せねばなりません。けんど孟宗竹は、ほとんど無尽蔵というてもエイくらい材料は豊富です。人の手を入れずとも毎年筍が生えてきますぜよ。継続利用可能な唯一の天然資源と言われるだけあり、竹は、わずか3年で伐採できて製品への利用もできるのです。竹の硬さ、清涼感を活かすために枕上部に8個の穴を開け、両サイドの切り込みも入れて通気性を十二分に考慮した形にもこだわりました。一人でも多くの方のお役にたてる竹がお届けできたら、現代の日本では、出番が少なくなりつつある孟宗竹も、きっと山の竹林で皆と手に手を取りながら喜びあうと思うちゅうがです。


今年も限定、国産天然竹の快眠マット

国産天然竹の快眠マット


職人さんがお仕事を辞められるという事で、長い間続いてきた竹マットの製品が姿を消すかと思い非常に残念やったがです。以前なら快眠マットだけでなく、ソファ掛けや車の座席用、玄関マットなど、色々と製品のラインナップも豊富やったがです。


もう何年前の事ですろうか?変則的な間取りの室内用に別誂えの竹マットをあれこれ相談しながら製造したのが、まっことつい昨日の事のようながです。けんど、あのマットは喜んでもろうたにゃあ。部屋に敷き詰めた時には、アッと言うたちや、圧巻やったがぜよ。


そんなエイ時代を経て現代、やはり時代の波ですろうか。安価な海外からの製品が沢山ある中では大掛かりに製造する事もできず、いよいよ昨年、製造中止という事になりましたけんど、他に国産の竹マットなど、何処を探しても見あたりませんきに、何とか今回だけ言うて限定で昨夏は製造して頂いたがです。そして、ついに今年本当に最後ですと職人さんが話します。自分も、もうこれ以上は無理も言えませんちや。長い間お世話になり、ご夫婦で頑張ってこられた職人さん。心からお礼を申し上げたいがです。


さて、けんど国産天然竹の快眠マットは自分自身も愛用するファンのひとり。なにせ日本一暑い高知県、なくてはならない夏の快眠の秘密兵器ぜよ。冷えすぎるエアコンがあまり好きでないできすに、こんな昔ながらの方法で涼を求めゆうがですが、同じような方が、きっと居られるはず。そして、やはり国産のしっかりしたものを探しやあせんろうか?いやいや結構大掛かりな機械も使いますけんど手作り商品には変わりません。今年の夏は、ちっくと間に合わんかも知れませんけんど、次の夏に向けて何か方法がないかと思案中ながぞね。


青竹抱き夫人(婦人)

青竹抱き婦人(夫人)


冷房のない昔から竹の抱き枕が使われてきたというお話は、何回かさせていただいた事があるかと思うがです。抱き夫人(婦人)などとも言われる筒状の細長い竹編みですけんど、竹のヒンヤリした特性、編み込みの中の空洞は風通しも良く、文字通り頭に使う枕にしてもエイですし、足をのせても気持ちエイ。いろいろ使うてみると、まっこと先人の知恵には感服してしまうがぜよ。


近年は温暖化とか言われちょります。実際、都会に暮らす皆様よりも田舎の自分達の方が、山や海や動植物の変化を身近に感じる事が多いかと思いますが、そんな環境への関心の高い方も本当に多くなり、エアコンは最低限にして出来るだけ自然な涼味を求める。そういう方が増えてきたのではないかと思うがです。数年前に比べますと、お陰様で少しづつながですが、竹の抱き枕の認知度も上がってきた言う事もありますろうか?本格的な夏が近づくにつれて抱き枕への問い合わせも多くなり、ボチボチと忙しくなりつつあるがですぞね。


けんど、先日ふと見かけた抱き枕がこじゃんと良かったちや。普通は白竹や竹表皮を薄く剥いだ磨きと呼ばれる竹で編み込まれるものが多いがですが、これは何と青々とした真竹でしたぞね。見た目にも涼しさを感じて、熱帯夜でもグッスリぜよ。ただひとつ、この清々しい色合いが長続きせんことが弱みというたらその通りながですけんど、インパクトあるぜよ、真夏の夜もドンと来いやにゃあ。


竹夫人(竹婦人)

白竹抱き枕(竹夫人)


竹夫人(竹婦人)をご存じですろうか?実は日本だけでなくアジア一帯で昔から広く愛用されてきた快眠グッズのひとつながですぞね。この画像は、その竹夫人の先端部分。竹をしっかりと編み込んじゅうのが分かるかと思いますぜよ。


さて、まっこと早いもので3月も今日で終わるがです。1月はいぬる、2月は逃げる、3月は去る等と言われますけんど、その通りながぜよ、2014年が始まったばかりと思いよったら、早くも明日から4月になるがです、けんど4月となれば、さすがの南国土佐でも、まだまだ寝苦しいとまでは行きませんが、そろそろ暑い季節の快眠対策を考えてもエイ頃ですろう。なにせ暑い季節は日中の体力消費が大きいがです。それでなくても夜はしっかり休んで力を蓄えちょかんとイカン。けんど6月、7月...梅雨の頃らあはムシムシして、ああ、、、考えただけでも汗がにじみそうやにゃあ。


今年のはじめにお伺いしちょりました山形で、竹に雪が降り積もる光景を拝見させていただきましたちや。真っ白い雪の世界に青々とした葉を繁らせる竹とのコントラストは、いつまでも眺めちょりたいほど美しいものやったです。竹と雪は結構似合いますちや、自分も大好きながぜよ。だから、寒い地方にも竹は沢山あると考えられちゅう方も、もしかしたら案外とおられるかも知れんがぞね。けんど、竹は南方系の植物で東南アジアらあにも多いがです。


高温多湿な地域で少しでも涼を求めたい。そんな先人の思いと知恵が生んだのが竹夫人(竹婦人)。身近にある竹を使うて抱き枕に編み込み使われてきたがです。日本でも扇風機やエアコンなどがなかった昔にはあったと聞く竹製品、なんとか復刻できないろうか?もう十数年前になるがですが試行錯誤しながら、何とか今の形の竹抱き枕を完成させる事ができましたぜよ。


今の時代は便利な電化製品もいっぱいありますけんど、節電の方やエアコンの冷えすぎに注意される方に、ちっくとづつ見直されてきちょります。竹の自然な涼味を活かした快眠グッス、職人も今から大忙しになりますぞね。