64回目の会社設立記念日の朝

竹虎社員


自分が入社してからでも30回を数える設立記念日の朝ですぞね。竹虎は大阪天王寺で竹材商として明治27年に創業しました。皆様のご愛顧のお陰で自分で四代目。121年もの長きに渡り竹を扱わせて頂いちゅうがです。けんど、今日の朝はまたちっくと違う記念日となりましたぜよ。それが、目標達成した「日本唯一の虎竹自動車プロジェクト」です。


竹虎の長い歴史の中では様々な竹製品を扱うてきたかと思うがですが、まさか、竹で自動車とは...先人の皆様もちっくと驚いちゅうかも。いやいや、よく考えたら元々の車といのうは、荷車にしろ、エンジンのついた初期の車にしろ木製やったのでは?だから、意外と初代宇三郎あたりは「ふふん、曾孫が何をやってんねん?」と鼻で笑うてくれゆうかも知れませんにゃあ。


笑いよれ


けんど、今の時代に竹の車というのは、なかなか画期的というか周りの人は一目見ただけでアッと驚くと思うがぜよ。そして、もちろん、そんな今まで誰も見た事のない、日本唯一の虎竹の車を作るつもりながです。


昨日はクラウドファンディング成功の報告を会社の朝礼でしたら拍手喝采が起こって、どうやら自分達が沢山の方に支持されちゅう事、沢山の方の期待や、応援の声を頂いている事は社員ひとりひとりにも何となく分かったかと思うのですが、竹に毎日触れている社員でも分からないものが、あまり竹に馴染みのない方に分からないのは当然ですろう。


筆文字


インターネットが普及したというても新しいサービスや知らない仕組みは何やら怪しいと思われたり、警戒することは当然やと思います。むしろ、そうでないと情報化社会は乗り切って行けませんろう。本人の自分さえ確実に分かっちゅうことは、開催する方も、お客様の方もお互いにリスクは無さそうという事だけ。


それにしても、8月末からクラウドファンディングを開始した当初、あまりの反応の薄さに、一体どうしたらエイろうか?思わず筆を取って書いた言葉の一つがこれ。そして、もう一つ。別に誰か他の人に対して書いたものではないがです。弱い自分に言い聞かせたがですぞね。


アクセル全開


自分にとっては、とても大きな目標やったので、毎日本気でやらないと、とても達成できないと思いよりましたが、アクセル全開で踏むことは難しいです。全開のつもりでも、今思えばどうやったろうか?実際の道路でも余程見通しが良く、道幅の広い高速道路のような道でないと危なくて踏めません。


怖々でも踏むことが出来たのは、道のずっと向こうまで見渡せるような広い場所に導いていただいた皆様のお陰なのです。ありがとうございました。


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