国産の棕櫚たわし

国産束子


昨日のJR安和駅の写真にも写っちょった、びっくと南国の雰囲気を醸し出す棕櫚(しゅろ)の木は分かりますろうか?「安和」(あわ)と書かれた看板の下に写ってますが、この木から棕櫚箒やら、棕櫚のたわしの原料となる木ながです。普通に販売されよります。


束子はパームで作られるそうやけんど、昔ながらの棕櫚たわしを今でも作りゆう職人さんがおられると聞いてこじゃんと興味がわいたもんやきに、びっくと見学させてもらいに行っちょりました。


束子製作


見よったから簡単そうなけんど、経験上、簡単そうに見える技術ばあ難しいもんは無いきに、ちょうど居合わせちょった役所の方も、うん、うん、うなづきながら、


「一度やってみたけれど、全くできなかった」


と腕組みして言いよりました。


棕櫚束子は、食器やモノを洗うのかと思いよったら身体を洗うのがに最近は見直されちゅうと言うことやきに、ワシもいくつか頂いてきて使うてみよります。竹酢液のお風呂にゆったりと浸かった後に、痛いので足の裏とかカカト、肘など、皮の厚いところから始めよりますけんど血行が良うなりそうで、なかなかエイもんぜよ。


けんど同じように見えてまっこと違う束子があるもんじゃ。値段は結構高くなってくるけんど、この製造の手間や、職人技を見せてもうろたら、こりゃあ、こじゃんと(とても)値打ちがあるぜよ。なんとか国産束子も見直されるようになったらエエけんどにゃあ。


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